12/22にFP3級試験を受け、無事に合格基準点を超えました。
結果は以下の通りで、
学科:47/60(36点以上で合格) 実技:34/50(30点以上で合格)
なんともいえない微妙な点数ではあったのですが、基準点を超えてくれていたのでよしとします。
受けた試験
FP試験にはFP協会のものときんざいのものがあります。
自分はきんざいのものを受けました。
実技は資産形成と保険があるのですが、自分は資産形成を選択しています。
スペック
この手の合格体験記を読んでいて思うのが、「そもそも筆者のスペックってどんなもんなん?」ということ。
自分は同じようなスペックの人のものを真似た方が楽に学べると思っており、そもそも基礎スペックが違いすぎる人の学習法を真似してもあまり意味ないのではないかなと思っています。
身の丈にあった期間と学習法を使って確実に合格するのがいいんじゃないかということです。
だから、できる限り合格体験記を各人は読者に対して自分のスペックを示した方がいいのではないかと思っているわけです。
まぁこんな考えを持っているので自分のスペックをさらっと書いておきます(スルーしてもらっても大丈夫です)。
- 元々暗記が得意
- 数字に強い
- 新卒から3年間働いた職場でバックオフィスをしていたので社会保険・雇用保険、年末調整などの実務経験がある
- 短期集中でないと学習が継続できないタイプ
- パーソナルファイナンスに興味があり、これまでに資産運用周りを軽く勉強していた
- 保険のセミナーなどにも出席していたが内容は断片的にしか覚えていない(ほぼ0だと考えてOK)
- 日商簿記3級は持っている(2級は落ちた)
こんな感じですね。
簿記は来年リベンジします( )
参考書
使用教材は下記の通りです。
テキストと問題集は友達が貸してくれたのでそれを使いました。
問題集はパラパラと見て、過去問でいいやと思ったので使っていません。
過去問で十分だと思います。
あと試験前日にほんださんのYouTubeを見ました。
正直、はじめから見ておけばもっと理解して覚えられていたと思います……。
スケジュール
試験本番までのスケジュールは下記の通り。
おおよその勉強時間は 平日2〜3時間 休日3〜5時間 くらいです。 前日は過去問2周したくらいで全くしませんでした。
勉強開始〜1週間
- 勉強法の調査
- 過去問を解く(現在の実力を測るため)
- 参考書1周
- ひたすら学科の過去問を解く
〜2週間
- 参考書1周
- 参考書を読み終えた分野ごとに過去問を解く
- 実技の過去問を解く
このあたりで学科は7割を切らなくなる。
〜3週間
- ひたすら過去問
- よく間違えるものをAnkiに登録
やったこと
では、具体的にやったことをば。
勉強方法の調査
まずは勉強方法を調べまくりました。
自分は3週間で終わらせると決めていたので、Googleで「FP3級 勉強法 3週間」と検索した。
ヒットした記事を見ていくと 「過去問を解く→参考書を読む→過去問を解く」の繰り返しが多かったので、これに倣って学習を開始しまし
参考書を読む前に過去問を解く
試験の雰囲気や現在の実力を確かめるために、過去問を解いてみました。
2024年5月の試験問題を解き、正答率は6割(36/60)ほどでした。
半分以上勘でしたが、なんとなく知っていることが多かった印象。
参考書をざっと1周する
まずは全体像を掴むためにざっと1周しました。
6章くらいあるので平日で読み切りました。
2日くらいで終わらせて過去問に入るといいと思います。
ひたすら過去問を解く(学科)
インプットした参考書の内容をアウトプットするためにひたすら過去問を解いていきます。
新しいものから8回分を8〜9割の正答率になるまで繰り返し解きました。
これは試験1週間前まで続けました。
抜けを埋めるために参考書を分野別で再読
過去問だけだと穴抜けの知識になってしまうので再度参考書を読みました。
各章を読み終えるごとに、過去問を分野別で解きました。
個人的にはこれは良かったと思います。
過去問をひたすら解く(実技)
試験まで残り2週間となったタイミングで実技の過去問を解き始めました。
はじめの1週間でどちらかのインプットを終わらせて、アウトプット中心にしておくといいかと思いました。
並行して少しずつ進めるよりは効率がいい気がしています。
実技も学科と同じで、結構パターンが決まっているので何回も解いて解法を身につけます。
計算はこれで倒せます。
ただ、計算以外は苦手な人もいるかもしれないです。
もし覚えられないという人はほんださんのYouTubeを見るか、Ankiを使うといいかもしれません。
自分はAnkiを使いました。
どうしても覚えられないものをAnkiに入れる
自分はAnkiのヘビーユーザーなので結構放り込みました。
apps.apple.com過去問をコピべしてフラッシュカードにするだけなので簡単にできるかと。
解説で表になっている部分が覚えにくかったので、表は全部Ankiに入れました。
苦手はこれで潰せたので良かったかと。
最後の追い込みで過去問を解く
残り1週間は学科と実技のどちらの過去問も解きました。
1日2〜3回分を解いて、間違えたところを理解するを繰り返しました。
この週はこれまで解いていた8回分に加えて、全試験範囲からランダムに出題される模擬試験モードで解いていました。
この段階だと反射で解けるようになっている問題が多くなっているので、本当に苦手な部分や抜けている部分を潰していく作業です。
試験前日まで繰り返しましょう。
あとは試験を受けるだけ!
ここまで学習お疲れ様でした!
3週間という結構詰め詰めのスケジュールでしたが、多分これだけやれば受かると思います。
本番はわからん問題もあると思いますが、どれか1つは当たりなのでそれっぽいもんを選んでおけばいいかと。
ではでは、ご健闘をお祈りしています。