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投稿者:みゅー - この投稿者のレビュー一覧を見る
3部完結です。まだ続きますが、とりあえず。
読み終えた感想は重い…
とにかく衛の過去がもう…。しかしおじいちゃんそこまで詳しく知っていたのね、とビックリ。
でも藍のルーツがよく分かりました。お母さん似なのね。と、ごちゃごちゃした関係なのにきちんとまとまっていて、しかもきちんと理屈が通っていたので読みやすかったです。
この作品で2人の絆はさらにガッチリとしたものになったけれど、普通にラブラブな明るい話が読みたいなぁ。
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて藍の本当の強さが発揮された気がする。思い込んだら命がけ、という感じなのは血筋なのなかも知れない。
知れば知るほど哀れと言うか凄惨な父・衛の過去を意外と冷静に判断している藍には驚かされた。
なんだか福田の妄執が消化されてしまいそうな終わり方で少しばかりモヤっとするが、だからと言ってこれ以上の決着のつけ方は考えられないのでこれで良かったのだろう。
分からなかった空白の時を埋めた志澤翁の話も人間の業を感じさせられ、亡くなった人々が安らかであることを願う。
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二十歳の誕生日を迎え、恋人となった志澤知靖と甘い日々を送る一之宮藍。だが祖父・清嵐の絵に長年固執し、また志澤と藍の関係を知る美術商・福田から脅迫めいた電話を受け、激しく動揺する。そのうえ、いわれのない贋作売買の容疑で志澤は警察に身柄を拘束されてしまい、なすすべもなく追いつめられていく藍に、福田は志澤の無事と引き替えにその身を差し出せと執拗に迫り――!?大人気『白鷺シリーズ』完結編!
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シリーズ3作まとめて感想。崎谷せんせい読み慣れてきたところで、えろがえろいのにも慣れて来た(^ω^)これは読んでるあいだから、★3つかな〜って思ってたんですけど、登場人物の名前をめったに覚えないわたしが志澤さん×藍の話だって覚えてること自体すごいし(3作も読めば…って話ですけど)、なんか読み終わってからもしげしげと2人について考えてしまうので、やっぱり名作な気がします。ひとまず3つにしとくけど、あとから変えるかも! ピュアすぎる受けって全然興味ないはずなんだけど……イラストが功を奏したかんじ。志澤さんもカッコイイ…。特に何もしてない気がするけど志澤さんがいちいちカッコイイ気がするのはやっぱり挿絵がよかったよねー! 個人的なモエのツボとは外れるんだけど、いいお話だったなー。
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うーーーーーむ面白い
白鷺シリーズオモシロイ
個人的に藍のお祖父さんの美術論にはものすごく同感
好みなんでしょうね…
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福田の脅威に不安を抱きつつも、お互いの絆を深めていく志澤と藍。弥刀が藍を撮影したインスタレーション作品が発表され、『白鷺溺水』を彷彿とさせる作品に志澤は苦い顔をする。一見は平和に映る日常の中、徐々に忍び寄ってくる福田の影に藍は怯えるが、脅しに屈するなと志澤は言う。しかし、「わたしのところへいらっしゃい」という福田からの脅迫じみた電話をかたくなに拒んだ翌日に、志澤は横領と盗品売買の関係者として警察に拘束されてしまう。驚愕した藍のとった行動、その決意は、そして四十年前の衛と福田の関係とは――。シリーズ完結編。
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何故評価が低いのかといいますと、福田さんという人の奥が。
ちっちぇえなあ、と。
あともう一つ気になったのが、藍くんの……。
私、あの苗字が大好きなのに!!
なんかこじつけみたいな確かに一見説得力があるように見えるのですが、意味わかんない。
なんで、そーなんのってちょっと怒リング入っていたり。
あと、もともとNLカップリングものメインだった頭の所為か(BLも読めるんで)出てくる女の人があまり可愛くないなあ、とか。
もう少し若かったら、文章に説得されて素直に感動できるんだけれど中途半端に年をくったせいか。
福田さんにはもっともっと悪役であって欲しい、とか思えて仕方がないです。
これで悪いのかいいのかというと、中途半端なサスペンス(?)ではなく恋愛ものに徹して欲しかったという気持ちで一杯。
これでしたら別出版社で描かれているシリーズのほうがまだ面白いです。
でも恋愛部分は相変わらずのらぶらぶでした。ごちそーさまでした♪
なんだかんだ文句言っても、このシリーズ好きですし。
メガネ萌えとか思ったのは、このシリーズで初めてです。
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[財閥養子×有名画家の孫]
・キスは上手にさりげなく
・夢はきれいにしどけなく
に続く完結編です。
まさに圧巻!
