木漏れ日の森となりたる枯木立 昭和記念公園の今年の初散歩でした。今日は、人出の多かったです。 雑木山埋め尽くして落葉かな枯れてこそ千本槍といふべけん大空へ意…
俳句を毎日詠みたいと思ってます。山は奥多摩のほうを登ってます。お星様のお話は、いつか再開します。
山登りと俳句とお星様と備前焼と「蒼空」というお酒が大好きな日々を過ごしてます。 一番は、山登りかな、軟弱ハイキング程度ですが、これが止められません。 俳句は、日々のため息と吾が記憶にある風景と自然が放つ声です。 備前焼は土のぬくもりと作家脇本博之に心酔してます。 酒は、京都伏見桃山藤岡酒造の「蒼空」です。機会あれば、お尋ねください。
木漏れ日の森となりたる枯木立 昭和記念公園の今年の初散歩でした。今日は、人出の多かったです。 雑木山埋め尽くして落葉かな枯れてこそ千本槍といふべけん大空へ意…
武蔵野に鳥声満ちて今朝の春 今日は、立川で義理の兄家族と食事会でした。 生気でふ新らたなるもの初景色庭下駄や足の裏より年新た吾が里の味となりたる雑煮かな玻璃…
みなさま、明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願い申し上げます。 宇宙から来るメッセージ初日の出闇といふ幕がとけ…
大晦日彫りを露はに富士の峰 今日は、上着を手に持って歩いてました。 青空のジグソーパズル枯木立ポケットに両手突つ込み枯野かな冬木の芽命あるもの赤らめり所在な…
空深く人抱かれて小晦日 昭和記念公園を散策して来ました。消え入りそうなシモバシラの花が咲いてました。 大空に自由あるかに冬木の芽枯芝を同じ歩みの二人かな枯木…
強霜に野辺の草々生き返る 昨日は、一丁平から小仏峠の旧甲州街道を相模湖駅まで歩いてきました。 背を正し命あるかに霜野かな渓流の響き霜野を飛び出せり渓流の音が…
埼玉の友と山納めに一丁平から小仏峠を経て相模湖駅まで歩いて来た。高尾駅前発八時五十三分発の 小仏峠行きバスで日影バス停で下車する。今日は土曜なので一時間にバ…
冬空を引き摺られゆく飛行機雲 散歩していて、天気良好でした。 青空にどつぷり浸かり冬木の芽青空に描く稜線山眠る眠る山ひたすら雲を生みをりぬ語り合ふやうに向か…
めくら縞使ひしベスト暖炉燃ゆ 久しぶりで、障子の張替えをしました。一応、上手く行ったようです。 人肌のやうに呼吸す白障子伝言のやうにライトや冬の霧眠れざる自…
真つ白なコートの人よクリスマス 今日は、煤払いをしました。網戸とガラス戸を綺麗にしました。 山茶花の垣根が畑のど真ん中コートよりはみ出すドレスクリスマス冬日…
外灯の止まぬ点滅朝寒し 昨日は、御岳山から日の出山を経てつるつる温泉へ行ってきました。 白々と稜線ひかる霜の朝集落の屋根の真白き霜の朝冬晴へ杉鉾しかと狼煙…
毎年、年末か年始には御岳山へ登ることとしている、 年も詰って来たので、埼玉の友を誘って訪ねて見ることとした。バスの時間が御嶽駅発が八時三十五分 発なので、そ…
空へ枝無駄なく密に冬木の芽 散歩していて、暖かい日でした。 雪富士をしばし窓辺へ南武線枯草と家々過ぎる車窓かな人類は二足歩行や懐手駅中を通り過ぎゆく空風手袋…
青空に風のあるらし寒鴉 今日は、午前中は天気が良かったのですが、午後、曇りましたね。 幾筋も冬青空の飛行機雲枯芝に伸びて重なるリードかな彫り深め油絵のごと山…
一瞬の解放感や枯葉散る 今朝は、シモバシラの花が咲いたかと、昭和記念公園へ行きましたが、残念でした。 地のものは地へと帰りぬ落葉道枯木立髪逆立ててゐるやうな…
