Bloom Wind Orchestra 活動記録

蓮ノ空の有志吹奏楽団、Bloom Windの活動記録です。

Bloom Wind Diary〜Flower 17〜

 Bloom Wind Orchestra

 

  当団体は、「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」の楽曲を演奏する、有志の吹奏楽団だ。

 

「花咲きたい!」

 

  花帆ちゃん、そしてメンバー6人の真っ直ぐなきらめきに魅かれて走り始め、作品と作品の楽曲の素晴らしさを吹奏楽という形で多くの方にお届けできるように、奏者・スタッフで想いをひとつに活動している。

 

  1月4日、Bloom Wind Orchestraの集大成とも言える「Grateful Concert」が、石川県立音楽堂で開催される。

 

 

  今回、好きを無限に語るメンバーにインタビューをさせて貰えることになった。

 

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──自己紹介をお願いいたします!

 

「ブログではお初にお目にかかります。サックスパートのたまごと申します。よろしくお願いします!」

 

──よろしくお願いします。数々の編曲をされており、団員からもそのアレンジ力やサックスの演奏技術も相まってファンがいるという噂もありますが……。

 

「気付いたら増えてましたね(笑)」

 

──そんなたまごさんについて、本日は紐解かせていただきます。

 

「お手柔らかにお願いします」

 

──こちらこそ。それでは早速……好きなメンバーは誰でしょうか?

 

「好きなメンバーというより、私が一番応援しているのは乙宗梢さんです。」

 

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「一緒に、夢を信じてくれる……?」

〈103期活動記録第15話「夢を信じる物語」より〉

 

「一言でいうと、彼女の自ら誓った夢に対してどんなことがあっても一途に願い続けられる心、それを実現するためにすべてを投げうってでも行動できる苛烈なまでに秘めた気持ちの強さ。時々見え隠れする年相応の可愛らしさ。 第一印象は完璧な先輩、という印象でしたが配信や活動記録で実は見えない部分ではいろんな想いを抱え、夢に向かって必死にもがく、そんな彼女と出逢って応援したいな、夢を叶えて欲しいな、と強く思うようになりました。」

 

──……一言……の文量じゃないですね(笑)

 

「いや、一言です。はい。特に印象に残っているのは103期6月度に更新された第8話『あの日のこころ、明日のこころ』と103期1月度に更新された第15話『夢を信じる物語』ですね。

 

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──どちらも梢センパイにとって大きな分岐点となったお話ですね。

 

「第8話の方ではそこまで実は完璧な先輩だと思われていた梢。でもたった"綴理を失いたくなかった"という一言を綴理に伝えられなかったことで二人は約半年間相互不干渉という関係になってしまったこと、花帆たちの言葉で再び2人の関係が良好になったこと。自分のことになるとあまりにも不器用な一面を目にして、彼女も不完全な人間であることを強く感じ、グッと惹きこまれたのは今でも鮮明に覚えています。初期から蓮ノ空のことは応援はしていましたが、私はあのあとのDEEPNESSのステージで蓮ノ空にどっぷり落ちたといっても過言ではないくらい、衝撃を受けたエピソードです。」

 

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──なるほど。『DEEPNESS』は、公演を重ねる度に形を変え、ユニット甲子園でもシークレットで披露。更には、「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 103期Fes×ReC:LIVE ~first crossing~」では6人Verでも歌われ、大切な1曲でもあります。

 

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「第15話の方では、 慈が怪我をして退部、責任を取った沙知先輩との別れ、北陸大会での一件による綴理との不干渉協定、そんな中でも彼女は残されたものを背負い、前を向いてただひたすらに自らの夢をあきらめず何もかもを背負ってもがき続け、その中で後輩と運命の出会いをして最終的には全てを取り戻して絶対に勝てると誰もが思った103期のラブライブ!決勝。そこで一歩届かずに敗れ、部長としての責務を全うした後に部室でひとり涙を流した姿がとても彼女らしいなとも思いましたが、そこで一緒に同じ夢を信じてくれる存在からの言葉で再起した姿。それがあまりにも梢自身がひとりで何もかもを背負わなくても夢を信じて一緒に歩んでくれるパートナーを見つけたんだな、と彼女自身が変化したことを感じられてすごく嬉しかったことを今でも鮮明に覚えています。あのあとに聴いた『Special Thanks』も強烈に印象に残っている1曲です。」

