一定の経路を定期的に運行するバスのこと。
高速バスやはとバスもほぼ毎日同じ経路を運行するので路線バスに含まれるが、一般に路線バスと言う場合は、一般道を走り、異なる2点間の移動を主目的として乗車されるバスのことを指す。
路線バスには、バス停留所(バス停)や、駅前などに設けられたバスターミナルで乗降する。乗降客が極端に少ない区間では、バス停以外の場所であっても運転手に合図をすれば乗降できる「フリー乗降区間」となっている場合もある。
運賃は、均一料金制の場合(都市部に多い)と、距離に応じて金額が上がってゆく場合(対キロ制)とがある。前者の場合は、前の入口から乗車して運賃を支払い、後方または中央の出口から出る「前乗り後降り」となっていることが多い。後者の場合は、後方または中央の入口から乗車して整理券を取り、前方の出口から出る際に、運賃表で確認した運賃を運転席横の運賃箱に入れる「後乗り前降り」となっている。出入口が共通になっている場合もある。
多くの路線バスはワンマンバスとして運行されている。