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国見会長がすごいと思う。かっこいいな、と。
でも当たり前のことが当たり前でないという実態。恩地さん言ってた「片目の猿」の話。
なんていうか、これが現実なのかなぁと思うとやんなる。
あと飛行機乗るのも怖くなる。
もともと飛行機あんまりすきじゃないしなぁ。。
ふと、山崎豊子を読めるようになるなんて回復したなぁと思ったり。本を読むことはすきなことだから、よっぽどのことがなければ読むのがいやにはならないのでバロメーターになるな、と。去年の夏は活字を見るのがしんどかったもんなぁ。。それから考えると、うん、よかった。
(07/11/23)
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夢中になるまでに時間がかかりましたが、読み進めていくうちに、これは読まなきゃいかん!と思う本でした。
もちろん小説ですので、全部が本当のことではないにしろ、小説内の某航空会社の体質が現実のニュースと絡み、なんともいえぬ腹ただしさを覚えました。
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2008.1.3
どんなことがあっても屈しない恩田元。まさに正義の方でした。彼のような人が今の世の中にいるのかなぁ?
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御巣鷹山の事故発生を受けて関西紡績の国見が会長に抜擢され、国民航空新体制がスタートする。恩地も国見に会長室勤務を命じられ、ついに日の当たる所で仕事をすることになるも社内の労組問題が本当にややこしくてどうにもならない。事故からちょうど1年経った慰霊祭の場面で4巻は終わる。慰霊祭のシーンは3巻の御巣鷹山編よりも涙を誘います。こんな小説があるのに、この会社は今でも労組が何十組もあるという。労組問題が難しくて仕事もろくにできないんじゃないか…。
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週刊新潮連載時、週刊新潮がJAL機内から姿を消したというエピソードを持つ『沈まぬ太陽』。報復人事、御巣鷹山、利潤追求…、その人間模様と社会性、壮絶な事故の描写は他の追随を許さない生々しさがあります。『白い巨塔』の財前&里見助教授を彷彿とさせる恩地&行天の対決も怖い…。巻末の取材協力者と主要参考文献の一覧も圧巻です。
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ちょっと方向転換。企業の汚い部分を申し分なく発露。
いきなりとっつきにくくなった感があるけども、なんとかついていけた。
腐ってるなー
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矢野提供本。
私の大好きな山崎豊子さんの本です。
文章にひきこまれ、日本語の言葉の美しさに魅了されます!
ぜひぜひ読んでみてくださいっ。
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話がだんだん難しくなってくる。
生協だとか組合だとか子会社の汚職だとか、専門的すぎ?!
おまけに主人公も誰だか分からないような巻だった。
まさしく最近のNARUTO状態!!w
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ふと、気がついた「この作品は、多くの関係者を取材【略】事実に基づき、小説的に再構築【略】」
ダメだ一気に醒めた。
幾ら「小説的」といわれても、神・仏のような会長、苦難に耐える聖人のような志高き主人公、
に対する分かり易すぎるほど単純化された周りの悪党共。
事実に限りなく近い3巻を挟んでコレが事実、
または事実に限りなく近いという錯覚を
作家が読者に与えようとしているのでは?
そのために3巻があるのだとしたら少々その姿勢に疑念(個人的な邪推)が沸く。
あまりにも白黒分けすぎ。
2巻まででやめておくべきだったか。
主人公一人だったらまだしも、同じような会長が出てしまって、180度見る目がかわって
惰性で最終巻に進む。
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精錬実直な国見氏が恩地の航空会社の会長に就任。恩地氏を会長室付部長に大抜擢し、徹底した内部調査に乗り出す。ボーイング社が日本からの調査に対して示すデータや証明の合理的な態度、個人とのアライアンスを守る会社の姿勢は、自分が、まれにアメリカの会社と仕事をする上で実感しているところと一致して、学ぶところが多かった。合理性で鉄壁にしようとすることが多い自分の反省も含めて。
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読むのにかなり時間がかかってしまった。
(3)まででだだーっと盛り上がった分、会長室篇での人間関係やしがらみがちょっとわかりにくくて、間延びしてしまった感がありました。
でも、会長の心意気にはすさまじい男気と誠実さを感じる。
中のぐだぐだを見ていると、某航空会社(ぁ、もちろん今は違いますよね^^)には乗りたくないなぁーみたいな心境になってしまう。
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御巣鷹山の墜落事故をきっかけとした、国見会長による改革と、既存勢力との葛藤を描く。
最近もこういうことが政治であったような。。。歴史は日々繰り返されるということか。
国見会長のように、いつまでも人を信じ、自分を信じるままに、高邁な理想を追求できるような人間になりたいと思いました。
小説の出来としては、ベタに悪い人たちの描写が多く、大衆迎合的小説になりつつある印象があって、☆×3にしました。
さて、最終巻どうなることやら。
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4巻目、会長室篇の導入。
実直かつ誠実で、責任感にあふれた国見が事故後の国民航空へ会長として入る。
そこで目にしたものは過去の露骨な差別待遇によってのし上がった、「魑魅魍魎」のような人間たちであった。
手にした利権を絶対に離さんとする幹部、そして運輸官僚。
国見、恩地らと行天をはじめとする旧勢力たちの攻防がリアルだった。
実際の企業財界、政界、官僚、マスコミのつながりもあのような形なのだろうか。
恐ろしいほど現実的すぎて、社会の大きさを感じてしまった。
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いよいよ恩地さん返り咲き!!
アフリカの濃ゆい3巻から打って変わって本社です。
国民航空どうなるのか!?
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会社って何もかもドロドロしてるように思えてくる。
こんなことが普通にまかり通ってた時代があったんですね。