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ラプソディのように入り組む人間関係にめまいが。でもラストがよかった。甥っ子たちに振り回されてる演出家がかわいい。ガラスの仮面が読みたくなるねえ。
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切り裂きジャック1888と比べると、ずいぶんと描写やら口調がさらりとしたお話で読みやすい。
構造や配役の妙が面白いのだが、やや描写に現実感が希薄だけれど、これは2人のハムレットのモノローグだと言う気もする。
タイトルの通り、ハムレット狂詩曲にふさわしい、読後感が爽やかなお話。
物語のための物語の好きな方にお勧め。
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面白いといううわさだったのですが、基本的に私は舞台にあまり興味がないのであまり入り込めませんでした。知識もないし。ハムレットも、むか~しちょろっと読んだだけだしなあ。それがそもそもの間違いですね(苦笑)
あと、個人的に供述者が犯罪を企てている系の小説は好きじゃないんです…すいません。
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良かった。後味がとても良い作品。
最初、読み始めたときはこんなエピローグになるなんて思ってなかったので、ハムレットってそっちなのね!と思った。
何だか読み終わって、とても良い気分になったね。
読みやすい感じでサラサラ読めてしまう。この人の話には転調がよく見られるのだけれど、この話は割りとゆっくり変わっていく感じで、最初に見ていた目線からどんどん違う目線に変わっていったのが印象的。
耽美な表現は散りばめられているけれど、そこまで強くは無い。でも、読み耽ることができた。
小悪魔って、ええなぁ。