 

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──梢センパイを応援している皆様にとって、心に響いた活動記録でしたね。とも言うライターの私も梢センパイ推しなので、たまごさんの話を聞きながら赤べこのように首を振っております。

 

「(笑)まだインタビューを受けている時点では北陸大会を突破したタイミングなので何とも言えませんが、私は梢にラブライブ!で今年こそ優勝して欲しいと思っていますし、彼女たちなら優勝してくれると心の底から信じています。」

 

──決勝大会もそこまで迫ってきていますからね。そんな優勝を目指す梢センパイを応援されているたまごさんですが、応援されているキャストさんもやはり……?

 

「そうですね、キャストの方で一番応援しているのは乙宗梢役の花宮初奈さんです。」

 

 

「蓮ノ空のキャストの方は全員画面の向こうで演じている間は微塵も中の人格が出ないというか……皆さんすごいなと思っている部分なんですが、ライブでの姿、立ち振る舞い、解釈、終演後のポスト……すべてがあまりにも乙宗梢がこの世に生まれ変わったような気がして、いつも気づいたら彼女の方ばかりを見てしまっています。 また花宮さんも梢と同じく、彼女自身もスクールアイドルになりたい!という夢を何度もみて敗れて挫折し、それでも叶えたい夢に対して真摯に向き合い、結果としてその夢を掴んだという点で梢とすごく近い境遇を感じざるを得ません。私が”乙宗梢役の”花宮初奈さんに惹かれる大きな理由の1つといっても過言ではない気がします。」

 

──インタビューや、パンフレットの中でもそのオーディションの話や、ラブライブ!が好きだ!というお話を知ることができますよね。

 

「実は『ラブライブ!』のオーディションは3回受けていて。大学在学中に『ラブライブ!スーパースター!!』のオーディションを知り、一般応募の形で受けていたのですが……落ちているんです。」

www.animatetimes.com

 

「はい。あとは花宮さんの大きな魅力のひとつとしては全員に届くんじゃないかというくらいのファンサの物量ですね。」

 

──えーっと、ちょっとヤキモチを妬いてしまうのですが聞きましょう。

 

「かくいう私もライブのファンサで落っこちた民なので多分こういう方は結構いらっしゃるんじゃないかと思います。私も何回直撃して膝から崩れ落ちたことか……。個人活動の方は最近あまり追えておらず恐縮なのですが、独自の世界観というか考え方を持っていらっしゃってとてもすごく惹かれているところはあります。個人的に関西弁を喋る女の子に弱いのでラジオでたま~に出る花宮さんの関西弁には大体ノックアウトされてます。個人活動の方も時間見つけてしっかり追いかけたいな~とは思っています。ふぁらお~」

 

──両国国技館で開催された「 ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ Live & Fan Meeting TRY TRY UNITY!!!」でも、そのファンサが炸裂しておりました。本当にあの方はずるいです。

 

「もう詐欺師ですよね。」

 

──皆さん、ぜひ花宮さんのファンサにも注目してください。それでは続いて……たまごさんが担当されている楽器について教えてください。

 

「私が担当している楽器はサクソフォンです。サックス、という呼び方が一般的ですね。」

 

