10月12日
子どもと髪の毛を切りに行った。
朝、出掛ける際に、マンション管理人のM氏が空を見上げているのを子どもが発見し、「Mさーん、なにみてるのー?」と質問しながら駆け寄っていった。M氏が「んあーん?パイプが壊れてないか見てんだぁ」と言うと、子どもはM氏の周りを物凄いスピードで走りながら「なんでみてるのぉ?」と質問を重ねる。優しいM氏はさらに「壊れてたら水が漏れんだろぉ?そうなったら……」と説明してくれるが、子どもは物凄いスピードでM氏を置き去りにして走っていくので、わたしがM氏の話を最後まで聞き「パイプも古いですもんね」とコメントするなどし、世界で最も心の通い合わない会話を繰り広げた。
お昼ごはんは、吉祥寺のおいしい焼き鳥やさんの玉屋へ。満足度の高い焼き鳥を食べることができて幸せだった。子どもは焼き鳥の名店の椅子の上に立ち続けていた。
10月13日
恐竜ロボットがくるというので、高田馬場まつりへ。
高田馬場まつりで例年大人気のトーマス列車も走るというので、子どもは全くトーマス好きではないが、一応乗っておこう、ということで、早めに家を出た。一番早い時間帯の整理券が入手でき、トーマス列車イベントが始まってすぐに乗ることができた。しかし、トーマス列車、とても狭い車両内に、3家族(恰幅のいい父&子ども、恰幅のいい父&子ども、貧弱なわたし&子ども)がひしめき合い、みんなが膝を突き合わせた状態で、子どもは出発30秒後には「もう、おりたいなぁー。いつおりられるのかなぁー」と言っていた。
午後は、新宿西口公園の遊び場に行ってきた。
子どもは走ることが好きで、あまり遊具にはまるタイプではないのだが、ここの滑り台には異常に魅了され、「もう一回滑る!!!」と30回くらい滑っていた。それなりに高さのある滑り台のため、子どもにはわたしや夫が付き添っていたのだが、うちの子どもが魅了されるくらいなので、その滑り台は様々な年齢の子どもたちに大人気でカオス状態であった。わたしや夫は「横入りしないでー」「じゅんばんじゅんばんだよー」「ちょっと待ってー」「横入りしないでー」「ん?きみは滑るのかな?滑らないのかな?」など子どもたちを統括する立場となっていた。
10月14日
仲良くしている近所のK家と井の頭自然文化園でピクニックをしてきた。
わたしは、同じ乗り物に乗っている子どもたちを「こっち見てー!」「かわいいー!」などとキャーキャー愛でながら、写真を撮りまくる想像をしていたのだが、実際は、自由奔放な子どもたちが同じ乗り物に収まることは一度もなく、2家族はバラバラに「猿を見ています」「コーヒーカップに2回乗って酔いました」などという報告がLINE上でなされたりしていた。わたしがなんとか撮ったものはというと、コーヒーカップで子どもにコーヒーカップをぐるぐる回されて徐々にわたしが無言になっていく動画と、K家ママが子どもちゃんの顔を顔はめパネルの穴にフィットさせようと、パネルの裏で子どもちゃんを抱っこして踏ん張っているK家ママの足が非常に印象的な、顔はめパネルの写真のみだった。
夜眠るとき、子どもが「大人になったらママを自転車に乗せてあげるけど、〇〇(子どもの名前)は速いから、ママ、大丈夫?」と聞いてきた。「乗せてくれるのはうれしいけど、速くて落ちちゃうかも知れないからゆっくり走ってくれる?」と言うと、なぜか子どものツボにはまったようで、大笑いしてよだれを垂らしながら「◯◯は速く走るよ!!!ママ、大丈夫なのぉ???」と煽ってきた。その30秒後には、寝息を立てていた。
三連休、たのしかったね。