踏切の音に高低日向ぼこ 矢川湿原を散歩しましたら、園児らが元気に遊んでました。 草原のやうな駅前冬青空垣根へと散り敷く銀杏落葉かな枝々を鍵盤として冬の鳥赤煉…
地割せるアスファルト踏み冬山へ 高山不動尊と関八州見晴台へ行ってきました。 朝日にて輝き出せる枯尾花たちまちに溶けて光れる霜野かな渓流に沿へば僅かに冬日差す…
埼玉に住んでいる友と山へと言う話になって、遠いと ころはお互い大変であろうからと、正月も近いことから関東三不動尊のひとつである高山不動尊へと行く計画を立てた…
冬晴へ静かに止まるモノレール 午前中は、ダウンでは汗ばむほどでした。 大空に膨らみてゐる干蒲団白壁をひかりとしたる冬日かなホームてふ分岐に立ちし寒さかな立蕎…
冬晴や男体山は空へ立つ 外歩きは、厚着して丁度良い具合になりましたね。 山襞は黒を深めて冬の山青空のその枝々の枯葉かな逆光に戦ぐばかりや冬紅葉陰陽はこの世の…
枯木山遠景の富士引き寄せる 今日は、寒いので不精して家に居ります。 遠き日の涙の記憶雪礫風に羽根逆立ててゆく鳶かな吾が皮膚の息づきたしか冬の山谷といふ奈落を…
枯木立ぐらぐら揺するほどの風 今日は、ふっくらと昼の月が出てますね。 冬椿白し境内塵もなく日の差して朱を極めたる冬紅葉逆光へ枝々延べて冬紅葉実南天青空深きと…
冬山のザック重たく駅ホーム 昭和記念公園を散歩してきました。歩いていて暖かかったです。 カツカツとホームゆく人十二月山茶花や歩き過ぎたる脚重し奥多摩をずらり…
冬紅葉青空だけが知つてゐる 今日は、岩殿山へ登ってきました。 牙見せぬ鬼の窟や冬紅葉冬椿小社村を見下ろせり大神を紅蓮の落葉囲みをり散り敷きてなほ色増せる落葉…
岩殿山はそのむかし登ったことがあるが、記憶の彼方である。ツメレンゲという岩場に咲く花があり、花咲山、別名梅久保山の岩場に咲くのだが、稚児落しの辺にも咲くとい…
葉脈は血管水木紅葉かな 矢川の南養寺紅葉が素敵でした。 銀杏黄葉くつきり望む富士の嶺雲のなき冬青空を一機ゆく枯尾花なにかの亡者なりしかと音立ちて色様々な落葉…
漱石の火鉢ひとつの書斎かな 今日は、漱石山房記念館に吟行でした。 今はなき漱石旧居破芭蕉博士号断りし人冬林檎青空の風にも解れ破芭蕉平積みの本の幾つも冬座敷闇…
冬服の襟立てて待つ港かな 今日は、横浜で吟行会でした 極月や見知らぬ人も懐かしく青空を母として散る黄葉かな冬薔薇船体くろき氷川丸冬薔薇氷川丸へと捧げをり桜紅…
駅へゆく落葉吹き込むエレベーター 府中市郷土の森の紅葉が最盛期です。 駅前は日当たるところ木の葉雨底なしの青空よりの木の葉雨冬田はも遠近法の紛れなし銀杏紅葉…
境内の落葉息づきをりにけり 殿が谷戸庭園の紅葉が良くなってます。 冬紅葉鋭き鳥の声空に境内の高さ競へる冬紅葉瓦塀一枝伸ばせる冬紅葉山茶花や学校前に駄菓子屋も…
冬霞白の際立つ富士の峰 高幡不動の紅葉を見てきました。 小流れに沿ひゆく道や冬紅葉雪富士を真正面にモノレール富士の他稜線ひとつ冬霞白雲は天の衣や冬の山黄金な…
遺跡前てふバス停や冬銀河 宮ケ瀬湖へ行った折の句です。谷といふ湖の入江や紅葉山尾根はみな湖から天へ紅葉山天帝に寿がれをる紅葉山地の糧とならむと散れる紅葉かな…
急流は白を極むる冬の水 今日は、日影林道から高尾山を歩いてきました。 苔岩の間を急ぎゆく冬の水山道や尾根見上げよと冬紅葉冬紅葉この一本に出会ふため落葉道人の…