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「サックスと一口に言っても音域ごとに色々な楽器があるのですが、私がBloomで主に担当しているのは合唱でいうテノール、男声の高音域近辺を受け持つテナーサックスです。一応ソプラノサックスも持っているのでたまに吹かせてもらっています。 楽器の管体は金属で出来ているので金管楽器……と思いきや、音を出す機構は木管楽器なので分類的には木管楽器です。金管楽器のように華やかで力強い音から木管楽器のように暖かい音まで、ソロから伴奏まで幅広い表現ができるのが魅力です。吹奏楽はもちろん、アニソンやポップス、ジャズやフュージョン、様々なジャンルで活躍できる楽器でプレイヤーや出身ジャンルによって結構音色の個性が出やすい楽器だと個人的には思っており、Bloomのサックスパートにも個性的なメンバーが集まっています。」

 

──なるほど。金属で出来ていても、音を出す機構は木管楽器だから、木管楽器という分類なのですね。知りませんでした……勉強になります。

 

「また、同族楽器の音域が広いのでサックスのみでアンサンブルを組んでもいろんなことが出来るので楽しいですし私の大好きなアンサンブル編成のひとつでもあります。 いつか1人で4種類の楽器を手に入れて多重録音で1人サックスアンサンブルをするのが個人的な夢です。」

 

──サックスアンサンブル、個人的にも好きな編成で、特に『青春の輪郭』を推しているのですが、真夏の終わりに公開した『残陽』の演奏動画も、そのアンニュイ感をサックスが絶妙に表現されていて好きですね。

 

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「2人の繊細な表情の変化やダンスを、上手くサックスで表現出来たかなと思います。ぜひその物語に想いを馳せながら聞いていただけたら、嬉しいですね。」

 

──ありがとうございます。そんな個性溢れるメンバーが集まるBloom Wind Orchestraですが、たまごさんにとってどんな存在ですか?

 

「難しいですが、"好き"の永久機関…でしょうか。」

 

──"好き"の永久機関ですか。

 

「はい。プレイヤーやスタッフの皆さんの蓮ノ空が好きな気持ちから生み出される熱量が他のメンバーの熱量になっていろんな形で出力されて、それがまた色んなメンバーに伝播してどんどん好きにあふれた素敵なものを無限に生み出していく。そんな場所だと思います。」

 

──熱量が伝播して、好きにあふれた素敵なものを無限に生み出していく。まさしく"好き"の永久機関ですね。そんな永久機関でもあるBloom Wind Orchestraの憧れの舞台、石川県立音楽堂にて「Grateful Concert」が開催されますが、一言でいうとどんな演奏会ですか?

 

「これも難しい……。一言で言うならBloomの想いが花開くときでしょうか。 蓮ノ空の聖地、しかも今回の会場となる石川県立音楽堂は花帆ちゃんたちにとっても大切な場所で、私たちが想いを花咲かせるのに最初に定めた到達点。 メンバーもスタッフも、1度きりしかないGrateful Concertを最高の演奏会にするべく色んなところで想いをぶつけ合い、今という瞬間も蓮ノ空と想いを共に走り続けています。そのメンバーそれぞれの想いが根となり葉となり、いよいよ大きな蕾が形作られてきているように最近感じています。当日はきっと大輪の花を咲かせることができると確信しています。」

 

──スタッフとして、ライターとして、皆さんが大輪の花を咲かせる瞬間を見届けます。いちファンとしてもとても楽しみにしております。それでは最後に、 意気込みやここまで見てくれた皆様へのメッセージをお願いします。

 

「このような場を設けて頂きありがとうございます。改めて自分の想いを言葉にすることでより蓮ノ空への想い、Bloomへの想いを深くすることができたと思います。この熱を本番のステージまでに忘れないように、聴いて下さる方やコンテンツ自体、そして金沢という場所への感謝を目いっぱい伝えられるステージにします!絶対に後悔はさせませんので、是非足を運んだり配信で見守って下さったりして頂ければ幸いです!」

 

──以上、好きを無限に生み出して下さったたまごさんでした!次の記事まで、しばしまたれよ。

  翻译: