[Phoronix] Intel, NVIDIA To Support Google's VP9 Codec
どうやら、GoogleはVP9のハードウェア支援の約束を主要なハード屋と取り付けたらしい。
[Phoronix] Intel, NVIDIA To Support Google's VP9 Codec
どうやら、GoogleはVP9のハードウェア支援の約束を主要なハード屋と取り付けたらしい。
完全に3Dプリンターで出力した銃らしい。ひび割れるまでに、実弾(Winchester Dynapoint)を14発、発射できたそうだ。
形は銃。弾は銃身と銃床を分離した上で手で装填。薬莢の排出は細長い棒を使って押し出す。撃鉄(撃プラスチック?)を手で引いて、引き金(引きプラスチック?)を引くと、撃鉄が十分な力で動いて弾を叩くようだ。
今気がついたが、日本語だと、銃におけるハンマーとかトリガーが金属を意味する名前になっているのが面白い。撃鉄はともかく、トリガーはもはや、普通に製造されている中でも、プラスチックが使われているものもあると思うのだが。それから、今までストックという意味の銃床(じゅうしょう)の読みを知らなかった。
本当に全部3Dプリンターで印刷されているのだろうか。3Dプリンターで印刷可能なプラスチックだけで、ハンマーをどうやって十分な力で動かしているのか気になる。動画ではやはり力不足なのか、何度も失敗している。
これは日本では免許無く所有すると違法になるのだろうか。銃の定義というのが非常に気になる。実弾を発射する機能があれば銃になるのだろうか。とすれば、万力と金槌の組み合わせは銃だろうか。
The WebM Open Media Project Blog: VP9 Codec Nears Completion
VP9のビットストリーム仕様を6月17日をもってフリーズして正式版にするそうだ。YouTubeなどでも順次VP9で提供を始めていくらしい。
ビットあたりの画質はともかく、リファレンス実装のエンコード、デコード速度はどうなんだろう。
IPR Details - Nokia Corporation's Statement about IPR related to RFC 6386
Nokiaが保有する特許の中で、VP8が抵触する特許の一覧を発表した。IETFがVP8について合意を得ようとしているこのタイミングにガツンと一撃食らわせた形だ。NokiaはMPEG LAに加入しておらず、またGoogleとライセンスする気もなさそうだ。
さっそくまとめて先例探しに燃えている人間がいる。
Groklaw - The Nokia Patents and VP8 - Prior Art Hunting Time ~pj Updated
Google and MPEG LA Announce Agreement Covering VP8 Video Format | Business Wire
GoogleがVP8を発表してより、H.264の特許管理団体であるMPEG LAは忙しく対VP8用パテントプールを構築すると宣言した。x264の開発者の言によれば、VP8は明らかにH.264と似通った部分もあるので、おそらくMPEG LAが管理する中で抵触する特許もあるだろうとのことであった。
Googleの戦略としては、「こちらもVP8のパテントプールを保有している。もし誰か、VP8に特許侵害を申し立てる者がいれば、こちらのパテントプールを使って反撃する」というものだった。
特許戦争は、もはや戦略核の様相を呈しており、お互いにパテントプールと称する大量の特許群を保有して、もし特許侵害を申し立てられたならば、こちらの保有する特許の中で、相手が侵害しているものを探しだして、逆提訴するという戦略が取られている。結果として、大抵の特許紛争はやたらと結論を引き伸ばした挙句、最後は和解で終わることが多い。実に労力の無駄であると言える。そのパテントプールを構築する特許も、たいていはクズ特許の塊であり、いざ裁判となればどんどんその有効性が否定されたり、解釈の結果抵触していなかったようなものばかりであるが、まあ、おどしの料にはなるだろう。
この戦略は、実際には特許を使って商売していない特許ゴロには通用しないが、その手の特許ゴロが使う特許は、たいていクズ特許なので、まあだらだらと裁判を続けることになる。
実に、昔も今も特許は技術革新を阻害している害悪であるが、まあ人間のやることは理解しがたい。
そして、今回のプレスリリースだ。興味深い不思議な表現が並ぶ。
Google Inc. and MPEG LA, LLC announced today that they have entered into agreements granting Google a license to techniques that may be essential to VP8 and earlier-generation VPx video compression technologies under patents owned by 11 patent holders.
