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昔から人形や、ミニチュアが好きなので、大丸京都店の大丸ミュージアムで開かれていた「Mozuミニチュア展ようこそ、ちいさな世界へ。」という展覧会へ行って来た。ミニチュアなら1/6のドールはもちろん、ドールハウスもリーメントも好きなので。どこかの展覧会でチラシをもらい、それでこの展覧会があることを知り、興味を持ったのだった。作者も知らないままだったが四条烏丸の大丸京都店のギャラリーへ行って来た。ミニチュアというか、ドールハウスをまだもう一つ小さくしたような作品たちが展示されていた。ドールハウスといえば基本的には1/12のスケールで作られているようだが、今回行って来たMozuという人の作品はもっと小さく、1/24くらいまたは1/30くらい?にも見えた。公式サイトhttps://mozu-miniature.co...Mozuミニチュア展
【印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵】展覧会レビュー
ウスター美術館が貯蔵する、絵画の巨匠クロード・モネ(claude monet )からアメリカの印象派の画家たちの作品が一度に楽しめる!東京都美術館で開催された展覧会をレビュー!
弥生美術館で開催中のマツオヒロミ展に行ってきました!レトロでモダン、ファッショナブルで美しいこれまでのマツオヒロミ作品が展示されています。 関連展示やグッズも豪華。ファンとしてはいかない理由が無いのですよ。 弥生美術館入口 マツオヒロミ展
【上野の森美術館】で1月28日(日)まで *当ブログではアフィリエイト広告を利用しています* こんばんは!erizaです(^^♪ ずっと気になっていた【モネ 連作の情景】を、昨年末にようやく鑑賞してきました。 年末ならばきっと人が少ないだろうと考えて、実家に戻るのを遅くしてまで予約したの が30日。それなのに・・・考えることはみな一緒なのか(>_<) 大勢の人で賑わって いました。特にグッズショップ!入場制限がかかるほどでした。中に入ってしまえば、 身動きがとれないほどではありませんでしたが、見たいものを手に取るまでが大変。 会期もあと僅かになっていますので、駆け込みの方もこれからは多そうです…
四大絵巻以外も豪華で驚く/『やまと絵展』感想②(東京国立博物館)
東京国立博物館で開催中の特別展『やまと絵展 受け継がれる王朝の美』(2023年10月11日(水)〜12月3日(日))の内覧会に行ってきました。 会期①のみどころ4大絵巻については先日記事を書きましたが、それ以外にも「さすがトーハク!」な資料があったので記録しておきます。 会期①のみどころ四大絵巻の感想は▼こちらです。 rintaro-mu.hatenablog.com 東博・平成館の特別展はみどころ以外の資料も驚くほど豪華 御堂関白記(平安時代・長保元年(999)、京都・陽明文庫) 車図(鎌倉〜南北朝時代・13〜14世紀、京都・陽明文庫) 駿牛図(鎌倉時代・13世紀、文化庁、東京国立博物館)馬…
四大絵巻を見られる幸せ/『やまと絵展』(東京国立博物館)感想
東京国立博物館で開催中の特別展『やまと絵展 受け継がれる王朝の美』(2023年10月11日(水)〜12月3日(日))の内覧会に行ってきました。 教科書に載るレベルの資料があそこにもここにもあり、じっくり見ていたら気がついた頃には3時間たっていました。質・量ともに、さすがトーハク!な展覧会です。 『やまと絵展』は2週間ごとに展示替えを行います。 会期①(10月11日(水)〜22日(日))の見どころは、30年ぶりに同一会場に集結する4大絵巻です。 www.tnm.jp おすすめの絵巻鑑賞方法 伴大納言絵巻(平安時代・12世紀、東京・出光美術館) 信貴山縁起絵巻 飛倉巻(平安時代・12世紀、奈良・朝…
巨匠に連れられて時空間を超えた旅をする 特別展『横尾忠則 寒山百得展』東京国立博物館
東京国立博物館表慶館で開催されている特別展『横尾忠則 寒山百得展』に行ってきました。 現代美術の巨匠の頭の中を、時空を超えて世界旅行しているようなめくるめく不思議な展示空間でした。 前文以外の解説はほとんど無い上に、作品名は全て日付のみ。作品からどのようなメッセージを受け取るかは鑑賞者にとことんゆだねられた自由な展覧会です。 開催期間は2023年9月12日(火)〜12月3日(日)。 全作品写真撮影OKです。 tsumugu.yomiuri.co.jp 「寒山拾得」とは 不勉強ながら、横尾忠則さんのことは日本現代美術で有名な方、というレベルの認識でした。名前は聞いたことがあるけど、代表作はあげら…
究極の循環型社会??/特別展『古代メキシコ』@東京国立博物館
東京国立博物館で特別展「古代メキシコーマヤ、アステカ、テオティワカン」を見てきました。 www.tnm.jp 筆者の古代メキシコの知識は映画『ドラえもんのび太と太陽王伝説』のイメージと、『日立 世界ふしぎ発見!』で見たかも、くらいです。 どこかで見た!という有名どころの資料がたくさんあって、見ごたえがありました。 現地を感じる展示空間 メキシコの自然や世界遺産の写真が展示室内にドーンと貼られています。 しかも、全資料写真OK。 さらに展示ケース無しで360度から観覧できる資料も多く、背景込で資料の写真を撮っていると、現地を旅行しているようです。 テオティワカン、羽毛の蛇ピラミッドを背に展示され…
厳しいのに不思議と穏やかな仏像たち 特別展『京都・南山城の仏像』(東京国立博物館)
東京国立博物館で2023年9月16日(火)〜11月12日(日)まで開催中の特別展『京都・南山城の仏像』に行ってきた。 コンパクトながら、9世紀から13世紀にかけての仏像の変遷がよくわかる展示だった。 仏像展ではつい気になってしまう、ユーモラスな動物や邪鬼たちが今回も随所にいて楽しかった。 印象に残った仏像たちについて、記録を残しておく。資料名の頭の番号は、作品リストの番号です。 仏像を支える動物たち 5文殊菩薩騎獅像(平安時代 10世紀 京都 禅定寺) 6普賢菩薩騎象像(平安時代 11世紀 京都 岩船寺) 16牛頭天王坐像(平安時代 12世紀 京都 松尾神社) 主役より目立つ? 踏みつけにされ…
東京・下北沢の 「(tefu) lounge」(テフラウンジ)で開催されていた George Nakashima(ジョージ・ナカシマ)の企画展「木のこころ」に行ってきました。 「(tefu) lounge」は、カフェやミニシアター、シェアオ
「The Original」展で名作椅子・照明・雑貨を鑑賞してきました。
東京・六本木にある 21_21 DESIGN SIGHT で開催されている「The Original」展に行ってきました。 展覧会のディレクター土田貴宏さん、企画原案の深澤直人さんと企画協力の田代かおるさんによって選定された椅子や照明、雑貨
アイノ・アアルト、ペリアン、リナボバルディ好き必見!「WOMEN DESIGN IN MODERN」に行ってきました。
2023年4月1日(土) ~ 2023年4月24日(月)に伊勢丹新宿のイセタン ザ・スペースで開催されていた「WOMEN DESIGN IN MODERN」に行ってきました。 WOMEN DESIGN IN MODERN Ai
ピカソ(1881〜1973)より一回り年上のアンリ・マティス(1869〜1954)は、共に20世紀美術を代表する巨匠。今まで散発的に作品を見る機会はあったが、初期作品から最晩年の作品まで網羅的に鑑賞できる、ほぼ初めての大規模な回顧展。初日でしたが、それほど混んでおらずゆったり鑑賞できました。構成は、1.フォーヴィズムに向かって2.ラディカルな探求の時代3.並行する探求ー彫刻と絵画4.人物と室内5.広がりと実験6.ニースからヴァンスへ7.切り紙絵と最晩年の作品8.ヴァンス・ロザリオ礼拝堂(4.5.6.のみ撮影可能・撮影不可の写真はネット画像借用)豪奢、静寂、逸楽1904年新印象主義の影響を受けた作品アルジェリアの女性1909年着物を着ているように見える、浮世絵の影響がありそう金魚鉢のある室内1914年窓の外...マティス展東京都美術館
百貨店で絵画の展覧会を観たのは何年ぶりだろう。昔は展示即売会とかあったような…今回は、京都細見美術館の開館25周年記念に行ってきました。日本橋高島屋の本館8階ホールが会場。観客はやはり奥様方がほとんどでした。特に混んでいません。当日券。構成は、1祈りのかたち2数寄の心3華やぎのとき4琳派への憧れ5若冲のちから(会場は全て撮影不可。写真はネット画像を借用しました。)単庵智伝梅花小禽図室町時代初めて見る絵師。相阿弥の弟子。25歳頃男色事の喧嘩で亡くなったらしい。生きていれば、かなりの絵師になっただろう…画像は無いが、伝狩野元信の「雪中花鳥図」墨絵6曲1隻が一番面白かった。色々なつがいの鳥が雪の中で仲睦まじそうにしている吉祥画で、構図は良いとは言えないが、不思議な立体感がある作品で、眺めれば眺めるほど雪中山水に...細見美術館の名品日本橋高島屋