日影林道から高尾山金・土・日と三日間俳句の行事が続いたので、 月曜は通常通りに起きて、思い立って高尾山の 紅葉を探索して見ることとした。高尾駅十時十二分発の…
一筋の人生銀杏落葉道 ご無沙汰でした。しばし、バタバタしてました。 真つ直ぐに歩めと銀杏落葉道枝々に苦悩と希望枯木立静けさや水面に宿る冬紅葉湖の空大きく開け…
冬紅葉波の形の水陽炎 井之頭公園を散歩してきました。今日は抜群の天気ですね。 胸中に棲めるふるさと冬の雷くつきりと富士望む日の蜜柑かなマニキュアや冬服上下黒…
曇天でこそぞの桜紅葉かな 今日は、外を歩いていると汗ばむようでした。 雲割れて冬日一筋三筋かな楽器負ひステップでくる冬日向もののけのごとく垂れて枯木かな駅前…
入口の掃除小僧や白椿 殿が谷戸の紅葉も良くなってきましたが、これからです。 延暦を記す大石碑石蕗の花本堂が支ふる空や冬紅葉花八手匍ひゆくものの黒かりぬ青空を…
むかし道歩いてきました。(写真は羽黒三田神社横のコウヤボウキ)
渓流の誰も採らざる蜜柑かな 今日は、奥多摩のむかし道を歩いてきました。 一本の紅葉を捉へたる日の斑廃屋の前の紅葉の殊更に青々と湖で途切れる紅葉山青空の押し寄…
今の時期歩きたくなるのが奥多摩むかし道である。この道は旧青梅街道で氷川から小河内に達する道である。小河内の先は小菅から大菩薩峠を越える甲府裏街道である。小河…
寒雷や尾根で分かれる町境 今日は、マンションの総会があり、午前中潰れました。冬鴎路地に稲荷を祀る街壁当ての音の途切れて帰り花湧水が庭の渓流ふくと汁残存湖日々…
一雨に桜紅葉の錆びつきぬ 午前中に雨が上がったので、少し散歩してきました。 冬の雨あがり雲間に多摩の山山茶花の畑の屏風なりしかとたちまちに冬ざれとなる空地か…
過ぎし日はみな夢の中日向ぼこ 今日は、寒くて外へは一歩も出ておりません。 句作する通勤電車咳ひとつレマン湖てふつと口にでて息白し遠峰まで見える冬の日通せんぼ…
晴天や北風雲を寄せ付けず 北風が吹きましたが、一日中良い天気でした。 青空に紅葉の葉音しきりなり風吹けばひかりとなれる紅葉かな走り去る落葉に果のなきごとく大…
藁細工見様見真似も板につき 今日は曇天、散歩する気もなく家に居ります。 富士山を望む社や冬雲雀旧街道向きし社殿や返り花冬の蚊の吾が耳元で囁きぬ庭園で頂く白湯…
知らぬ内肩に力や冬初め 昭和記念公園を散歩してきましたが、日本庭園は今が盛りです。銀杏並木は、もう少しです。 蔦紅葉のぼる立体駐車場子供らが落葉で描くハート…
桜紅葉煉瓦造りの並ぶ街 里の紅葉も随分と進んできました。もうすぐですね。 北風や線路は車輌通す道銅像の馬の嘶き冬紅葉バスを待ち並ぶ人々木の葉雨水木紅葉スナッ…
寄り添へる二人の影や浜千鳥 今日は、雨のち曇りです。随分と霞がかかっております。 城山に古井戸の跡木の葉雨まづ一献女将が注げるおでん酒北風に丸見えとなるおで…
古書店の路地も書棚や神渡し 今日は、神保町に吟行でした。カレー屋とラーメン屋が多い街ですね。 着ぶくれて出物をあさる古本街古書店の歩道まで本冬ぬくし綿虫や書…
それぞれの行方へ向きぬ吊舟草 今日は、高尾山から城山へ行ってきました。 廃屋の角にもありぬ実南天日の差さぬところ明るく秋海棠ロープウェー軌道を冬日零れくる渓…
おとといに調子を崩して、昨日は何ともなく御岳渓谷を散策したが、今日も自制するつもりだったが、天気があまりにも良くて、城山の竜胆を見に行きたくなって、朝食の後…