"may be essential"(抵触しているかもしれない)とはなかなか興味深い表現だ。MPEG LAが実際に対VP8に使える特許の洗い出しが出来なかったのか、あるいはGoogleの面を立てるべく、Googleの営業部門がそういう表現を使うよう要求したのか。
ともかく、Googleとしては、MPEG LAの特許に抵触しているかもしれない技術を、他者にライセンス提供することが可能になった。これは、Google以外のVP8の実装も含むそうで、つまりはffmpegのようなソフトウェアによるVP8のエンコーダー、デコーダーの実装に特許上の懸念がなくなったということでもある。
また、次の表現も興味深い。
It further provides for sublicensing those VP8 techniques in one next-generation VPx video codec.
VP8のひとつ次の技術も、この同意に含まれるのだそうだ。まあ、しばらく先の話だろうが。
プレスリリースでは、Google側の結果についてのみ言及しており、MPEG LAが見返りに何を得たのかということを一切明らかにしていない。まあ、私の無責任な推測では、はした金が動いたのではないかと思うが。
While I was reading kotaku.com, I found this video which reviews proprietary video game Far Cry 3.
Scottish accent is hilarious.
YouTubeに、2000年から2013年までの、様々なグラフィックデモやベンチマークをつなぎあわせた、二時間もある長い動画が上がっている。すべて、PC上でリアルタイム描画されているものだ。リアルタイム描画の進化をみることができる。
リアルタイム描画はどこまで行くのだろうか。
kotakuによる記事:Minecraft: The Story of Mojang is on The Pirate Bay (On Purpose)
Minecraft: The Story of Mojang (download torrent) - TPB
Minecraftという不自由なソフトウェアのゲームがある。最近、2 Playerプロダクションというところが、Kickstarterでクラウドファンディングして、Minecraftの開発秘話のドキュメンタリーを作成した。
そのドキュメンタリー作品である、"Minecraft: The Story of Mojang"(MojangとはMinecraft作者のニックネーム)を作成し、XBox Live、DRMのないダウンロード販売、DVDでの販売を行なっている。
興味深いことに、その2 Playerプロダクション自ら、BitTorrentのマグネットリンク掲載サイトであるThe Pirate Bayに登録し、BitTorrentプロトコルを使って流通させている。
そのThe Pirate Bayの掲載時の文章に曰く、
Minecraft: The Story of Mojang (download torrent) - TPB
こんにちは、Pirate Bay。
2 Playerプロダクションは、ここに一番乗りして、"Minecraft: The Story of Mojang"をアップロードできていることを願う。我々は今までtorrentでアップロードしたことはないので、なにか間違えてないといいな。
我々が、ここに一番乗りしたかったのは、どうせ映画はここに掲載されるだろうから、それなら一言、物申しておくべきだろうと思ったからだ。torrentと海賊は人生のようなもので、すぐになくなりはしないだろう。君たちを処罰したい人間もたくさんいるようだが、我々はもう少し現実的な物の見方をしている。
まあ、そういうことだ。どうせみんな、やってるんだ。金がないのかもしれない。買う前に試したいのかもしれない。我々がXBox Liveで先行販売したのが気にいらないのかもしれない。全部、まともな理由だ。しかしもし、君が海賊は、Gabe Newell[訳注:Valveの共同出資者]の言葉を借りれば、「サービスの問題」だと思うならば、我々は、どのような方法で観てもかまわないDRMなしのデジタルダウンロードも提供していることを知ってほしいな。
我々はたったの3人で、好きなことを仕事にしている人間なんだ。ゲームが好きだし、制作も好きなんだ。映画を買ってくれれば、我々の活動をサポートできる。そもそも、我々がこの映画をキックスタートしたのは[訳注:クラウドファンディング]、自分たちで作るのに十分な資金がなかったし、それでもなお、相当の自己資金をつぎ込んだわけだ。もちろん、制作には2年かかったという事もある。
映画を観てくれ。そして気に入って、我々の活動を理解してくれることを望む。どうか考えてくれないか。8ドルのDRMなしのデジタルダウンロードをwww.theminecraftmovie.comで買うとか、あるいは20ドルのDVDをwww.fangamer.netで買うことを。
我々はゲーム業界の多くのすばらしい人物を相手に活動してきたし、作りたいと思っていたすばらしい映画を作る機会にも恵まれた。どうかこの活動を続けられるようにしてくれ。まだ届けられるものがたくさんあるんだ。