ここまで書いてこその小説。
本当に本当に素晴らしいです。
今まで色んな小説を読んできましたが、
ベスト5に入る素晴らしさです。
正直、小説を読んでこんなに涙が流れたのは初めてです。
★は最高5個ですが、
振り切っています。
そのくらいの素晴らしい作品。
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☆あらすじ☆
二十歳の誕生日を迎え、恋人となった志澤知靖と
甘い日々を送る一之宮藍。
だが祖父・清嵐の絵に長年固執し、
また志澤と藍の関係を知る美術商・福田から
脅迫めいた電話を受け、激しく同様する。
そのうえ、いわれのない贋作売買容疑で
志澤は警察に身柄を拘束されてしまい、
なすすべもなく追い詰められていく藍に
福田は志澤の無事と引き換えに
その身を差し出せと執拗に迫り――!?
大人気『白鷺シリーズ』完結編!
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志澤×藍の連作2弾。二人に嵌るきっかけになりました。背景にある芸術世界にとても惹かれて、人間臭さもあり、登場人物の係わり合いも色濃く表現されていてとても奥の深い作品だと思います。
藍の成長ぶりがしっかりと見れ、そして愛し愛され、の精神をしっかりと描いているところにどんどんとはまってしまいました。
オリジナルBLでこんなにはまったことはなかったので、とても思い入れの深い小説です。
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白鷺シリーズ3
やっぱり、福田さんイヤァ!!この人のせいで★5がつけられない。出てくるだけで、いやな気分になる。架空の人物をここまで嫌いになったの、はじめて。
なんで、藍パパは、こんな男が良かったんだろ?
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キスは大事にさりげなく の第三弾完結編。
少しずつ成長していく藍を取り巻く世界も徐々に広がって、それと同時に妄執している福田の魔の手が伸びていて。
柔らかな印象の藍の本当の芯の強さがでている内容でした。父・衛のそれなりに少し分かり、志澤との仲も実を結んだようで良かったと思います。弥刀の恋愛はどうだったのだろう、、、朋樹と何とかなるはずだよね?と期待。スピンオフで読みたい。
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『キスは大事にさりげなく』
『夢はきれいにしどけなく』
⇒『恋は上手にあどけなく』(完結編)
<短編集>
『蜜は夜よりかぎりなく』
<スピンオフ>
『平行線上のモラトリアム』
『垂直線上のストイシズム』
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白鷺シリーズ3作目。
とりあえずこれで藍と福田のいざこざには決着がつきます。
好きな作品です。泣きました。
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白鷺シリーズ第3弾
2作目と一緒に購入しました。文章の美しさとサスペンス要素の入ったストーリーと主役カップルのお互いを思いやる気持ちが綺麗で切ないのにHはすごくエロい内容というのがすべてツボりました。
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「キスは大事にさりげなく」の「白鷺シリーズ」の完結編。
最初は何もわからなくて、ピュアなだけが売り物だったように思われた藍は、実はとんでもなく芯の強いものを持っていて、志澤さんのピンチにその藍らしさを失わない、けれど、それでいて苛烈な一面が前面に出てました。
なんというか、感動する。
物語自体にも感動するけれど、藍の性格自体に一番感動しました。
私と同じ人間の中から、こんなにキレイなものが出てくるんだ……って思ったら、すごいなあ……ってただただ感動する。
物語を作ることってとっても簡単なようで難しくて、結局は自分の経験したこととか、自分の経験から想像したことしかからしか生まれないと思うんですけど。
そしたら、この作者さんの一部にはこういう部分が確かにあって、そういう部分がきちんと凝縮されて、人という形を持って出てきたことが、とにかくすごい!! って素直に感じました。
世の中には悪意はいっぱいあるし、悪意には正義で対抗することもできるけれど、そうではなくて、心で対決しようとした藍は本当にすごいと思いました。
私もこういう強さが欲しいなあ……と思ったんですけど、もう充分にひねくれてしまってるので(笑)、まっすぐさでこけちゃうなあ……と。
でも、気持ちだけでは負けずにいたい。
小説のジャンルとしてはBLなんですが、それ以上に、キレイなキラキラしたものを与えてもらったようで、どうもありがとうございました。
BLにだって、普通の小説を超える作品が時々眠っていることがあるから。
それはすっごい宝物だと思ってる。
それだからこそ、BLを読むのはやめられないです。