二階建て車輌の殊に紅葉濃し 御岳の玉川屋で蕎麦を頂き、御岳渓谷を沢井駅まで散歩してきました。 街路樹の桜紅葉のつぶらなる紅葉分け石走りゆく流れかな黒梁や玻璃…
冬の雨止みて山並み立ちにけり 午前中歩きましたが、汗ばむほどでした。 皮剥がすやうに青空冬日和冬の雲とけて富士山見ゆるまで冬鳥の鋭き声や雨上がり冬鳥の空ゆく…
杣道に錆びゆく鎖霜の花 今日も寒いですね。バタバタしてたら遅くなりました。 本音聞く前の建前囲炉裏酒忘れたることも忘れて懐手人の名でひろがる話題寒卵涙ぐむ話…
落葉掃くリスルホールといふところ 良い天気ですが、寒いです。 白雲のもこもこもこと冬に入る公園は街の近道冬菫枯芙蓉なほ天界を照らしをり枯芙蓉静寂を丸く包みを…
逆光の一葉一葉の照紅葉 天気は良い天気ですが、北風が吹いて、流石は立冬です。 冬に入る風に転がるもの多し冬青空麒麟の首にある模様白石を敷き詰めてゐる冬薔薇門…
冬に入るステップ踏みて小学生 午前中は昭和記念公園、午後は眼科で、瞳孔が開いて見え難いこと。 それぞれの時間座席に蔦紅葉北風や人のぬくみのなくてなほ一日と言…
初冬の空をひろげて長屋門 古里駅から大塚山と御岳山へ行ってきました。 冬の雲押し寄せてくる長屋門杉木立背にして菊の鉢置ける南天や丹三郎の名主門木漏れ日へ誘は…
友と近場の山へ行こうとの話になって。それでは古里駅から大塚山へ登って御岳山へという話になった。古里駅を 八時三十六分に下車して準備をして出発をする。駅の前に…
端島への船揺れ止まぬ野分風 長崎の三日目は、軍艦島へ船の旅でした。雨なので上陸が出来ませんでした。 秋雨に荒ぶる海や軍艦島秋黴雨救命胴衣説明中秋の潮分けて端…
エスカレーター分ける秋空平和の碑 長崎吟行二日目の句です。 秋草の階段長き平和公園秋草を分けて市電の旅続く薄紅葉平和公園碑の多し水を突く秋の噴水怒るかに碑に…
雲仙の稜線長し鰯雲 昨日まで、三日間天塚俳句会の長崎吟行してきました。初日は、長崎市内赤寺の辺りでした。 秋深き海光延べて大村湾牛の背のごとき雲仙豊の秋オラ…
添水鳴る飾りとなりぬ柱時計 今日は、午前中歯医者でした。明日から京都の結社の吟行で、長崎へ二泊三日で出かけてきます。そのため、やることが多すぎてバタバタして…
秋雨の止みたる杜の鳥の声 午前中散歩してたら少し降られました。 本堂の庇の反りや薄紅葉鉄柵に草茫々や秋ついり曇天へ水木紅葉の並木道楽園のやうに叢秋の蝶秋蝶の…
看板に瞑想中や花梨の実 今日は、午後から曇りました。 街角の人へ捧ぐる秋薔薇投票へゆく道々や柿の秋秋の日の投票用紙薄つぺら日差しはも楽しむやうに秋の蝶日差し…
秋風や人生立ちてゐるホーム 今日は、日差しがなかったですね。 隣り合ふ知らざる人や鳥渡る冬隣爪にシールを張つてる子ビル結ぶ直線道路烏瓜薄紅葉湖面に延べてゐる…
河川敷大きく開け草紅葉 今日は、雨が降らなかったですね。 多摩川の橋ながながと秋湿り秋霞なりぬ奥多摩筏道水の秋ひつそりと立つ渡しの碑多摩川の渡しの跡や秋の声…
ひかりへと大きくジャンプ杜鵑草今日は、午後から曇りになりました。薄紅葉長椅子ひとつ何か待つ街路樹の影渡りゆく秋日和鳥声の集まるところ柿の秋いち早く日に透け水木…
石垣を崩す木の根や秋湿 今日は、一日小雨で出かけてません。 良く滑る大石小石秋時雨大判焼一個ほほばり暮の秋日差しはも大きく巡る秋の鳶山中を高速道路臭木の実秋…
林檎熟れ観音おはす六角堂 一時的に天気が良かったですね。 秋空へ干物ずらり単身棟嵯峨菊や座布団二枚ある縁側秋薔薇背広着てゐる洋服店長椅子で読む新聞や薄紅葉真…
