散髪は年1回。

雑記です。

大谷翔平MVP、豊昇龍&琴櫻、侍ジャパン。

 先週より少しだけマシなフライデーナイト。今日(11/22)もいろいろありました。タイトルにした3つについて軽くふれます。

 まずはドジャース大谷翔平から。現地時間11月21日(日本時間11月22日)、MLB両リーグの今季MVPが発表され、ナショナル・リーグは大谷が選ばれました。大谷は打者に専念した今季、前人未到の「50-50(50本塁打&50盗塁)」を達成し、悲願のワールドシリーズ制覇にも貢献。個人でもチームでも最高の栄誉を手にしてシーズンを終えました。

 今回の大谷のMVP獲得は特記事項だらけです。ありすぎるので主なものだけピックアップします。

🥎満票選出……大谷がMVPに輝くのはエンゼルスに所属していた昨季から2年連続3回目。過去2回同様、投票した記者全員が大谷を1位票を投じる満票選出。現行制度となった1931年以降、満票選出は21人いるが、複数回は大谷だけ。

🥎3度のMVP……大谷が3度目の受賞。過去最多はバリー・ボンズの7度で、3度受賞はアレックス・ロドリゲスアルバート・プーホルスら11人と並ぶ2位タイ。現役ではマイク・トラウトエンゼルス)と並んで最多。

🥎リーグまたぎでMVP……大谷はエンゼルスに在籍した昨年はアメリカン・リーグで、今年はナショナル・リーグで受賞。両リーグでの受賞は1961年レッズ(ナ)と1966年オリオールズ(ア)のフランク・ロビンソン以来、史上2人目。

🥎2年連続MVP……2年連続受賞は2012、13年のミゲール・カブレラ(タイガース)以来14人目。最多連続受賞は2001~04年ボンズの4年連続で、3年連続以上はボンズだけ。リーグまたぎでは大谷が初めて。

🥎DHで初受賞……大谷は今季、一度も守備に就かず。全試合に指名打者で出場した選手の受賞は史上初。

🥎FA移籍したシーズンに受賞……FAで移籍した年に2年連続で受賞は、1992年パイレーツ、93年ジャイアンツで受賞したボンズ以来2人目。

🥎2球団で受賞……2015年ナショナルズ、21年フィリーズで受賞したブライス・ハーパー以来6人目。

 いやはやすさまじいですね。オフシーズンは十分に体をケアして、投手に復帰予定の来季もさらに多くの〝史上初〟を達成してもらいましょう。

MLB公式サイトのトップ画面からです。アメリカン・リーグMVPはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)で、2年ぶり2度目の獲得。ジャッジも大谷と同じく満票選出でした。昨季のナショナル・リーグMVPロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)も満票だったので、初の両リーグで2年連続の満票となりました。

 続いては大相撲十一月場所です。今日(11/22)が13日目。優勝争いはどうやら豊昇龍と琴櫻の両大関に絞られてきました。豊昇龍は新大関・大の里をとったりで退け、琴櫻は今場所好調の東前頭6枚目・隆の勝に逆転の上手投げで下してともに1敗をキープ。隆の勝が敗れて2敗力士がいなくなったので、優勝は豊昇龍と琴櫻のどちらかで決まりといっていいでしょう。

 14日目、琴櫻は大の里と、豊昇龍は元大関で東関脇の霧島と対戦します。

琴櫻 3 -○○●○● 2 大の里
霧島 9 -○--○● 9 豊昇龍

 琴櫻と対戦する大の里は、13日目に敗れたため、年間勝利数が64のままで琴櫻に並ばれました。14日目の直接対決に勝ったほうが年間最多勝に決まります。その意味でも大一番になるのは必至。初優勝を目指す琴櫻がどんな相撲を見せるか注目されます。

 そして豊昇龍が対戦する霧島はここまで6勝7敗とあって、勝ち越しまで1敗もできない状況に追い込まれています。豊昇龍は気が抜けません。願わくば琴櫻、豊昇龍ともに勝って千秋楽での直接対決を迎えてほしいところですが、どうなるでしょうか。

大相撲公式サイトからです。3敗力士の優勝はかなり厳しいでしょうね。

 最後は野球の日本代表〝侍ジャパン〟です。世界野球「第3回WBSCプレミア12」は今日がスーパーラウンドの第2戦。侍ジャパンベネズエラ代表と対戦し、9-6で逆転勝ちしました。

ベネズエラ 020003001 6
 日本   30000600 ☓ 9

 ワタシが帰宅したのは6回表、ベネズエラの攻撃中でした。見始めた直後に日本は2番手の井上温大(巨人)が逆転2ランを打たれ、さらにもう1点追加されてスコアを3-5とされます。ベネズエラのベンチはお祭り騒ぎでしたね。が、このまま終わるはずがありません。

 日本は6回裏、1死から9番・坂倉将吾(広島)がライトスタンドへ運んで1点差に迫ると、その後2死満塁から5番・栗原陵矢(ソフトバンク)が四球を選んで同点。こうなるともう押せ押せです。続く6番・牧秀悟(DeNA)がレフトへ豪快なグランドスラムを放ち、勝負あり。9回表は6番手の大勢(巨人)がピリッとしませんでしたが、最後の打者を三振に仕留めてゲームセットです。

 これで日本は今大会無傷の7連勝、国際大会25連勝となり、23日は台湾代表とのスーパーラウンド第3戦に臨みます。日本が勝てばもちろん決勝進出。デーゲームでベネズエラ代表がアメリカ代表に敗れたら、その時点で台湾戦の結果に関係なく、日本の決勝進出が決まります。

 でもまあ、ここまできたら無敗のまま大会連覇といきたいですね。台湾戦はTBSで生中継されます。ワタシは家族にブーブーいわれながら、またテレビの前に陣取る予定です。

前日に続いてゲームセット直後のテレビ画面から撮影。今日は長いゲームとなり、試合時間は3時間52分、終了時刻は午後11時ジャストでした。

 

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