面白くて一気見した。
◆制作
日本 2015年
◆キャスト
◆あらすじ
日本 2015年
◆キャスト
松下奈緒
古田新太
田中哲司
要潤
藤井美菜
温水洋一
野間口徹
『MASTERキートン』などの原作・脚本を手がけた長崎尚志のミステリー小説を連続ドラマ化。
人気漫画家の阿島文哉の一周忌に未発表作品が発見された。その隣りにはなぜか35年前の未解決連続女性失踪事件の記事も置かれていた。作画は阿島のものだが、作風に疑問を持ったた夫人は、本当に夫の作品なのか調べるようにアジマプロの部長に頼む。
そこで、漫画に疎い元警察官で調査員の水野優希と、漫画の蘊蓄を語らせたら右に出る者がいないフリーの漫画編集者・醍醐真司が調査することになった。
醍醐はその物語の構成、構図、背景やシャドーの描き方、癖、ペンや道具の種類などから描かれた年代と作者を炙り出していく。
調査を進めていくうち、漫画の中に35年前の未解決事件と酷似している箇所を発見し、恐ろしくも哀しい真犯人の手がかりまでもが潜んでいたことに気づいてしまう優希と醍醐。だがそれは、新たな事件の幕開けに過ぎなかった。
果たして迷宮入り事件の真犯人は阿島なのか。他に犯人がいるとしたら、何の為に書かれたのか。優希と醍醐は協力して難事件の謎を解き明かしていく。
***
1つ謎を解くと次の謎が出てくる感じで、ついつい追いかけたくなる感じが面白かった。きっかけは漫画の中に事件の目撃者がいたことが描かれていると気が付いたこと。続編があると思った醍醐はその作品を探し始める。一方、優希は阿島に似た絵が描けるのは森田と言う人物だと聞きこむ。森田は凶暴な目をした男だったとも。
家族や夫から逃げていた優希、しがらみや妻から逃げていた醍醐。2人が事件を追う中、優希が姿を消す。漫画のままなら優希の身が危ないと思う醍醐は優希を救う為翻弄する。
漫画にうとい調査員の水野優希がいい。知らないのに知ってるわって振りしてみるもばれてたり、興味がある時とない時の態度の差も正直でいい。松下奈緒さんが大げさな演技じゃなくはまってる。そんな優希とコンビを組む醍醐を古田さん。漫画にすごく詳しく信念みたいなものさえ見えるおじさんがまたはまってた。
おまけに周りを固めてる俳優陣がまたいい。田中哲司、要潤、温水洋一、野間口徹、池田鉄洋、モロ師岡、ベンガル、石丸謙二郎、藤田弓子、真野響子、森本レオ、平田満。そつがない。物語に入り込んだ感じを覚めさせずにのめりこませてくれた。