スカイツリー足下の街の秋簾 スカイツリーへ吟行してきました。 スカイツリー見えざる路地の秋簾スカイツリー檸檬を縦に立ててみる丹沢も多摩もモノクロ水の秋秋晴へ…
雨上がり心残りの水引草 今日は、木下沢から景信山に行ってきました。 林道を明るくしたる野紺菊大岩に抱かれ冬の花蕨小夜の雨谷に荒ぶる水の秋残る虫鋸を引きをる作…
今日は、天気になりそうなので、小下沢林道を歩いて景信山を訪ねて、ヤゴ沢を下りるコースを行くこととした。秋の草花を訪ねてのことである。六時に起床すると、晴には…
芋の露視線絡めてをりし人 小降りですが一日中雨ですね。 鰯雲子供の頃のことをふと先陣の栃の枯葉の音すなり秋霖の白濁として都市閉ざすトンネルの間に駅や秋時雨街…
一群といふ立体や鳥渡る 初鴨が来てますね、水面の飛沫も新鮮です。 初鴨の上げる飛沫の真白なり初鴨の湯浴みのごとく羽根開く初鴨の末広がりに澪延べて盛衰は世の常…
秋晴や稜線に雲ぽかりぽかり 前日の疲れが心地よい一日でした。 秋の日の鉄路を長く延びゆけり快速の過ぎ去る音や鰯雲犬の意に任す散歩や薄紅葉ポケットに両手突つ込…
虫の音の出迎えてゐる登山口 今日は、小仏城山から高尾山へ秋の草を訪ねました。 山道を塞ぐ木肌に茸かな熊鈴の後を付きゆく秋の山秋草をゆるりと訪ね山巓へ野の菊の…
今日は天気が良さそうなので、久しぶりにぶらりと小仏城山の辺りの秋の草を訪ねてみることにした。平日なので、高尾駅からはバスの便は 一 時間に 一本、八 時十二…
築山も池も曲線萩の花 今日も天気の良いひと日でした。 影淡くゆるりと翔べる秋の蜂秋の蜂吹かれてしがみつく木肌潮の香の芒がなびく度にせり聳え立つ高層ビルや秋桜…
下田の干物屋の石亀水産です。トタン造りで、干物も大評判です。
サーファーを浜へと追える秋の潮 下田の二日目の句です。下田水族館へ行きました。ショーが多くて楽しめました。 月光に見つけられたる秋の潮秋の潮浜の記憶を消し去…
秋の海砂まぢりくる浜の風 木金と下田へ行ってきました。天気が良く最高でしたが、昨日帰りがけに、列車にスマートホンを忘れて、バタバタして夜中までかかりましたが…
秋霖の白濁としてひかり合ふ そんなには降っていないようですが、一日雨ですね。 笑ひ声響く路地裏秋祭赤とんぼ道ひろびろと三業地父母の享年忘れ草紅葉東京の夜空に…
産土の山河望める茸狩 一日中雨ですね。 白濁と降り継ぐ雨や金風忌茸狩鍛へてゐても腰重しごつそりと一塊のどんぐりこ空に無数地にも無数のどんぐりこ波昇る崖へと落…
秋晴の争ふ鳥の高さかな 久しぶりの天気のような気がしましたが、どうでしょう。 秋晴や流離ふ雲はすぐ消えて秋晴や白雲すぐに空へ溶け爽やかや肩に添へをる母の指こ…
萩の花常は閉ざされ能舞台 今日は、一日中雨のようですね。 水澄むや脛の露はな少女たち萩の花地蔵の頬を撫でゆけり四阿の柱に箒秋澄めり忘れるといふも力やこぼれ萩…
渓流の音がかき消す秋時雨 今日は、奥武蔵の日和田山・物見山を経て巾着田を歩いてきました。 秋湿り杉の木立の合間ゆく渓の音を囃してをりぬ秋海棠渓流の岩に数輪秋…
先週の火曜日にぎっくり腰になって、そろそろ山歩きも大丈夫ではと思って、友を誘って曼珠沙華の里巾着田を訪ねることにした。天気予報も今週は金曜日を逃すと、この後…
奥多摩の裾のみ見せて秋時雨 今日は、雨になりましたが、午前中は少し散歩出来ました。 野辺の風曼珠沙華のみ吹かれざり猫じやらし欄干のみを残す橋街路樹へ風は真つ…
