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みんなのレビュー25件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (8件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
25 件中 1 件~ 15 件を表示

よくぞ書いてくれた、というタイプの一冊

2015/08/31 22:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コイケ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「演歌は日本人の心」みたいな言い方に以前から疑問を持っていた僕にとっては、
よくぞ書いてくれた、というタイプの一冊でした。
しかも時系列に沿ってすごく詳細に分析してあるので、
半端じゃない説得力があります。超オススメ。

フラットな立場で書いているようでいて、時折絶妙にチクリと毒舌をかますのには笑えました。
かぐや姫の『神田川』、THE BOOMの『島唄』とかに対してね。

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存在の曖昧な対象

2011/08/26 11:15

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ソネアキラ - この投稿者のレビュー一覧を見る


「演歌」をめぐる論考なのだが、恐れ入るデキのよさ。そも「演歌」は川上音二郎の『オッペケペ節』などに」代表される演説の歌。それが、いつ、いかにして日本人のソウルミュージックになったのか。意外なことに新しく「一九六〇年代後半」のことだそうだ。

「演歌」というと耐える女、忍ぶ恋だのステロタイプを想像しがちだが、作者はその領域の広さを指摘している。人の数だけ演歌があるわけだし。演歌より流行歌。歌謡曲ではないかと。それじゃ余りにもフラット化してしまうか。洋楽もしくは洋楽的なもの-ポップス-が「健全」戦後アメリカナイズドされた表文化なら、演歌は「対抗文化」懐かしのカウンターカルチャーだと。

もっとも歌謡曲創世記から音楽学校で正統な音楽教育を受けた層と自己流でいわば草の根出身の層と二極分化され、互いに刺激しあってしてきたのではないだろうか。階級闘争とかいうと平岡正明っぽくなるが。

意外だったのは竹中労が『美空ひばり』を刊行したとき、美空ひばりの存在が文化人から蔑まれていたということ。島田紳介がマル暴とのつきあいを取り沙汰されて引退してしまったが、遡ると美空ひばりに行き着く。

作者は演歌をこのように定義づけている。

「「演歌」とは、「過去のレコード歌謡」を一定の仕方で選択的に包摂するための言説装置、つまり「日本的・伝統的な大衆音楽」というものを作り出すための「語り方」であり「仕掛け」であった、ということです」

もやもやしたもの、人によって厳密にいえば異なるのだが、あるネーミングで串刺しすれば、きわめて便利、重宝。「演歌」もそのタームの一種であると。艶歌、怨歌、援歌という括りもあったなと。

若者の歌は、フォークソングからニューミュージックとなり、J-POPと呼ばれるようになった。意味するものは、それぞれ異なるかもしれないが、演歌の対極というポジショニングは変わらない。

かつてとんねるずの『雨の西麻布』でご当地ムード演歌をパロった秋元康・見岳章コンビが美空ひばりのラストシングルとなった『川の流れのように』をものし、演歌のスタンダードナンバーになっていることは、ミイラ取りがミイラになったのか。

余談
いわゆる昭和歌謡に興味のある人はYouTubeで見てみよう。昔の歌の方が歌詞を鮮明に覚えているのは、なぜだろう。

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なぜ、いかに

2024/02/25 00:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る

演歌というとおじいさん、おばあさんが好むものであり、日本の伝統的なものと思っている人がいるかもしれないが実はそうではない。タイトルからしてホブズボームを意識したものであるが、新しいからダメというのではなく、そのような神話がなぜ、いかに形成されたのかがわかる。

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2010/10/16 00:40

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2010/10/16 19:03

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2010/11/08 18:20

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2010/12/08 16:16

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2011/01/08 00:54

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2011/02/08 22:31

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2011/04/30 01:27

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2011/07/25 20:15

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2011/08/19 16:23

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2011/04/29 11:27

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2011/12/22 14:19

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