不妊女の毒吐きブログ

不妊で心が腐り、不妊治療を経て出産。心は回復するのか?日々の悩みを吐き出すブログです。

踏みとどまる

危なかった〜

夫の会社に出す、祝い金の申請書を見ていて、久しぶりに目にした人事部という文字や会社を感じる書類。ふと、かつての勤め先のことを思い出しました。

11年いた会社。定年まで本当は居たかった。

給料やボーナスも年々上昇し、あと1年で、昇進して、さらに所得が増える見込みだった。お客さん達にも大事にしてもらい、仕事も楽しかった。もし、上司との人間関係がこじれなかったら。もし、私に子どもがいないことを非難したり冷やかす人達がいなかったら。

不妊治療の為に休職を申し入れた時、却下されていなかったら。

そもそも、上司のことを相談した相手が、あろうことかそのことを上司本人に伝えて、関係がこじれた。子どものことで色々言われた時、本来であれば上司に相談して止めさせて欲しかったけれど、無視されたり嫌がらせをする上司には相談出来なかった。私が、業務する上で、不妊治療のことを上司に話したら、話が広まっていて、さらに不信感は強くなった。そして、不妊治療では休職出来ないと会社から返答があった時、副社長が申し訳ないと、誠意を持って伝えてくれたから、文句は無いけれど、妊娠出産といったおめでたいことはサポートするのに、困難を抱えている人間は、サポートして貰えないと感じ、絶望した。

そして退職し、新しい職場で妊娠出産を経験し、赤ちゃんがいる今、私は全て良しとして、過去を引きずってはいけないと思う。だけど、悔しい気持ちは消えない。

久しぶりに、マイナビで会社のことを見たら、どうやら会社は更に発展を遂げ、上司に良く似た人が掲載されていた。会社の口コミ欄に、私の身に起こったことを書き込んでやろうかと思ったものの、書いて後悔したり、後々大変な思いをするのは私だと思って、踏みとどまった。

芸能人でも、投稿したことが大問題になり、干されている例が最近もある。

書かなくて本当に良かったと思う。

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