『歌唱中の輪状甲状間スペースのピッチ同期変化』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 歌手10人(男女各5人)の、5度音程ごと(画像2,3枚目参照 例:参加者E,J)の発声時の輪状甲状間(CT)スペースを調査。殆どの場合にピッチ上昇と共にCTスペースは狭くなったが、サイズの変化は非線形であり、広くなることもあった。 50の喉頭標本を使用した先行研究によると、CTスペースが1mm減少した場合の声帯膜様部の長さの増加は、男性1.4mm/女性0.5mmだと推定されている。 本研究で、5度あたりのCTスペースの減少幅は男性平均1.7mm/女性平均1.4mmだったが、先行研究の推定によるとこれ…