こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
最近急激な円安が進んでおり、1ドルが150円を突破する日もでてきています。
実に32年ぶりらしいです。
日銀が為替介入をして為替を抑え込もうとしているようですが、それは一時的なものにすぎません。
ここから当分の間、円安は継続し、より円安方向に進むでしょう。
以下は、ここ4年のドル円の動きです。
2021年後半から急激に円安が進んでいます。
色々なものが値上げされ、我々の暮らしにも大きな影響が出始めています。
以前(2022年6月)にも円安の記事を書かせて頂きましたが、その時は135円でしたから、さらに15円も円安が進んでいます。
今回は、円安のメリット・デメリット、ものの価格高騰について書きたいと思います。
円安のデメリットばかりに目がいきがちですが、メリットに目を向けて自分のプラスにしていきたいですね。
円安に関心がある方、投資をしている方におすすめの記事になります。
目次
円安とは?
円の価値が他の通貨と比べて相対的に低いことを指します。
例えば、1ドル100円であったのが1ドル150円になったとします。
30,000円持っていたとすると、1ドル100円のときには300ドルを購入できます。
しかし、円安が進み、1ドル150円になると購入できるドルは200ドルになります。
このように、円安になると交換できる外貨は減ります。
つまり、円の価値が低くなったため、交換できる外貨が減ったということになります。
円安の影響
円安になった場合、外貨を持っている人(外国人)にとっては、日本でものを買うと安く買い物ができます。
そのため、日本に来る外国人観光客が増えます。
観光客相手のお仕事をしている方にとっては、忙しくなり、収入は増える傾向になります。
また、輸出に関わる企業は利益を得やすくなります。
普段と同じ量の商品を販売しても得られる外貨が増えるため、業績は上がり、社員にとっては給与増につながります。
一方で、ガソリンや小麦などの輸入に頼っているものの値段が上がる側面もあります。
まさしく、現在いろいろなものの値上げがされています。
これがインフレです。
輸入したものを国内で加工して販売している企業であれば、仕入れコストが増え、販売量が変わらなくても利益が減る可能性があります。
それに伴い、その企業で働く人の収入が下がる恐れもあるでしょう。
円安のメリット
円安になると、海外では日本製のものの価格が下がり、売れやすくなります。
そのため、輸出関係の企業では利益を得やすくなるでしょう。
また、外貨建ての資産を持っている方にとっては、資産価値が増えることになります。
円安のタイミングで外貨建ての資産を円に交換すれば、外貨建ての資産を購入したときよりも多い円を得ることが可能です。
円安のデメリット
円安になることで輸入品が高くなるため、輸入関係では利益を得にくくなります。
また、海外旅行に行きづらくなります。
例えば、ドルの価値に比べて円の価値が低くなっているときであれば、ドルを通貨とする国々の物価が通常以上に高く感じます。
ホテル代や飛行機代が通常以上に高くなるだけではなく、現地でのショッピング代や飲食代も円高時に比べると割高になります。
今後の為替の見通し
アメリカなどの日本以外の先進国は、物価上昇を抑えるために段階的に金利を上げています。
しかし、日本はその反対で、金利を抑え込む政策をしています。
このように正反対の政策をしています。
なぜ日本がこのような正反対の政策をしているのかは、金利を上げると困ることがあるのか、すごく深い考えがあるのか分かりません。
調べて分かれば、また記事にさせて頂きたいと思います。
金利とは、お金を一定期間貸し借りする際の値段です。
例えば、100万円を1年間借りるとして、そのとき2%の金利を約束した場合には、1年間に2万円というのが、100万円を借りる値段であると言えます。
銀行預金をするときの定期預金の利率(金利)、株式投資をするときの配当利回り、住宅ローンやカードローンなどでお金を借りるときに支払う利息(利子)など様々です。
お金を投資する場合、アメリカと日本のどちらに投資するかというと、金利が高いアメリカにするというのが自然な流れです。
日本に投資するというもの好きはいないと思います。
つまり、円を売って、ドルを買うわけです。
そうすると、円安がどんどん進むのです。
今後もアメリカと日本の政策は正反対であるため、円安はさらに続くことが簡単に予測できます。
今の大方の予測としては、日銀の黒田総裁の退任が来年4月なので、それまでは今まで通りの政策が継続されます。
つまり、少なくともそれまでは円安はさらに進み続けるということになります。
円安時代の暮らし方
円安になって物価は上がっても、金利は上がらず、給与も大きく上がることはないという苦しい状況です。
世界的に見て、日本人はどんどん貧しくなっています。
そんな円安時代は、海外旅行より国内旅行、海外製品より国内製品を買うことです。
海外旅行や海外製品を買うと、金利差分高い値段で買わなければいけなくなるからです。
日本製品でも、海外の材料を使っているものがほとんどなのでやや割高ですが。。。
これは、出費を抑えるためです。
今日本では、全国旅行支援を実施しています。
国内旅行であれば、お得に旅ができます。
以下の記事で全国旅行支援の紹介をしていますので、宜しければご覧ください。
そして、もの・サービスを売る際には、外国人に売ることです。
外国人から見ると、金利差分で安く買えるわけなので、売れやすいです。
最近海外旅行者の制限が解除されたので、外国人相手のお仕事は少し価格を高めにしても売れると思います。
もし、現在国内向けのお仕事をされている方は、海外向けのお仕事を検討されるのも良いと思います。
外国人相手の副業で始めてみるのも良いと思います。
これは、収入を維持・増やすためです。
一方、円安に強い日本企業への投資もおすすめです。
外国人・外国企業相手の商売をしている企業は業績が上がりやすいので、株価も上がる可能性が高いです。
これは、資産を増やすためです。
このまま円安が継続、進むことを考えれば、円安時代を賢く生き抜くために今から準備を進めておくべきと考えます。
このような環境変化に対応する力が、生き抜くためには必要と思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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