-2pp
まあ、Minecraftの開発者であるNotchも、過去にこんな発言をしている。
@andresleay Just pirate it. If you still like it when you can afford it in the future, buy it then. Also don't forget to feel bad. ;)
— Markus Persson (@notch) January 12, 2012
@AndresLeay
おいNotch、あのな、俺このゲームがとても好きなんだけど、買う金がないんだ。海賊するまえに、無料でくれないか聞いてみようと思ってね。
@notch
さっさと海賊しやがれ。金ができた後で、まだ好きなら、買え。ただ忘れるな、お前は悪いことをしているんだぜ。
そんなMinecraftが好きで、Notchのドキュメンタリーを作ったところだから、なにか感化されるところがあったのかもしれない。DRMのないダウンロード販売をしているのも好印象だ。
ちなみに、Pirate Bayのコメントによると、ファイル名が、StoryofMojang(Pirate).movで、ファイルサイズは2.52GiB。動画の長さは1時間44分。ファイル自体は、コンテナーフォーマットがQuickTime、動画フォーマットはH.264で3455Kbps、音声フォーマットはAACの302Kbpsだそうだ。画質は十分といったところだろう。できれば、VP8+Ogg VorbisをMatroskaコンテナで包むような、自由なフォーマットを使って欲しかったところだ。
個人的な感想をいえば、私はMinecraftの面白さがわからない。実際にやったわけではなく、プレイ動画を観ただけなので、判断する資格はないのかもしれないのだが、やはり面白さがわからない。
単に3D造形したいのであれば、3Dモデリングソフトウェアの方がよほど使いやすいだろうし、最近の3Dモデリングソフトウェアには、シェーダーを書いたり、スクリプトを組んだり、物理演算させたりなどの各種機能も揃っているので、たとえばモデルを動かして電卓を実装するなどという事も行える。
まあ、これを言い出すと、SimCityも、ペイントソフトウェアを使って描けばいいじゃないかということになってしまうのだろうが。
ちなみに、Minecraftは不自由なソフトウェアのゲームであるので、遊んではならない。
レシーバー(機関部)のうちの下部を3D印刷した銃は、減装弾を6発撃っただけで壊れたそうだ。
この強度では実用にならない。6発撃つことが目的ならば、3Dプリントした銃など必要ない。
さらに改良するとは言っているものの、結局、問題が3Dプリンターに使うプラスチックの強度なのだから、どう設計しても解決できない問題ではないか。
銃の作成に耐える強度のプラスチックは開発されている。残念ながら簡易な3Dプリンターで印刷できるような形成容易なプラスチックではない。
ところで、完全にプラスチックの銃は作成できるのだろうか。バネが最後の問題になりそうだが。
ただし、金属探知機を突破する目的であれば、バネのような細かい部品は、どうとでもなる。服の一部やキーホルダーに組み込んで金属探知機を突破し、後で組み立てればいいからだ。
Hula Cam at Burning Man 2012 - YouTube
フラフープにカメラを取り付けて撮影したらしい。面白い映像だ。
似たような映像としては、剣先にカメラを取り付けて演舞したものがある。
Science off the Sphere: Yo-Yos in Space - YouTube
女の子ならヨーヨーの物理を学ぶべきだ。それでヨーヨーの物理を話しながらトリックの一つや二つも披露すれば、男の子にモテる。たまに、物理が嫌いな男の子もいるが、そういう男の子とは付き合わないほうがいいよ。そして、物理を極めると、とてもいい仕事に就けるので、いいヨーヨーをたくさん買えて、暇なときにさらに練習できる。
カナダの学校の子供とあるから、フランス語だと思うのだが。残念ながら言葉がわからないが、反応は見ているだけでも面白い。
レコードがあればスクラッチが発見されるのは必然のようだ。
Macintosh 512Kでお絵かきをする動画。
たった一枚の画像を保存するのに何枚もFDの交換が必要だ。もちろん、読み込む際にも交換しなければならない。
Ubuntuを最低なスペックで動かす動画。
詳細はDmitry Grinbergを参照。
CPUはATmega1284pである。なんと8bit。メモリはSDRAMを使った。メモリのリフレッシュも自前で実装している。ただしCPUが非常に遅いため、メモリの速度は300KB/sといったところである。ストレージには1GBのSDフラッシュを用いている。
ただし、このCPU向けのコンパイラーがないので、ARMエミューレーターを実装することによりGNU/Linuxを動かしている。
もちろん、あまり早いとは言えない。ブートしてbashが表示されるまで二時間、Ubuntuが完全に起動するまで、その後さらに四時間かかる。Xを起動するとなるとそりゃもう長い時間がかかる。コマンドを入力して結果を見るのは、一分ぐらいで済むらしい。