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林真理子さんの本は好きでよく読むのだが、これは苦手。
ひとつひとつの話がつながっていて、ひとつめの話の脇役が次の話の主役に・・ってパターンもありがち。期待はずれか。
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短編集というのか一つの小説というのか。主人公がどんどん移り変わって行きます。アイデアは面白いけど、なんかいまいちかなぁ。
家族。
親子。
不倫。
お金持ち。
お嬢様。
現実。
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どんな人も裏表があるし、秘密を抱えてる。その秘密が周りの人達には知られていないと思ってるけど、実は勘付かれているものなんだなぁ。
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こういった小説の書き方もあるんだぁと衝撃でした。
内容も結構激しいので、こちらも衝撃的(笑)
人間の内面をこれでもか!ってくらいリアルに描写していてドキドキします。
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登場人物がリンクする連作短編集。
1話目の脇役が2話目で主人公にという展開が面白い。
各人の心の裏,秘密の部分。
「悔いる男」,「母の曲」,「夢の女」などは,
主人公の中年男性に自分を重ねてしまい,考えさせられた。
「女が逃れられないのは現在の男と,せいぜいがその前の男ぐらいのものだ」
という記述があるが,なるほどなと思った。
男は昔の女性の思い出を忘れられないものだ。
男と女の裏の部分がうまく描かれている。
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1話目の脇役が2話目では主人公になり、
2話目の脇役が3話目では主人公になり…という連作小説。
見る側が見られる側へと視点が次から次へと変わっていく。
同じ出来事でも視点が変わると、全く違う出来事になることを再認識した。
多かれ少なかれ、誰もが他人には言えない秘密を持って生きていることは確か。
体外的には平凡に生きてるように見える人にもやっぱり「秘密」があるんだろうなと思わされる。
でも、秘密は秘密で終わらせないと、不幸を呼ぶ。
自分にも、まわりの人にも。
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林さんの本は、読みやすい〜♪
短編集ですが、連続性があり。
必然的に読み進んでしまいます(笑)
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秘密がバトンタッチされて 次の話に進んでいく12人の主人公からなるリレー小説です。1話の話の脇役さんが次の話の主人公になる。さっきの脇役が何を考えていたのか暴露される。
夫婦の秘密 男と女の秘密 愛人との秘密 親子の秘密 近所つきあいの秘密。
心の内の悪を覗いてる感で ええんかぁええんかぁって気持ちになりゾクゾクッときます。 林先生のエロ描写は濃厚で好きです。
そして誰にも言えない秘密は誰でも大なり小なりあるもんです。女性はこうゆう話大好きだと思います!もちろん私もこうゆう腹の中全部ぐちゃぐちゃにぶちまけたような毒素たっぷりなお話大好きです。
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吉川英治文学賞受賞作。
夫以外の男との不倫を楽しむ女、その夫、その夫が昔付き合っていた女、その女が一夜を共にした男、その男の娘・・・・
話はそれぞれを主人公にして短編的に進んでいく。
最後は、妻の不倫相手から金を要求され、妻に内緒でこっそり払う男の話。
2度目に脅迫されたときに殺人を計画し、妻に計画を打ち明けることで二人の秘密を共有しようとする。
二人の秘密を持つことに快感を覚えるという捩れた愛情だ。
連鎖的につながっていく無関係な人々には、それぞれが持つ、人に言えない秘密を持っている。
まったく人間って、複雑でストレスいっぱいの動物だ。
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【今彼は秘密の濃さに酔っている。】
秘密を抱えた人の行き着く先は。。。
なかなかおもしろい。さくさく読めるし、リレー形式で主人公が変わる。
こういった形式の小説好きだな。
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初読みの林さんの小説。合わなかった…。あたしがお子ちゃまなのかも。エゴ満載で後味悪くて、もういいです~って感じでした。時がたったらまた読むかもです。笑
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そう来たか……!というのが正直な感想。もともと男女の機微を抉るのが得意な人だと思ってたけど、それだけで纏めるのは乱暴すぎると反省。男女のみならず人という観点で、性を中心に人をつぶさに描いてる。読みやすいのに深い。抉られる。
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林真理子はうまいねー。
いつ読んでも面白いレベルを軽くクリアしてくれる。
何か、軽い気分で読書でも楽しみたいわ、という時にうってつけの作家です。
12の連作が収められたこの作品も、面白い面白いとあっという間に読んじゃいました。
終りから二つがとても美しくて好きです。
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主人公がバトンタッチする短編集。
自分が人に言えないことをしているからか
誰にでもどんなちいさなことでも秘密があるんだと
落ち着こうとしたのかもしれない。
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考えさせられる本だった。日本のオンナの人生とはこうゆう事なのだろうか。
登場人物一人ひとりが短編にまとまって話がつながりながら展開を見せる、林さんによくあるパターンの小説。