今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」
今更NISAについての説明は要らないだろう。
それくらい世の中に浸透しているのではないかと私は思っている。
もしかするとふるさと納税以上に・・・それはないか。
ちなみに、今日証券会社からかかってきた電話に出たら、ご挨拶っていう名目で商品の売り込みが始まった。NISA口座も今や2400万以上開設されているのでどうですかって言ってきたので、「そのうちの大部分がネット証券で、あなたの証券会社での開設数は少ないのじゃないの?」って返してあげましたけど。
そのNISA口座の話なのだが、以前私のブログでも書いたとおり、ポイント欲しさに楽天証券からSBI証券に乗り換えて今年から新NISAを始めたものの、SBI証券のポイント制度変更により戦略の変更を余儀なくされてしまいトホホの1年になったのです。
下のイラストを見て、あなたはどう思いますか?
(1)NISAって、だんだんとお金が増えていくんだ
(2)意外と軽いコインなんだ
(3)今度こそちゃんと上に乗っかるかな
私はこのイラストを見る度に、順調に増えていっている自分の資産を期待していたのだが、今年1年間を振り返ってみて、実はこのイラストに描かれているお金は買い付けするために支払ったお金であって、『増えている』と思っていたのは単なる自分の妄想に過ぎなかったことがわかったのである。
『J-REITは今が買い場』『出遅れたJ-REITは今年は上昇』『高配当で今後値上がりも期待できるJ-REIT』云々・・・。いったいどれくらいJ-REITを勧めた専門家の記事が一昨年~昨年にかけて出回ったのだろう。専門家が言うから間違いはないだろう。『素敵なアドバイスをありがとう!』とばかり鵜呑みにして飛びついた私も悪いのだが、振り返ってみたらクソバイスばかりじゃん。
昨年は240万円をNISAに投入。その結果、現在の残高は2,263,200円で、実にマイナス136,800円、5.7%の損失だ。
その内訳はこれ。
見ての通り、J-REITは全滅。すべてが元本割れだ。購入した240万円分のなかで購入価格より成長したのはNTTだけ。やはり、安い時に買うっていうのがセオリーなんだなって実感した次第です。そしてプラスにもマイナスにもなっていない唯一の銘柄が、アジャイルメディア・ネットワーク株。まあ、これはテンバーガー期待で買った株なんだけど、未だに目が出ずといったところか。でも今見て気付いたんだけど、2か月前に少しの期間だけ買値の1.5倍まで爆上げしてたんだ・・・。知らなかったぜ。
J-REITで特にお勧めって書いてあった大和証券リビングは買値から18%も下落。こんなに下がるなんてねぇ・・・。これのどこがお勧めだったのだろうかねぇ。
さて、みんなが将来に備えてせっせと貯めている新NISAで、初年度から136,800円を失ってしまった私だが、もしかすると分配金・配当金で相殺できるかも・・って思って計算してみた。
結果、分配金・配当金の合計額は75,582円。相殺してもまだ61,218円の損失となった1年間だった。
NISAで非課税の配当金をもらって生活費の足しにしようと思い立ち、経済専門家の言うとおりに虎の子の退職金を新NISAに早々とつぎ込んだ結果、1円の利益も得ることなく見事に減らしてしまうなんて、NISAはやっぱり怖い?
う~ん。。。2005年の今年はNISAの成長枠を使わず、元本保証で今なら0.8%の金利がつくソニー銀行に預けたほうがいいのか。240万円の元本があれば15,300円程度の利息はつくし、元本も減らないので、来年の今頃に悩むことはないと思う。
そりゃできれば2005年はJ-REITが回復して買値よりも上昇し、配当金も受け取れる二重の喜びに浸れる年にしたいけれど、また捕らぬ狸の皮算用になりそうでやっぱり怖いなぁ。
まあ3月頃までゆっくりと考えてみようとするか。