A. 促音とは、小さな「ッ」ですが、これは共鳴する音ではありません。ただ、歌の中の処理になる、その前の音の母音を強調したり、あるいはマイクで息を聞かせたり、歌い手のスタイルや感覚によって処理はまちまちです。共鳴にどこまでこだわるかということになりますが、無声音では、例えばkissであれば、声楽家であればキィスゥに近く聞こえますが、ポップスの歌手はそのままでこなせるでしょう。
A.有声音は、声帯の振動によって生じ、声帯が振動しないのを無声音といいます。ただし、声帯の振動しないささやき声でも、母音など有声音に聞こえさせることができます。発音に関しては、声帯でなく、構音の器官によって、つくっているからです。
A. とても鋭い指摘だと思います。カ、サ、タの行が、無声音から有声音を作るのと、同じように考えると、パの有声音がバとなります。昔の日本語では、ハ行はパ行の音だったのです。それがfaファのように変化したあと、ハになりました。