皆さまのブログを拝見して、晴天のうちに庭園の燕子花と屏風を見比べようと青山へやっぱり燕子花は朝観るのがいいんでしょうね昼過ぎだと、花もお疲れでちょっとぐったり…一番花は終わりに近づいているそれでも群生する燕子花はみごとですねGW平日の晴天、外国人観光客と着物姿の御婦人のグループが楽しそうに鑑賞している姿が目立ちました事前に、時間指定でのチケット購入をお勧めします国宝燕子花図屏風尾形光琳江戸時代18世紀こちらの燕子花は、初夏のおとずれを、群青の花と緑青の葉のつくる音符と和声で、金地の空間に奏でる白楽天図屏風尾形光琳18世紀両帝図屏風狩野探幽江戸時代寛文元年(1661)四季草花図屏風喜多川相説江戸時代17世紀喜多川相説とは、宗達の工房「俵屋」の三代目だそうです「伊年」印の草花図に比べ、写実性が高まり、構図もス...燕子花図屏風根津美術館
国立西洋美術館【憧憬の地 ブルターニュ】展覧会レポ モネやゴーガンなど
こんにんちは。40代独女のMOMOです。(プロフィールはこちら)* * * * *2023年3月某日、東京・上野にある国立西洋美術館で開幕した展覧会「憧憬(しょうけい)の地 ブルターニュ モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」へ行ってきまし
美術館、展示枯れの2月から、いよいよ春の始動が…直近の鑑賞リストを作ってみた1.“江戸絵画の華【第2部】京都画壇と江戸琳派”出光美術館2/21〜3/262.“ダムタイプ2022:remap”アーティゾン美術館2/25〜5/143.“ルーブル美術館展”国立新美術館3/1〜6/214.“東福寺展”東京国立博物館3/7〜5/7【1部】は、若冲の世界的コレクション:プライスコレクションの一部が出光美術館に譲渡された記念展。残念ながら予約が間に合わなく未見となりました。【2部】は早めに予約しました。開催内容は、HPより、『第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(主催:国際交流基金)の日本館展示に選出されたのは、日本のアート・コレクティブの先駆け的な存在であるダムタイプ。1984年の結成時から一貫して、身体とテク...開幕!!春の美術展
第2部京都画壇と江戸琳派の構成は、1清遠な自然へ―円山応挙とその周辺2京中、皆一手―円山派の画家たち3粋の系譜―酒井抱一と鈴木其一、さらにその先へ円山応挙に対して感度が鈍い私は、「画を望まば我に乞うべし、絵図を求めんとならば円山応挙よかるべし」という曾我蕭白の“応挙”評価(多分に妬心からであろうが…)絵図とは説明書のことで、応挙の画は図鑑だと貶している円山応挙虎図天明5年(1785)プライス・コレクションだった虎図は、猫をモデルにしているため、絵図にならず、なんとも愛らしい虎だ“円山派の画家たち”では、画像はないが山口素絢の「美人狗児図」が良かったかな今回の目玉は何と言っても、“3粋の系譜―酒井抱一と鈴木其一、さらにその先へ”だろう酒井抱一の「十二か月花鳥図」「四季草花図・三十六歌仙図色紙貼交屏風」、鈴木...江戸絵画の華【第2部】京都画壇と江戸琳派”出光美術館
観覧後に、B1のショップで図録を買うと、店員さんが「朝からすごい人出です!」と興奮気味「愛ですかね」と聞くと「ルーブルですね」とまっとうな回答wやっぱり日本人は“ルーブル”に弱いようです初日、14時の会でしたが当日券も販売しており、10分程度の待ち時間で会場に入れましたお客さんは圧倒的に若い女性(大学生だろう)とカップルもちらほら展覧会の構成は、プロローグ―愛の発明Ⅰ.愛の神のもとに―古代神話における欲望を描くⅡ.キリスト教のかみのもとにⅢ.人間のもとに―誘惑の時代Ⅳ.19世紀フランスの牧歌的恋愛とロマン主義の悲劇さすが、ルーブル美術館!!さながら「愛の博物館」状態愛の発明から、古代神話の愛、キリスト教の愛、人間の愛―エロティシズム、結婚の絆か、愛の絆か?、死に至る愛…と章を追うごとに生々しい「愛」の姿を...ルーブル美術館展愛を描く新国立美術館