エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
内田春菊「あたしのこと憶えてる?」の解説から - mmpoloの日記
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
内田春菊「あたしのこと憶えてる?」の解説から - mmpoloの日記
内田春菊の短篇集「あたしのこと憶えてる?」(中公文庫)の解説を漫画家の瀧波ユカリが書いている。 本... 内田春菊の短篇集「あたしのこと憶えてる?」(中公文庫)の解説を漫画家の瀧波ユカリが書いている。 本書の登場人物たちが行うセックスは、一部の例外を除けばべつだん過激でもアブノーマルでもない、愛撫と挿入のベーシックなものがほとんどです。なのに、自分が常日頃やっているものとは全然違う。絶対違う。 例えば。 「舐めるの上手なの、思い出しちゃうよう……」 「舐めてやるよ。そこを」 「ああ。舐めて。あたしにも、させて」 「させてやるよ」 「おいしい。あんたの、おいしいの。いっぱい、食べさせて。舐めてるだけであたし、もう……」 そう、彼らはセックスしながら実によくしゃべっているのです。感じながら、乱れながらも対話をおろそかにすることはありません。お互い声に出して求め、応じ、感想を述べ、実況を中継し、責め、許しを乞うています。そして、対話することによって、セックスそのものに明確な起承転結が生まれているので