墓石の高さに聳へ鶏頭花 殿が谷戸公園で蚊に何カ所もやられました。 曼珠沙華濡れてひかれる石畳曼珠沙華草抜く人は屈みをり秋の雲生まれ広々墓地の空藪蘭のひそひそ…
風に乗ることにも力秋の蝶 今日は、平日に関わらず昭和記念公園に人が多かったです。 園児らの嬌声運び秋の風秋風や吾が身を帆とし進みゆくパンタロン裾を躍らせ秋の…
曼珠沙華樹下の根元を明るくす 腰痛7日目、かなり良くなりました。 方丈や白一輪の曼珠沙華本堂の空広々と杜鵑草白縁の藪蘭の葉は四方へ立つ逆さまに空へ干す傘式部…
連山を隠し切れざる露時雨 腰痛6日目、随分よくなってきました。七千歩ほど歩けました。 式場の前に仕出し屋秋風鈴昼の虫森に深みに踏み入れば曇天やなほ底紅の白増せ…
顔合はせ逃げぬ構への飛蝗かな 腰痛五日目、今日は、外出しないで過ごしてます。 投げ入れの秋草が呼ぶ庭の風無人駅道を狭めし芒原人妻と隣合ふ席菊供養絵巻にも居る…
小公園ぬけゆく風や秋高し 腰痛三日目、良くも悪くもないです。 ふるさとに住みをる兄や初鰹先をゆく人の靴音秋の風燕帰る薄き色して空の四囲受付に葬儀の列や菊日和…
秋深し自分探しといふ言葉 腰痛二日目ですが、例年より早く治りそうです。 実柘榴やピアノの音の漏れきたる曇天にある濃淡や秋の風弾薬を隔てる玻璃や秋の声笑顔しか…
門のみが残る史跡や赤まんま 今日は、山へ行こうと思っていたら、朝、腰を屈めた隙に咳をして、ギックリ腰です。早く治らないかな。 ゆの文字を分けて露天へ今日の月…
実柘榴や流雲疾き日なりけり 昭和記念公園を歩いてきましたが、今日は人出が多かったです。 新涼の淡き青空広がれる露草やカラーボールのまた弾む露草や回転早き子供…
旅人のごとき案山子や一里塚 昨日からブログに、入れなくなって、ようやく更新できましたが、更新だけで、友達のブログには、訪ねることが出来ません。しばし、お待ち…
曇天が塞げる空や秋暑し 三連休初日、昭和記念公園もそれなりの人出でした。 ものがたり歴史もありぬ秋明菊王朝の頃を恋ふかに秋明菊秋明菊遥かな山河恋ふごとく大伽…
秋晴の頂上駅と山麓駅 今日は、午前中に病院二カ所を巡り、午後からは歯医者で、歩こうと思ったら、暑すぎて、この前の山歩きを想い出しつつ作りました。 小雨てふ天…
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木漏れ日の森となりたる枯木立 昭和記念公園の今年の初散歩でした。今日は、人出の多かったです。 雑木山埋め尽くして落葉かな枯れてこそ千本槍といふべけん大空へ意…
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踏切の音に高低日向ぼこ 矢川湿原を散歩しましたら、園児らが元気に遊んでました。 草原のやうな駅前冬青空垣根へと散り敷く銀杏落葉かな枝々を鍵盤として冬の鳥赤煉…
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冬晴や男体山は空へ立つ 外歩きは、厚着して丁度良い具合になりましたね。 山襞は黒を深めて冬の山青空のその枝々の枯葉かな逆光に戦ぐばかりや冬紅葉陰陽はこの世の…
身近なることこそよけれ仏の座 今日は、くっきりと富士山が見えておりました。 動かざる犬をなだめて松の內満天星の炎となれる冬紅葉自転車の籠に束ねて冬の菊炊き出…
フェンスより飛び出してゐる仏の座 昨日、腰の調子を悪くして、山の予定を中止して、湿布したら少しは調子が出て、城山まで散歩してきました。 ほどの良き路傍の石や…
