投稿元:
レビューを見る
2015/11/09 12:12
東京へ戻る新幹線の中で読み終わった。
桃子さん。
泣いた。
投稿元:
レビューを見る
森崎書店の日々の続編。
主人公 貴子は、前作よりも成長しているが、相変わらず、自分に全てを戻してしまい、自分が悪いと思ってしまう癖がある。
読んでいて、自分自身にそっくりだなー。。。と思ってしまう(笑)
そんな貴子を桃子さんは、しっかりと見ていて、指摘をしてくれる。
その指摘が自分に言われているかのように、ドキリとした。
貴子の周りは、しっかりと貴子を見て、わかってくれる人が多いと思う。
みんなに愛されているなと。
そして、その周りの人々も、単に明るいだけではなく、何かしらのものを抱えて生きている。
何にもなくて生きているなんてこと、あり得ないんだよな。。。と、改めて気づかされた。
その何かがあってこそ、その人の人生は輝くものなのだろう。
後半は、予期していたこととはいえ、悲しい展開で、電車の中で読んでいたにもかかわらず、鼻をすすりながら読んでいた。
いつ、泣き出してもおかしくないくらい感情移入。
でも、単に悲しい展開だけではなく、愛があふれた展開だ。
この本の登場人物たちは、とても愛に溢れてる。その愛情をとても羨ましく思う。
おそらく、自分も気づいていないだけで、同じように愛されているのかもしれないが。
自分は、桃子さんが大好きだ。
桃子さんに自分もあって話をしてみたいと思うと共に、桃子さんのようになりたいとも思う。尊敬。。
良い本に巡り会えたなーと思う。
投稿元:
レビューを見る
続編
桃子さんの話で思わず泣いてしまった
人の死でストーリーを盛り上げようとするのは安直でそんなに好きじゃないはずなのにね
多分、これは優しさを描いているから、私も共感してしまったのでしょうねぇ
今の自分にとっていなくなったらここまで焦燥してしまうような人っているかな?と考えてしまった
妻や娘や親兄弟もいるけど、どうだろうね?
とりあえず、面白かったです
投稿元:
レビューを見る
2015.12月25日
1巻より数段面白い。
人がつながり、優しい。
自分の弱さを隠して生きている。けれど、それは自分だけではない。
それぞれみんなが弱さやずるさを隠している。
嫌われるだろうか?隠し続けることが辛くて隠しきれず、打ち分ける。信頼あってのこと。
つらさに共感してもらい、楽になる。
自分でもわからない自分から救ってもらうこともある。
私自身にも
当てはまるか…?
投稿元:
レビューを見る
八木沢里志さんの「森崎書店の日々」(2010.9)、恋人と仕事と両方を一気に失った25歳の貴子が、叔父の森崎サトルが営む神田神保町の書店で癒され、そして、叔父のもとには、5年ぶりに帰ってきた妻の桃子が~。書店を舞台にした軽い読み物でした。今回「続・森崎書店の日々」(2011.12)を読みました。最初に読んだ本は序章に過ぎなかったんだと気づきました。やさしくて不器用な人々の生き様にただ感動いたしました!
投稿元:
レビューを見る
前作が良かったので読んでみた。こちらは後半が悲しい。桃子さん…。読み終えて、23で亡くなった友達を思い出した。私が思い出す彼女は、中学生で、同じクラスになった時の笑顔の彼女(*^^*)
投稿元:
レビューを見る
前作を読んだ感想は「玄人はだし」。神保町の古書店を舞台にした物語の雰囲気は良いのですが、素人臭さが目立つ作品でした。続編が出たと聞いても読もうかどうか悩んだのですが。
しかし、この続編は前作の雰囲気を保ったまま、ストーリーの作り方などが随分とこなれた感じで、なかなか良い感じです。主人公たち(特に桃子さん)もですが、それを支える端役的登場人物のキャラも、綺麗に嵌っていて、そんなところはあるいは編集者との協同作業の効果なのかも知れまん。
ただ、他の登場人物では何も浮かばないのに、叔父さんが出てくると、どうも1作目の表紙になっていた映画のキャスト・内藤剛志さんの顔が浮かぶのにはまいってしまいましたが。確かに雰囲気出てるなぁ。
投稿元:
レビューを見る
数年前に映画を観て以来、気になっていた本。
描写が独特だったり、文体に魅力がある訳でもないんだけど、そこはかとなく優しい物語。街全体が見守っている感がある。
今年、神保町に行ってみようと思っていて、
なんとなく、この本のように穏やかな街なのかな、と想像してみる。
投稿元:
レビューを見る
一作目をあんなに温かな気持ちで楽しく読み終えたのに、
まさか、続編でこんな終わり方をしてるとは!!
今回もほんわかと読み終えるつもりで読んでいたのに、
つらくてつらくて・・・。
でも、ラストには
優しい笑顔で、頑張ろうと思える一冊でした。
サトルおじさんに桃子さん、
トモちゃんや高野くん、
和田さんと、
色んな楽しい仲間たちに囲まれて
貴子は幸せだな~。
ツライ失恋をしたけれど、
そのおかげで、こんな生活を手に入れられたのだから
人生、どんなことがあっても
前を向けば幸せになれる。
自分次第だな、と思った。
投稿元:
レビューを見る
「森崎書店の日々」の続編です。
前作で予測していたけど、桃子さんの話が
中心にきているような気がしました。
投稿元:
レビューを見る
ベタな展開ですが、人の描写が上手くなっているので、前作よりも良いです。優しく、そして泣ける物語になっています。
投稿元:
レビューを見る
どストライクな前作を読んで即、続編読了。
べたな展開かもしれないけど、泣きました。
登場人物、みんないいひと。
みんな大好き。
投稿元:
レビューを見る
古本で100円で売られているのを見つけた。前作がおもしろかったので迷わず購入。
この本を書いていたのは男の人だったことを発見。ずっと女の人が書いた物だと思い込んでいた。
桃子さんの手紙が桃子さんらしくてよかった。
投稿元:
レビューを見る
落ち着いた雰囲気の良い作品でした。
何かあった時に読書に逃げる気持ちが共感できます。
改めて振り返ると、自分もこれまで随分と本に助けられてきたように思います。
来年こそは神田古本まつりが開催されますように。
投稿元:
レビューを見る
『続・森崎書店の日々』読了。
まさかの終わり方で終わったけど、心があたたかくなる内容でした。登場人物たちがみんないい人すぎる。すごく憧れる。
素直に気持ちを表に出すことができない人たち。本や文字、古本屋を介して、寄り添ったり、奮い立たせたり。なんかいいな〜、本って本当にいいよね。
そんな登場人物だけど、主人公の叔母、桃子さんが気丈に振る舞う姿はかっこよかったな。
なんとなくだけど、「棺を蓋いて事定まる」とはこういうことなんだろうか。
2021.4.29(1回目)