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投稿者:さかれな - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の2つに比べて、ドキドキ感が足りない。
2人の青年の女性との関わり具合が本作品のメインで人間関係中心に描かれている
私としては、もっとハードボイルド的な作品にして欲しかった
読んでいく内おおよそ結末もみえてきてしまう
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柿沢シリーズ3作目。ブラジルの耕一も入るから、なんとなく全体的に番外編のような感じ。ちょっと男女間の描写が多くてものたりなかったかな。
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垣根涼介さんの作品は「ワイルドソウル」で意外に面白い内容に、続けて「午前三時のレースター」を読みました。そこで、新しく文庫になったのを機会に「サウダージ」をこの作品を読み始めて知ったのですけど、この作品は「ヒートアイランド」「ギャングスターレッスン」と言う2つの続編の番外編的な存在のようです。
先の作品を読んでいなくても、この作品だけでもちゃんと話がわかるように解説があります。それはありがたいのですが、そのために、先の話の概要を知ってしまうというもったいないことになります。たぶん、他の評価から言っても、3つのうち読むのなら「ヒートアイランド」でしょう。
この作品は話はそんなに混み行っていないわりには、結構ボリュームのある内容になっています。しかし、読ませる内容にはなっているのですが、他の作品と違って、登場人物のコロンビアから来た出稼ぎ売春婦DDが、個人的には生理的に好きになれないタイプです(たぶん、日本人の感覚ではわからないのかも(^^;)。チリ出身ですけど同じ南米のアニータを想像しちゃうほどです。この女性の登場と絡めて必要以上と思われる性描写にうんざりした感じもあります。
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アキのシリーズ。アキの純情っぷりがおかしくもあるけれど、しかし僕の好きだった第一作目のアキはどこへ行ってしまったのだ、という気もする。しかしこの作者は性描写が本当にヘタクソだね。DDの人間性を描くには同じセックスシーンでも、もっと上手く出来ると思うが…。ハードボイルド作家としてもう一枚皮がむけてくれることを期待。
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アキ・シリーズ。ウーン。。シリーズ重ねる毎に読み辛くなっていく。ヒートアイランドが一番面白かった・・。
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アキや柿沢、桃井それから関根たちのアンダーな世界に比べたら、俺のいる世界は甘ったるすぎる!!こんな世界で生きてるくせに疲れたとか諦めたとか言うな!もっとシビアに生きろと自分に言い聞かす。
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アキシリーズ。
性描写多すぎ。
アキが窃盗団に入る。勉強めちゃくちゃしてるけど、社会のシステム上では生かさない。この人たちは金を得て何がしたいのだろう。
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■『ヒートアイランド』の続編。■アキが成長しています。恋もします(笑)。『ヒートアイランド』時代より、アキが幼く感じ、何だかかわいらしいく、ほほえましいです。■プロの盗み屋の桃井が人間味を出して、ステキです。『ヒートアイランド』では、アキの敵としての登場だったので、人となりにはあまり触れられなかったので、余計に興味深い。■物語自体は…一人の美人南米女(?)に引っ掻き回されて、ラストは切ないです。■‘男視点’なので、登場する南米女に引きずられる気持ちは、あまり分かりませんでした。■物語自体の先の予測は安易にできるのですが、今回は1人1人の登場人物たちが生き生きと(?)描かれていたのがステキでした。
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『ヒートアイランド』、『ギャングスター・レッスン』に続く三部作のラスト。
相変わらず好きです、この作品。
ただ今回はDDがものすごくむかついた。
こういうトロいやつは頭くるね。
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垣根涼介「ヒートアイランド」の続編
他の書評では「ヒートアイランド」で渋谷のストリートギャングの頭だったアキが女に惚れて情けなくなったと言うけど…
自分は嫌いじゃありません(^m^)b
本気で女に惚れるって、こういうもんじゃないかなぁ〜?
オヤジは応援したくなります。
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「ヒートアイランド」「ギャングスター・レッスン」からの続編。前ニ作に比べると内容に落ちつきがあり、アキの成長も伺えます。
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DDの存在にイライラし通し。結末もその延長線上。読後の徒労感が計算されたものなら敬服する。対照的にあっくんのフニャケ方がうまい具合に物語を弛緩させている。
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2008.11
さいきん、伊坂幸太郎の小説を何冊か読み返していて、たぶんグラスホッパーの解説にて絶賛されてた一冊。残念ながら、良くなかった。馬鹿な変態が強奪を働く、それだけ。コロンビア人に失礼やー
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ヒートアイランドほどの疾走感はないものの、耕一とDDの傷を舐め合う姿には目を逸らせないものがある。柿沢が伊坂作品の黒澤にダブるのはどちらもプロの泥棒だからか。
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必涙の本。
ヒートアイランド、ギャングスターレッスンに続く三部作。
こうきたか・・という感じ。
いわゆる普通の後日談ではない。
このシリーズを読んだ人にはもうおなじみの、アキ、桃井、柿沢トリオに今回は、以前の仲間でありドロップアウト・・というよりもダメだしをされて切られたかつての仲間、関根が絡んでくる。
この関根がまた一筋縄ではない。やさぐれて、傷ついて、性格悪い。
そんな彼が、最初は体だけの関係で始まった女性との関係で、しだいに変わっていく。
コロンビアから出稼ぎに来ている娼婦のDDは、直情型のフェロモン女。
そんな二人の関係は、いびつであったま悪くて、でも本当にいじらしい。
あたしはハッピーエンド信奉者なのでこのエンディングはかなりマイナス。
でも、それでも★5つにしたい。
癒されたいとき、泣きたいとき、誰かを心から信じたいとき。
そんなときに読んでほしい本。
そして最後のページを閉じたとき、きっと、誰かを心から信じて好きになりたくなる。