落ちていく人たち
2020/05/19 10:47
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
平凡な会社社長の転落死から始まる、連続殺人の真相に引き込まれます。意味深なタイトルが気になって、著者の思惑通りに騙されてしまいました。
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犯人にあたる登場人物の重大な特徴があえて伏せられていたという点で、ミステリーとしての評価はダウン。つまり映像化はできないということか。タイトルだけが唯一の手掛かりといえるけれど、これだけではさすがに無理がある。
しかし、3人の刑事たちが自分たちがまるで「テレビドラマの刑事であるかのように」謎ときをしていく、その雰囲気は魅力的だった。
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新聞紙面の広告で気になって購入した本。
話の途中は少し飽きてしまう感じもあったけど、ラストは悲しいけど、小説としては引き込まれてすごく良かった。
でも、犯人の人生を思うと、すごく悲しい気分にもなった。
ストーリーはいい!
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映像ではなく本ゆえに、読者に最大のキーが最後まで明かされないパターン。でもそのキーも、えぇ?と驚くものでもなくちょっと中途半端。動機が最後まで分からないので犯人の検討が全くつかなかったので、普通に楽しめたかな。でもシーンとシーンのつなぎ方が雑。前作の「氷の華」の方が断然よかったな。
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前作からの期待が大きすぎたのかも。
長編ミステリとしては変化や動きが少なく飽きるストーリー。
刑事3名が地道に長々と綴っている印象で面白みに欠けた。
刑事のキャラクター描写をもっと深いと面白いのに…。
とキャラが気になりました。
最後まで読んでタイトルの目線に繋がったところはさすが!
と思ったが、面白いから読んでみて。と薦めたい本ではない。
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面白かった。最後まで犯人わからなかったなあ。まああの特徴を書いてしまえば、冒頭や犯人の心情シーンなどと合わせて犯人がバレバレになってしまうのだろうけど、それにしてもエーってなりました。まさか車椅子だなんてさあ…思わないでしょう普通は。
拓真と小枝子はなんとなくそうなのかなとは思ったんだけど。
しかしなんだか煮え切らない感じで終わってしまいましたね。過去の事故は意図的だったのか偶然だったのかも判然としないまま。
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タイトルである「目線」は本書の根底を流れるテーマを見事に物語っている。しかし長編ミステリーとして考えるに、やや心理描写やリズム感に物足りなさを感じる。2010/12/04
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これは「外れか」と思いきや、最後に「タネあかし?」全然気がつかなかった。タイトルの意味も最後にわかる始末・・・やられた。
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堂島建設の社長が自らの誕生パーティで
2階から転落死する。自殺として処理されるが
初七日の法要で、次の殺人が起こり・・・
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すべてがつながるラストにあっぱれ。
結末を知ってから読み直すと、
色んなところに伏線がはりめぐらされていて楽しい。
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建設会社社長の堂島新之助が、自身の誕生日にベランダから落ちて死亡する。宴の席に集まっていた家族ら11人にアリバイがあり、警察は自殺として処理する。そして、初七日。哀しみに沈む堂島邸で、新たな犠牲者が。新之助の死は、本当に自殺だったのか? 疑念を抱く3人の刑事は、独自の捜査を開始する。愛憎渦巻く一族の悲劇を描いた長編ミステリ。
(本書カバーより引用)
前作「氷の華」は米倉涼子さんが主演でドラマ化されると聞いて読んだ。結局ドラマは観ることができなかったが、原作はこれが処女作かと思うほどに素晴らしいサスペンスだった。それに期待して、今回ドラマ化をきっかけに2作目「目線」を手に取ることにしたわけだ。
が、残念ながら序盤に出てくる一つの文が全てを台無しにした気がする。その一文で私はある人物に目を付けてしまったからだ。当然、その後もその人物の動向に注目して読むことになる。だから、最後の犯人が暴かれる場面での驚きが全くなかった。どんでん返しも期待したんだけど・・・。
しかし、愛憎劇を描くのは巧い。「氷の華」もある女性の弱点を利用して動機を作り上げた。今回も同じ。その人の持つ特殊な事情を利用した動機付けである。ただ、トリックはあまりいただけない。最後の最後にならなければ、情報が読み手に与えられないのはアンフェアだ。第一の殺人については特に。
最後の最後にタイトル「目線」の意味を知った。それまで気にしていなかったのは迂闊。
「氷の華」にしても「目線」にしても、ドラマ化のために描かれたのかと思うような作品である。
人間劇としてはとても面白いので、次作にも期待したい。
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最初から最後まで一貫して「ふーん」という感じ
決してつまらなくはない、でも面白く感じる部分が自分には無かった
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天野節子の氷の華に続く作品。
最後まで犯人のプロフィールがきちんと表現されていないなど、作者と読者の間でのややルール違反じゃない。
また、人間関係が多く、無理やり中に引き込んでいる感もあり。
前作の方がよかった。
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購入:守山(2011.1.17)
う~ん私はつまらなかったですね!失敗です残念!
ちょっと見え見え過ぎて考えさせられたりドキドキさせられたりいわゆる山場が無いんですわ~
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長編でも読むこと自体は全然苦にならないんですが
これは長かった。
飛ばしちゃうシーンが多いこと多いこと。
ラストの3人の刑事の会話は
ドラマ化を想定して書かれているようで
ちょっとクサかった…。