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安倍晴明と源博雅、濡れ縁でゆるゆるとお酒を傾けている風景、大好きなんです。そこに誰かが尋ねてきて、「ゆこう」と出かけていく。偉大なるワンパターン。あとがきによると、夢枕獏はこのシリーズを一生書き続けると記しており、嬉しいことです。
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この素敵過ぎるワンパターン!!!!
濡れ縁での風景、本当に大好きです。
ずっと続いていって欲しいですvv
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やっぱり平安の都は素敵です。いつも通りの雰囲気の安倍晴明と源博雅の二人のコンビが良いですね。艶やかな事件解決。読み終わったあとも景色が溢れます。
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読んだか読んでないか分からなくなり、借りました。(読んだことあった…)
でも面白かったです。
やっぱり晴明&博雅のコンビがいいです。
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このシリーズも7冊目。
相も変わらず、晴明と博雅は庭を愛でながら四季を感じ、酒を楽しむ。
そしてその合間に不思議な出来事を解決していく。
毎回同じパターンなんだけど、水戸黄門みたいなもんで、それが心地いい。
寝る前に読んでると、時間がゆっくり流れている感覚になって、心が穏やかになって寝つきが良くなる。
あとがきで、夢枕獏さんはこの「陰陽師」シリーズを一生書くと仰っている。
まだまだ楽しめるのかと思うと嬉しい。
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「コンビ物」好きには堪らない本。
ゆったりとした時間の中、漂うに為される晴明と博雅のやり取りが好きです。
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「二百六十二の黄金虫」は、「陰陽師」の1冊目を読んだときの気分を思い出させる一編でした。
以前は、けっこういろいろな物語の運び方があったのですが、最近は、もう完全にパターン化しています。
意識してそうなっているというよりも、落ち着くところに流れたら、こうなったという感じでしょうか?
ところで、博雅って、歌がさっぱりわからないっていう設定なかったですっけ?
それは、マンガだけだったかな?
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ワンパターンの導入(晴明邸での博雅との会話)が好きです。
晴明だけじゃなくって、博雅もぜったい(本人が気づいていない)
不思議なパワーがあるよねっ。
このシリーズは展開が読めなくて面白いんです。
不思議な空気です。
ほんと、マンガみたい(笑)
末永く書き続けてほしい話ですね。
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平安時代に活躍した陰陽師安倍晴明とその友の源博雅を
描いたシリーズ第七作目。
このシリーズには一つの「おきまりのパターン」がある。
いつも物語は、晴明の屋敷で二人が庭を眺め、
変わり行く景色を感じながら酒を飲むシーンから始まる。
素直でロマンティストな博雅は、その庭から感じ取った
あるがままの自然の姿について自分の感想をを率直に述べ、
それを晴明は不思議な微笑を浮かべながら聞いている。
時に博雅は、そこから生じた疑問を晴明に投げかけると、
晴明は「呪」の言葉を用いて説明しようとする。
しかし、単純な男である博雅は、
晴明の「小難しくてややこしい」説明を嫌がる。
本当は博雅はその「ややこしい」と言って嫌がる「呪」の理を、
根本では分かっていてそれをちゃんと口にしているのに。
そんな博雅を、晴明は「よい漢(おとこ)だ」と褒める。
そんな一通りのやりとりが行われた後、
博雅が晴明に相談を持ちかけたり、
客人が来たりして話が展開していくのだが、
今まで何度となく繰り返されてきたこの冒頭のやりとり。
なのに、毎回シリーズの最新刊を購入して
初めのページをめくった瞬間、このおなじみのシーンの描写が
自分の目に飛び込んで来る「お約束」を、
「またか」とうんざりした気持ちを覚えた事は
一度たりともない。
むしろこの二人がいつもの場所で簀子の上に座り、
ほろほろと酒を飲んでいると、
自分もまたいつもの場所に来られたような気がして、
なんだかほっとするのである。
夢枕獏の陰陽師シリーズは、いつまでもこの「お約束」から
物語が始まってもらいたいと思う。
今回収録されている六話の短編の中では、
本巻を最初に飾っている「二百六十二匹の黄金虫」が一番好き。
私の好きな登場人物の一人である露子姫が再登場。
相変わらず、平安時代のお姫様らしからぬ風変わりぶりだけど、
その「私は私よ」的な性格が彼女の最大の魅力。
今後もちょくちょく父実之の目を盗んでお屋敷を抜け出し、
晴明、博雅と色々冒険してほしい。
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さくさく読める。
博雅と清明の初めの掛け合いが、定型的ででも人ってそういうものかと自然な感じで、そういう気付きもできました。
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清明と博雅がお酒を飲み語る場面が必ずあってゆったりとした気持ちになり、その上であやかしを退治(?)していく緊迫感もある。短編なので切れ切れにしか読む時間がとれないときに読みやすくおもしろい。この中で、覚という人の心を読む妖怪と晴明との対決がおもしろかった。
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晴明と博雅の「呪だ」「また呪か」のやりとりは、毎度お馴染みなのは分かり切っているにしても、博雅はいい加減抵抗を止めれば良いのにと思わないでもありません。でもそんなところがいい漢なのです、博雅。
虫愛ずる姫再登場! 「ゆこう」「ゆこう」のいつもの掛け合いが、露子姫のおかげで違うバージョンになっていて愉快でした。「二百六十五匹の黄金虫」のお話はとても好きです。恨み辛みで現れた妖ではなく、淋しかったから、というところが可愛らしくて。そんな美しい怪異になら、一度遭ってみたい気すらしました。他の妖は勘弁願います(笑)
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陰陽師シリーズの第7弾!!
晴明と博雅の友情というかけあいが凄く良い!!
「ゆこうゆこう」の言葉のかなり耳に残る。
兎に角、平安時代の雰囲気が凄い楽しめる作品です♪
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どの話も面白かったですが、特に二百六十二匹の黄金虫が良かったです。いつも読誦している主人の留守の寂しさから、経本から抜け出してしまうとは、それが金色に輝く黄金虫とは、ちょっと感動的でした。般若経は262文字なんですね。勉強になります。
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会社の先輩から借りっぱなしになっている陰陽師
すぐに感想書かないと、短編物は話が分からなくなるね…
棗坊主だったかしら?
仙人たちの打つ碁に夢中になっていたら、いつの間にか何十年も経過していて…
という感じのお話ですが、なんだか結末はちょっと物哀しい気もいたしました
作品全体としては、例の如くで晴明が博雅を振りまわしておりますw