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ここ最近の崎谷さんの作品としては地味というかおとなしい感じです。いとこ同士のお話でじっくり読めるお話でした。エロも少なめですよ。笑。
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面白かった!!
私、崎谷さんのお話って結構好きだわ。
過保護攻めが素敵過ぎて。。。
チョーしっかりしてるよね。。。。
うん。ドキドキした!
5.29
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切なくて大好きな作品。いつもの崎谷はるひに比べたら地味かもしれないが本当はこの人の書きたいものはこういうものではないのだろうかと思う。
全体的に出てくる女性が悲しい。悲しい女性達の中でひときわ美しく輝く2人。読者層は大体が女性と分かっていながらのこの自虐感がすきです。
BL小説って全体的に小説レベルが稚拙だなぁと思うし(じゃあ読むなって話ですが)、この人も不埒なモンタージュとか読んだ時にはなんだかなぁ…と思っていましたがこれを読んで見直した。凄く社会の流れに敏感な人なんじゃないかな。という勝手な妄想。
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いとこ同士で片恋、がポイントなのだと思います。
今のところ読んでいる崎谷先生作品の中でイラストよりも先生の文章を楽しみたいと思っている一作です。
イラストについては好みが分かれるので。
でも綺麗だなあと思います。タイトルのロゴの縁取っているピンクも可愛いです。
恋人がいるのに自分を優先してくれていたいとこの涼嗣が結婚する、という出来事をきっかけに動く恋模様がポイント。
家族以上恋愛未満、という冒頭の二人の関係に萌えてました。
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「俺、涼嗣が・・・涼嗣が、好きなんです」
いとこ同士の恋物語。
文章からすでにシリアスな雰囲気が漂うお話でした。
崎谷さんってこういう感じも書くんですね。
おエロもいつもより控えめで・・・でもしっかりあったよ(おぃ
ヘテロに片思いするお話って、本当切ないですね。
秋祐が、ヘテロ(と思い込んでいた?)であるが故の涼嗣の何気ない一言に傷ついていくところが痛くてたまらなかったです。
そんな涼嗣もいい奴だから、憎めないし。
ひっついた後はラブラブ一直線?と思ったらまだまだそんなこともなく。
切なく苦しいけど素敵なお話でした。
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他の作品に比べて淡々と進んでいくお話で、挿絵がその雰囲気を余計に煽っている感じです。
文章の綺麗さが引き立っています。
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証券会社のディーラー×大学助手。田舎?の旧家のいとこ同士で、本家次男×分家長男(姉あり)。
崎谷さん作品のわりにエロエロではない感じ。挿絵もソフトで家の中でなくても読める!w
蕭蕭とした雰囲気の話かな。
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地味にジンワリとした読了感。一緒に居る事に特別な理由は必要なかった関係の従兄弟。受けは早々に意識していたけど、攻めが気付くようになるまでのウジウジした心理描写がイイです。
あきらめようともがく受けの最後の大切な拘りが、受けにしか出来ない贈り物。こういうの好き
本当は、理性的で執着心の薄い攻めの1番欲しいものは、受けが夢中になってキラキラしていることだったんだろうけど、大きくは間違ってない感じでよい〜。
家政婦さんにドッキリでしたがww 男同士であるからこその背徳感が切なくて、分かち合えるのは二人だけ、二人だけの孤独、そういうのが伝わってくる。
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この作品、かなり好きです。地味目だけれど心情や情景の緻密な描写がふんだんにされているこういった作品の方が、崎谷さんの感性と文章の煌めきを強く感じます。IQも高く大人である涼嗣だけれど、恋愛に関してはおバカですよね。理論と計算で生きてきた涼嗣の感情の深い所にあるものは、幼い頃からずっと秋祐に向かっていたのに。気付くのが遅いよ。でも、気付いてよかった。傲慢な上から目線の涼嗣の執着が秋祐をきっちりと捕らえて離さないのがすごく良かったです。攻めも受けも個人的にツボでした(笑)
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いとこ同士の話。
受けは最初から意識してたけど、攻めはあるきっかけで想いに自覚する。そのときの表現とか胸が苦しくなるから好き。
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すごく綺麗な作品だと思います。
情景や登場人物の心理描写が美しい。
穏やかな作品です。
「小さな箱庭、ビオトープ。ふたりきりで完結する世界に、涼嗣を閉じこめてしまった。」
この一文がものすごく印象に残って、ずっと好きな文です。
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今まで読んだこの人の本の中で一番好き。今先生のイラストもすごく合ってる。匂い立つような幻想的な描写も、現実的な部分もしっかり描かれてて、もちろん心理描写も丁寧できちんと恋愛が描かれてて。この人の本を読んでて良いなあ、と思う部分が凝縮されてる感じ。
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袴田涼嗣は、いとこの蓮実秋祐と同居している。
同い年でありながら、大学助教授をしている秋祐のことが涼嗣は放っておけず、ついには「お目付け役」として同居まで買って出てしまう。
ところが、涼嗣が結婚することになり、二人の関係は変わり始める。
当たり前のはずなのに、涼嗣の結婚とともに「家を出る」という秋祐に涼嗣は動揺する。
そして、涼嗣は近すぎる二人の距離を見つめなおし……
というのが、大体のあらすじです。
結局、涼嗣は結婚しようとしていた恋人よりも、近すぎるが故に、今まで離れることなんて考えられなかった秋祐を選んで、ハッピーエンド……なんですが。
物語としては、割と淡々として進む感じの話でした。
大きな盛り上がりもなく、ごくごく当たり前のことをごくごく当たり前にする感じの小説でした。
今までの思いのたけを涼嗣にぶちまけた秋祐を涼嗣は追いかけたかったけれど、それこそドラマみたいに、何もかも放っておいて追いかけるわけじゃなくて、まず最初に結婚する予定だった彼女に別れを告げてから、秋祐を探しに行く……
本当、現実だったらそうなるんだろうな……と思います。
まぁ、そこで彼女を選ばずに、秋祐を選んでる時点で、非現実的と言えば非現実的なのかもしれませんが、でもやっぱり勢いだけで突っ走れないのがある意味、本当なのかなって思います。
たんたんとした中にしっかり愛はある小説がお好きな方にはオススメです。
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頼りない受とノンケの攻、しかもイトコ同士という設定だけなら苦手な部類なのだが、やはりこの作者さんの手にかかるとすごくすんなりお話にはいっていけた。エロも素晴らしい。キャラクターとしてはどちらもあまり好きなタイプではないのだが、それでもおもしろく読めるのがすごいとおもう