最終決戦に向けて
2010/07/20 18:29
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっと出た最終章。しかも2ヶ月連続刊行の前後編。ファンを焦らすだけ焦らしておいてのお楽しみ×2は、ライトノベルの金字塔と賞賛しても間違いなかろう名作に相応しいお膳立てと言える(商売的にもね)。
思えば、『つづくオン・マイ・オウン』以来、ヒロインは攫われ、仲間は傷つけられ、兄と慕う人物には裏切られ、戦友には先立たれ、しまいには攫われたヒロインが覚醒して敵方の“女王”に収まってしまい、あれだけ楽しかったラヴコメ要素もすっかり影を潜めたヘヴィな展開にあっては、登場人物達もさることながら読み手もよく辛抱したものである。昨今のお気軽なラノベ作品に慣れた読者を翻弄するがごとき重厚さで消耗を迫ってくる訳で、今回もまた口絵を目にしては「ぐぬぬ……」と煽られるかもしれないが、事実、本巻もまた重い。重苦しい空気に満ちている。実際の254頁以上にボリュームを感じてしまう。すぐに読み終えたいし、読み終えられそうなのに、読み終えたくない気分にもさせられる。今更だが実に骨太い作品である。本シリーズ最後のサブタイトルがもたらすであろう結末を信じることにする。
いよいよ訪れる最終決戦を目前に控えて粛々と準備が進む。これは物理的準備であり、精神的準備でもあるのだが、同時に、固唾を飲んでこれを見守る側である読み手の準備でもある。心して最終局面を迎えるために用意されたのが本巻である。
しかし……場合によっては、歴代のガンダムシリーズで時折見られたような、古くは『イデオン』の時みたいな、非常に非情で壮絶なエンディングに向かっているようにも見えるのは気のせいだろうか……思いがけないサプライズもありそうだが……自分を兵隊だとしながら「DJ」とも称したソースケは一体何を語り、そして“救世主”になるというのか。
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やっと出たー!
2年待ったよ!
やっぱり細部は忘れてるから、最終巻が出たら長編全部読み直さなきゃ。
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ついに刊行とたった最終巻の上巻。
交差する目的、策略、過去と未来。
文字通り、フルメタル・パニックのすべてのキャラが「最後の戦い」へと歩き出す。
上下巻で分冊と相成ったけど、むしろそのおかげで最大の期待を持って下巻へ読み進めることが出来そう。
読み終えた雰囲気としては
アニメの最終回の一個前の話をみているような感じ(笑)
ここまでフルメタを読んできた人なら、最後まで宗介に付き合うのだ!
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どうせなら上下一気読みしたかった!
が、そんなことはどうでもいーくらい面白かった。
激しい戦闘やそれぞれの心中がぐっと伝わってくる!
読んでて始終うるうるしてた
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下巻が出るまで我慢しようと思ってたけど無理でした…。うっかり読んじゃった。読みながら、何度奇声を発したか。陣高から始まるのは正直反則だった…。
ソースケのミラから送られてきたチップにしろ、クルーゾーのDVDにしろ、戦闘前に届く記憶媒体を見ないっていうフラグがたまらなく不安にさせる。
コンマ12のやりとりがいい。
え、ちょっ…生きてるの? ウソ。どうなのレイス!?
…カツクラの賀東さんのインタビューに下巻の表紙が載っててですね…。あんな表情が浮かべられるようなクライマックスであることを祈りつつ。どんなに辛くても、何もなかったことにはして欲しくない。
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上巻であの謎この謎を出して下巻ですべて解決…することを願います。それほど下巻が気になる><; もどかしい気持ちにさせたので評価-1w
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途中をすっ飛ばして最終話というのは、やっぱりいかんなぁ。4巻くらいのブランクがある。どうやって補完するかだな。
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久しぶりのフルメタ。前回が前過ぎて状況を結構忘れている。死地に赴く戦士達は格好良いね。レイスのオチは解り易すぎるよねw転ぶテッサのイラストはご馳走様でした
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最終章のアバンというかそんな感じ。色々アッと言わされたけど、気の抜けない展開に8月が待ちきれない。この内容、待った甲斐はあったな。
上下巻って判明したときは「え?」となったけど結果的にこれは大正解。出来るだけ長く読んでいたい。
下巻でどんなふうにフラグ回収してくれるのか、wktkしながらひと月待機!
内容に一言触れるなら、ブルーザーとアル……ぶわ……
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何年かぶりのシリーズ最新作
近くの本屋には置いてなかった…
まぁ内容は順当といった感じかな
下巻を待ち望むのみ!
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お待たせの新刊。いつの間にかタイトルに巻数が付いている。
前巻から急展開をして、この上下巻でついに終焉を迎える様子。少し展開を急ぎすぎている気もするが、今まで延ばし延ばしにしてきた分のツケかな。サックスの死の描き方はさらっと過ぎて切ない。アルの人間臭さを描くためだろうが、無理に殺さなくてもよかったのではないかな。
レイスの言動が妙にカワイイ。彼女の様子から察するに、クルツはどうやら生きているらしい。なんだー。前巻の盛り上がりは一体何だったのさ。主要キャラは殺さず、結局明るいエンディングとなるのかな。
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待ちに待ったシリーズ最終章上巻。
宗介、テッサ、マオら、みんなの揺れ動く気持ちと決意、そして覚悟。
下巻でどのような結末を迎えるのか注目です!(望む幸せな結末)
それにしてもテッサ、宗介の戦闘能力が神がかってきてますね。
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下巻でてるだろ、と思って本屋に行ったら、「明日入荷です」って言われた。
ぎ い い い い い い い い!!!!
というかいつの間に富士見は入荷が厳しくなったのん……?
まえはこっちでも二日前には並んでたよ……。
悔しいから上巻だけ買って読みました。明日まで待てないばんばん!!(笑)
見事にお膳立てで終わりましたねこれ……。どうしてくれようこのよっきゅうふまん。
手にとったときはあんまり薄いなーと思ったけど、中身は濃かった。下巻も同じくらいなんですっけ? 薄いなーと思うんだろうけど、濃いんだろうなあ。でもその尺で終わるんだろうか……終わったんだろうけど。
空気の読めてない約一名のフラグも確認したし、「あんたは あたしじゃない」でかなめがいるんだと確信できたし、あとは明日を待つのみです。
何だかんだで12年間丸々追っかけてきたわけだけど、終わっちゃうんだなあ。
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フルメタル・パニック最終巻の前編です。
前編なので、途中で終わっているわけですが後半が待ち遠しくなります。
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この巻が出るまで長かった。
しかも上下巻の分冊。一冊が薄い。
待ちくたびれたというのが実感。
内容は、今となっては、「ほうほう」というレベルで燃える感じは受けない。
でも、ちゃんと終わらせてくれた作者には感謝。