法の庭まづ南天の輝ける 殿が谷戸庭園へ行ってきました。新年の装いですが、人は少ないですね。 自転車の乗り捨てられて四日かな子供らのボールの音のする四日天かす…
公園の入り口広し松飾 昭和記念公園の各入り口にも松飾がありました。曇り空ですが、風がないので、凧揚げも今一のやうでした。 鎮もれる湖には湖の淑気かな初鳥の声…
白きものみな日を浴びて初景色 今日は、雨になりました。昨日の地震は、広い範囲で感じられましたから、その被害はさぞかしでしょう、深くお見舞い申し上げます。 人…
末広がりより始まれる初日の出明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。写真は、立川吾が町からの初日の出です。地に落ちて広がる水や初日…
行く年の雲間雲間のひかりかな 旧年中は大変お世話になりました。お越しいただきありがとうございました。来る年もどうかよろしくお願い申し上げます。 ゆく年の定か…
旅の荷を道に鳴らして小晦日 天気の良い日でした。冬木瓜が咲いてました。 さびしくてどこか広々小晦日玄関の扉全開師走かな通り抜く師走の街や救急車空缶の転がりて…
野水仙崖高上る海の波 今日は、義理の兄の家族と昼食会でした。余り物の俳句ですが。一輪にひとつの笑顔水仙花野水仙吾を育てし海ならむ水仙に少女屈みてゐたりけり数…
まん丸くそして鋭く冬木の芽 それなりに寒かったのですが、天気は良好ですね。 高階へ触るるばかりの冬の雲駅の名は山河の名前冬ざるる独り言聞こえてきたる歳の暮枯…
白雲に極月の富士浮き立てり 今日は、晴れたり曇ったりでしたが、比較的寒かったです。 義貞の冬青空の剣かな駅前へゆく四つ角や返り花橋跡に残る石碑や枯尾花山茶花を…
一筋の落葉銀杏の並木道 午前中は、歯医者と家のベランダの硝子磨拭きでつぶれて、午後に少し散歩してきました。 冬の日の殊更午後を眩しめり冬ざれのものの荒ぶる風…
青空に襖なす山メリークリスマス 昭和記念公園のシモバシラの花が見れないかと、行ってきましたが、見れましたが、僅かしかで、解け始めてました。 見えぬ山なきほど…
すれ違ふ山道メリークリスマス 昨日は、高尾山から景信山と歩いて、約十四キロ七時間弱の山歩きで、疲れて更新できませんでした。 落葉分け谷分けてゆく水の音ずつし…
高尾山のシモバシラの花を見に行こうと、友と高尾山口の駅で 八時四十五分に待ち合わせである。二人ともジャスト 八時四十五分着で乗り合わせて改札を出て準備を済ま…
垣根へとぐさり散り込む落葉かな 多摩川まで、歩いてきましたが、結構風がありました。 青空のどこかに寒波ゐる気配斎場の山茶花白ばかりなり遅々とゆく黒服の群十二…
自転車の左右に過ぎる枯木立 良い天気ですが、やっぱり寒いですね。山茶花の垣根のしかと開園す冬空に真綿のやうな雲ひとつ天界の足場のやうな枯木立青空てふ海へ飛び…
参道の明るくなりぬ枯木立 流石は、今日は寒かったです。 鳥の巣をひとつ残して枯木立枯木立にも心棒のあるやうな南天の実を遠近に法の寺寒天へ庇反らせて法の寺お陰…
冬の日の水陽炎の船着き場 今朝は、立川も零下に下がったようで、シモバシラの花が咲いてないかと昭和記念公園を訪ねましたが、小さいのが一つできていたらしいですが…
群雄す兵のごとくに枯尾花 今日は、天気がよさそうなので、青梅の赤ぼっこに登ってきました。 南天の荒ぶる風となりにけり雪吊や茅葺門を残す寺一木の蜜柑たわわに駐…