投稿元:
レビューを見る
事業を実践するために経営戦略を論じている
コンパクトでまとまった良書。個人的には起業と経営戦略の
章にあった「無」から「有」を生み出すには戦略よりも
やり抜くパッションが必要という内容が心に残りました。
投稿元:
レビューを見る
p21
経営の本質は「価値創造」
顧客に認められる価値を生み出してこそ、顧客はそれを購入し、対価を払おうとする。それによって企業は収益をあげることができる
p41
アドバンデージ・マトリクス:BCGが考案したコンセプト
業界のルールを理解するうえで有効
p44
多くの事業は分散型→特化型→規模型→手詰まり型へと移行
p66
経営者の最も重要な仕事の1つが「資源配分」
ヒト・モノ・カネという敬意絵資源をどこにどれだけ配分するか決める
その際には、事業や商品・サービス、地域などを戦略的に絞込み、経営資源を集中的に投下することがポイント
p89
クープマンの目標値
79.8%:事実上の独占
41.7%:相対的安定値
26.1%:下限目標<弱者と強者の分岐点>
19.3%:弱者の中の強者
10.9%:足がかり<弱者を分ける数字>
6.8%:弱者のなかの弱者<撤退を考える数字>
2.8%:撤退
p105
チャレンジャーはリーダーになってからが大変
それまでトップの座で安穏としていたリーダーが目を覚まし、逆にチャレンジャーの気概をもって襲い掛かってくるから
“眠れる獅子”の尻尾を踏んだようなもの
p114
ニッチャーについて
そもそも市場規模が限られた「隙間」なので、スケールメリットの追求には限度がある
自社の強みや技術を活かして、付加価値の高いサービスを提供することによって、常に高い収益性を求めることが経営の柱でなくてはならない
p115
図16:大手製造業のポジショニングと収益性(東証一部上場816社)
・リーダー(12%98社):7.4%
・フォロワー(65%530社):2.9%
・ニッチャー(23%188社):11.4%
(%は平均営業利益率)
p121
ニッチャーの最大のリスク:いつの間にか業容が拡大し、中途半端な複合企業になってしまうこと、「成長の誘惑」に立ち向かわなくてはならない
p197
カゴメは一般株主を増やす政策をおこなっている
2001年「ファン株主十万人構想」2005年に達成
投稿元:
レビューを見る
非常に読みやすく、わかりやすかった。基本的な概念やツールと言った初歩の初歩を学ぶことができる。次はもう少し踏み込んだ専門書でも読んでみたい!
投稿元:
レビューを見る
気軽にかじれる経営戦略の本
早稲田大学ビジネススクールの経営戦略の講義を新書化したもの。気軽に読めて、気軽にかじれる経営戦略の本だ。
各章の終わるには、ケーススタディが収録されており、
最新の出来事を具体例で学ぶことができる。
基礎の経営学という感じの著書であり、経営学の再構築のために
気軽に読めて学べるにはもって来いなんのではないかと思う。
投稿元:
レビューを見る
最近直接お話を伺ったローランドベルガー会長の遠藤功さんの本。
経営戦略の教科書というだけあり、経営のエッセンスを学べる。早稲田ビジネススクールに通ってみたくなる。
投稿元:
レビューを見る
早稲田のビジネススクールの経営戦略の授業を新書にしたもの
基本的な内容について解説し、各章の最後にその戦略に沿ったケーススタディーが入っている構成
読みやすく、すぐに読めてしまったし、経営戦略への興味が更に湧いた
しかし、筆者も言うように所詮は後付け…だがそういう先例を学び、各種フレームで現状分析し、自分の考えた戦略に当てはめるのが経営戦略の醍醐味だと思う。
投稿元:
レビューを見る
経営戦略について学ぶ。とてもわかりやすい。だからこそ、自分の会社はどうなのか。それを考えてしまう一冊。経営者なら、一刻も早く読んだほうがいい本。
投稿元:
レビューを見る
時折、この手の本を読んでおかないと単語が飛んでしまうので読んでみた。ひと通りの内容を理解をするのに非常によくまとまっているいい本だと思います。
投稿元:
レビューを見る
ローランド・ベルガー会長の遠藤さんが早稲田のビジネススクールで行っている講義を新書におこしたもの。経営戦略とは何かということから易しくかかれており、具体的なケーススタディも各章末に添えられていて、とても面白かった!経営戦略を勉強する前の導入として読んでみたけれど、経営戦略についてもっと深く知りたくなった。
投稿元:
レビューを見る
ちょっとケーススタディの中身が浅かった。
遠藤さんの本をもっと読んでみよう。
ケーススタディはおもしろいな。
投稿元:
レビューを見る
経営戦略を考えて行く上での基本的な考えを学べた。
ケーススタディもあるので、具体例を通じて理解できた。
投稿元:
レビューを見る
遠藤氏の本や寄稿はいくつか読んだことがあった。明解なメッセージで経営戦略の考え方がわかる。僕もぜひ分析し、アイデアを出し、議論したいと思う。そんなワクワクする場に臨みたい。
投稿元:
レビューを見る
以前「組織デザイン」という新書で組織の基本理論を勉強したので、「今度は組織のあり方を考える上で前提となる経営戦略も」と書店で本書を手に取った。正に経営戦略の入門書にぴったり。参考になる点が多く、また読みやすい。
元々、著者は米系コンサルティング会社で働いていたこともあり、現在は大学のビジネススクールで講師を勤める。本書はそこでの授業をベースに、「講義」と称した15の論点とケーススタディを用意。経営戦略の必要性に始まり、ポジショニング、リーダー/チャレンジャー/ニッチャーの戦略、グローバル展開等、経営戦略を作る上で、どういった点を考えるべきか解説していく。理論・考え方の解説に留まらず、最近の事例を随所で紹介してくれるので、読んでて飽きが来ない。「マーケティングの研修で聞いたことがある」レベルでしか記憶していなかった言葉が生きた実例と結びつくので、今まで学んだことの理解を深めることもできた。
特に日本電産の事例がお気に入り。ここではM&Aをテコに成長路線を走り続ける企業として日本電産におけるM&A戦略の経緯を順に説明しているが、その中で紹介されている「業績が悪化しているのは従業員の心が病んでいるからであって、経営者が彼らの向上心に火をつければ、必ず利益を生み出せるようになる」という永守社長の経営哲学が印象に残った。経営戦略や組織体制の良し悪しが期待通りの成果を収める要因の1つになるとしても、この手の話に必ず成功する理論なんてない。でも、成功した企業や組織には、その時正しいと思って選択した道へ、選択した以上は徹底的に突っ走る力や覚悟が必ずあるのだと思う。その力や覚悟を従業員から引き出すのは、組織やチームを引っ張るリーダーの役割。そう考えていくと、今度はリーダーシップ論を学びたいと思い始めてしまった。とまあ、それはさておき、読み物としても純粋に楽しく読めるので、経営戦略を少しかじってみたいと思う人にオススメです。
投稿元:
レビューを見る
大学在学中の自分でも全てにおいて深く理解を得れるわけではないが、朧気な理解を得れる本。
章末に事例を挙げてくれているのでより分かりやすい内容になっていると思う。
投稿元:
レビューを見る
早稲田大学ビジネススクールの教授の方の講義の内容の本です。具体的事例も多数混ぜながらの内容で著者のいう「腹にストンと落ちる」感がありました。経営戦略をさまざまな切り口で解説されていていろいろ考えさせられました。会社の後輩から借りた本でしたが、自分でも購入することにしました。読みやすくお勧めです。