ニュースイッチに、キヤノンの役員の「APS-C機もEOS VR SYSTEMの対象とする」というコメントが紹介されています。
・低価格帯も...キヤノンがVR撮影対応デジカメ機種増やす、利用者拡大なるか
- キヤノンは「EOS VR SYSTEM」に対応するデジタルカメラの機種を拡充する。従来は3機種が対応しているが、フルサイズセンサーより小さいAPS-Cサイズのセンサーを搭載するカメラも対象とする計画。低価格帯のカメラも同システムに対応させることで利用者層の拡大を狙う。戸倉剛専務執行役員は「複数の選択肢を揃えられるようにしたい」と意欲を示す。
- 同システムに対応するには専用のレンズが必要となる。APS-Cサイズセンサー搭載のカメラに装着できる専用レンズを発売する予定。具体的な発売時期は明らかにしていないが「2024年内の可能性もある」(戸倉専務執行役員)。
- キヤノンはカメラのほか、XR(VRや拡張現実〈AR〉などの総称)領域にも注力。戸倉専務執行役員は「イメージングが進む方向性としてはXRがある」とし、将来を見据えて研究開発を強化する方針だ。
現在、RFマウントのVR対応レンズはフルサイズ対応で高価なRF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEのみで、VRコンテンツ作成を気軽に試してみるというわけにもいきませんでしたが、APS-C用の安価なVR対応レンズが登場すれば、安価なAPS-Cのボディとの組み合わせで、ずっと気軽にVRを楽しめるようになりそうですね。
だじ
いまVRゴーグルの主流は両目4K120fpsあたりですし、RF5.2mmがR6 mark IIにも対応したことから、割り切って4K60fpsやFHD120fpsならばR7やR10など現行機種でもファームアップで対応可能なのかなと思います。
噂されるR7 mark IIで4K120fpsに対応すればわざわざVRレンズを買う意味が出てくる気がしますが、キヤノンはそこまでしない印象もあります。
rocky
比較的安価にシステムが組めるなら、業務用だけでなく一般ユーザーの記録用にニーズが広がるような気がします。旅先の臨場感や大切な人との時間をもう一度、立体映像で味わえる、そんな時代が来そうですね。
もにゅ
レンズもいいですが
参考出展してたVRコンデジも早く出てくれるといいですね
(他社使いなのでVRのためだけに移行は…)
bababa
APS-C版VRレンズはCP+でガラスケースにレンズ展示、その横にデモ映像ありましたね。
6Kで撮れれば実はR5の8Kとそんなに遜色ない(というかVRで8K収録でも目の前の視界はせいぜい720pぐらいの解像なのでまだまだ足りない)のですけれど、画角がちょっとだけ狭くて、ちょっと視線を左右に振ると緞帳があるみたいに映像が切れてしまうのが興醒めでしたね。