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まさかの続編。
忘れていたものが出てきたような得した気分。
トモちゃんの、本への逃避、わかるわあ。
また読みたい本が増えた。
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神保町の近代文学を専門に取り扱う森崎書店を舞台にしたほのぼの日常物語、「森崎書店の人々」の続編。
今回は、内田百閒、織田作之助、大好きな陰影礼賛(谷崎)に稲垣足穂。
某局の「拝啓、父上様」のような感じでドラマ化してほしい。
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神保町の古書店を舞台にしたお話で、ほのぼのとした前作と同じような雰囲気で心地よいなあと思いながら読んでました。けれど、話の中盤頃からは、どうなってしまうのだろうかと涙ぐんでしまった。
こんなお店があったら、私も常連になりたい。
本を中心として話が進んで行ってくれると嬉しいです。紹介されている本を一度読んでみたくなった。
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憧れの本の街、神保町のお話で
本が大好きな人たちばかりが出てくるというだけで、好きな小説
トモちゃんが「悲しいときは本を読むんです。何時間でもずっと。
読んでいれば、ざわついていた私の心はまた静けさを取り戻します。
本の世界ならば浸っても、誰も傷つけることないから・・・」
という言葉には、ちょっと泣きそうになりました
人間は様々なことを忘れていく。忘れていくことで生きていく
本の中の言葉ですが、さびしい気持ちを少し暖かくしてくれる
そんな小説だなぁと思います
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変わらないものと変わっていってしまうもの。それでも時は絶え間無く流れて、人は明日に向かって生きていく。前作同様、神保町に集う人々の温かい物語がとてもよかったです。
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神田神保町の古本屋さんを舞台にした、とても優しくて穏やかな物語(の続編)。
ちゃんと読んだことのない昭和の文学を、読んでみたくなる。もちろん古本で。それも新古書店なんかじゃなくて、正統派の、天井まで赤茶けた背表紙がバーンと並ぶ棚に囲まれた、独特のにおいがする古本屋さんで文庫で買って。あ、もちろん神保町がベスト。
そう思うのは昨日ちょうどBSでロバート・キャンベルさんがゲストで出た番組を見てしまったからでもあるけどね。
本当に穏やかでなんでもなくて「日々」というのがピッタリで、でも静かに別れはやってきて。
穏やかに泣けました。
本当は映画のDVDがまだ出てないか探してたら、この続編が出てるのに気がついたの!
で、なんでここで映画かと言うと、正編のカバーが映画のスチールなんで、サトル叔父さんが内藤剛志さん以外浮かばなくなってしまっているのです。
でも、本当にこの続編に出会えてよかった。これ以上話が続くのは「?」と思うけど、森崎書店は、ずっとずっと、神保町にあって欲しい。
ありがとう
(現実に存在しない本て、「個別の十一人」ですか、と突っ込んだのは公然のヒミツ)
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前作に引き続き、ほっこりするお話。恋愛の話もあり、夫婦愛もあり、命についての話もあり。途中で泣けてきてしまうけど、読み終えたときに心に残るのは温もりでした。
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第三回ちよだ文学賞を受賞し映画化された『森崎書店の日々』の続編。神田の神保町にある森崎書店を舞台にした小説です。前半は登場人物たちの前回の作品からの変化や心理描写の掘り下げがなされていて、後半には森崎書店に携わる人々が、乗り越えなければならないつらい出来事が起こってしまいます。前半の雰囲気が好きだっただけに、後半の展開は辛かったです。(2012.1.3)
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タイトルの通り、『森崎書店の日々』の続編です。
前作では古書店『森崎書店』を営む叔父と再会。
それがきっかけで、失踪から戻ってきた叔母さん、神保町の商店街の人々、
常連さんたちとも仲良くなり、失恋による悲しみからも脱出し、新たな恋も。
そして、今作。
よく行く喫茶店店員高野くんの、トモちゃんへの恋のその後。
また、トモちゃんが抱える悩み。
彼氏が元カノと会っているのを偶然見かけたショック。
病後の叔母を労ろうとしない叔父への不満。
叔父叔母への旅行のプレゼント。
そして旅行から戻った叔父の様子の変化。そして…
今回もまた「本」「古書店」を中心に、
温かく人のつながりを描いたとても素敵な物語になっている。
「本」についての雑学とのバランスもよくて読みやすい。
ドラマティックな展開はないが、平凡すぎて退屈もせず
どんどんとページをめくらせる魅力を備えてる。
前作同様、素敵な一冊です。
神保町、一度は行ってみたい街だ。
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ふと本屋さんをのぞいてみたら目についた。それまでは映画のことも忘れていました。何かをうけとったような気がするんだけどそれがふわっふわしてて何かわからない。いい意味でも悪い意味もなく、ぬるいのかなと思います。でもあたたかい。こたつでいう弱です。ふとするとすごい熱いものがこみあげるけどさらりと読む。すとーん。読んでみたい本がふえるのが楽しい。やっぱりこのお話はほどけていく感じがする。気はらずに読めるけど、理想化の感じがすこしだけ。でもそんなんいいながらも自分はそれが嫌じゃないから読後感が悪くなかったのでしょう。ね。
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前作は主人公の心を癒すまでが書かれていて、それなりに大きな流れがあったが、今回は、ただなんとなく続きを書いた感じがする。ただ、読んでいて、近代文学には興味がわくかな。
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続編のが良かったー
切ないのに心が暖まるとはこーゆーことかと思った。
叔父さんも桃子さんもホントに好い人で。
まだまだ続編出てほしいけど、無理かなぁ
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★ふとこの物語が読みたくなる時がある。それぞれが自分の周囲の大切な人を想いあいながら、生きている。そんな当たり前のはずのことに心が揺れるのだ。言葉にするとなんとも陳腐な感想になってしまうのが悲しいけれど、この物語の醸し出している雰囲気がとても好きなのだ。こんな風に人間関係を創っていけたらとてもいいのになぁ。(2014/11/20)
★『陰翳礼讃』をぜひ読んでみたいと思う。(2012/02/11)
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神保町の古書店を舞台に、店主の姪と周りの人々を描く物語の続編。前巻でひどい失恋から立ち直った貴子は次の一歩を順調に歩き出していたり。
今回は「思いを伝えること」というのが結構メインに、書かれているのじゃないでしょうか…
トモちゃんの「好きになられると怖い」という反応がすごく同感できてどきっとしました。もちろん理由はまったく違いますが(^_^;)
それと、自分は相手に心を開いていないのに、相手にはそれを求めているという貴子の気づきとか、ああ、と思わされます…
和田2号はもっと絡んでくるかと思ったんですが、あれだけでちょっと拍子抜け。
それぞれのエピソードを、もっと深く読みたい!と思いました。なので読後感がややあっさりめ。桃子さんには涙しましたが(^_^;)
作中に出てきた智恵子抄と陰翳礼讃が読んでみたくなり、購入しました(^-^)
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http://sgk.me/vfeuF7 映画化された小説「森崎書店の日々」の続編。 映画化された前作から2年後。
「本の街」で暮らす人々の出会いと別れを描いたハートウォームな小説です。