文科省や中教審は、小手先だけの策を検討しているのか?全国各地の学校の先生たちは、どう見ているだろうか。 最近、こんなニュースが次々と報じられている。 ●学校の働き方改革の一環として、年間の変形労働制の導入を検討。 ●新指導要領で、総合的な学習の時間の一部を民間のNPO等が担えるように。 (教師の引率等は必要なし。) ●退職後の教員や企業経験者等が教員免許を失効していても、「臨時免許」で対応可能に。教師不足を受けて。 はじめに断っておくが、わたしは、これらについて反対なのではない。だが、おそらく多くの教職員の方、あるいは保護者や教師志望の学生さんたちはこういうニュースを見て、こう感じたのではないだろうか。 また小手先か また対症療法か まるで、大けがをした子どもに、ばんそうこうで対応しているかのようにも見える。 写真素材:photo AC対症療法では通用しない現実このたとえを続けると、いまの