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わかりやすく、勉強になった。
富山さんの本は、現場を見据えているから、私のようなものにも理解しやすい。
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若いうち(20代くらい)に読んだほうがいい。具体的だがシンプルに書いてある。経理畑であっても営業畑だあってもどちらでも勉強になる。
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筆者の経験によって裏打ちされた、経営分析を行う上での留意点が数多く記されている良書。「ビジネスモデルからPLを想像する」章は個人的に最も興味深かったです。
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以下のことを意識しながた企業分析を行い、
その会社の裏にある構造的な経済性を知ることで本当の姿が見えてくる。
コスト面での分析は自社の共有コストに着目し、
事業モデルのうちで規模の経済、範囲の経済、密度の経済の
どれが大きいのかを掴む。
市場分析では顧客サイドの経済性を探る。
顧客の行動様式や価値増大の要因(例えばネットワークの外部性)、スイッチングコストの高め方などからも分析してみる。
そして産業全体の中でその企業がどの位置にいるのかも分析する(インダストリー・バリューチェーン)。
リアルタイムのポジショニング的な面と、将来のシナリオに応じた位置付けなどを見る。
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1私は病気ですという人はいない。
2スイートスポットに玉を投げ込む
3固定費と変動費のビジネス
4規模、密度、範囲、業種によって利益の考え方が異なる。
5レストランはルールが少なく個で勝負
6ブランドは範囲の経済
7人間観察、リアルが分析に最も大切
8地方、都市の家電量販店のやり方はまるで別物。
9ネットワークの外部性
10ピンポイントの立地でビジネスを行うことで支配できる業態がある
11自ら開発、非受身、ニッチで支配的、が優良企業の特徴。
12活動はPL、土台はBS
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経営分析を行うにあたり定性、定量で満足するのではなく目的を持ちそれに向かい仮説を立てて課題解決していく事を述べている。
事前にBS、PL等の基礎知識があった方が理解は進む。
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当たり前に思える部分もなくはないが、本質的な分析およびリアルな勘所を押さえた話は参考になる。
<メモ>
規模の経済が働く世界、働かない世界。
範囲の経済性、資源の有効活用。相乗り。
密度の経済 ドミナント戦略
ネットワーク外部性
スイッチングコスト
相場観を身につける。いろんな商品・サービスの価格が浮かぶようにしておく。スーパーなどでも価格をみて、原価・商流を意識する。
事業が本来持つ事業サイクルを意識して判断をくだすこと。
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利益構造を誤って認識しているものもあって楽しく読めた
実際の会社をこのように経営分析できるようになるために、日頃から仮定と検証を繰り返していこう
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経営分析、財務分析の実践的なノウハウが解説されている。よくある財務分析の知識を解説するものではなく、メーカー、小売り、通信、飲食ビジネスなど、業種毎の具体的なエピソードと分析事例がふんだんに使われていて、わりと中級者向けかなとも思う。
時々こういう本を読まないと、いろいろ忘れてしまうし、最新の解釈や分析が身に付いてとても良い。やっぱり自分は経営分析や財務が好きなんだなあと再確認。
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私にとって受け入れ難い本だった。業種によって規模の経済が効く効かないというように書いてあるが、規模の経済が効かないときの議論は、設備投資を拡大するときの話をしており、それは経済学でいう長期費用の概念である。そこでは固定費用も可変費用として扱う。つまり固定費用の存在しない世界である。これは著者の言う「規模が効く」ための2つの要件を満たさない。つまりどの業種も設備投資の話になれば規模は効かないことになる。よって規模が効くか効かないかは、長期(設備投資)でとらえるか、短期(生産)でとらえるかの違いであり、一方では設備投資の面、もう一方では生産の面で業種が語られていたに過ぎない。著者が間違っていなかったとしても、全体的に経済学にあまり触れてない人にとって誤解を生むような説明が多く残念。
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業界構造を理解する
業界の変化の流れを理解する
自社と競合の収益モデルを理解する
その上で本当に大事なスイートスポットに対して対策を講じる。
▪️ナイキジャパン
為替
SKU過多
WS頼み perfは足入れ
昔は、マス広告でnswとperf両方に
影響与えていたが、今は興味細分化、
マスチャネル効果減少により
そのモデルが崩壊。取って代わるモデルを
構築できず。
アディダスは、マスから攻める
戦略。代表、モデル活用など、
割り切っている。よって初心者
女性ランナーなどに多く使われる。
ナイキは?
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白木さんに勧められた本。
企業実態をつかむことの大切さ、必要性を感じた。
規模の経済、密度の経済等参考になった。
再読予定。
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「仮説と検証が大事」と聞いて疑う人は誰もいないと思う。
ただ仮説の立て方について、何から始めればいいのか、何を考えなければいけないのか、日頃からどんな準備、心構えが必要なのかを教えてくれる本。
業界特性、事業エコノミクス、PL/BS/CFから見えてくるもの、これらを間を右往左往するのではなく、仮説と検証を繰り返すことで、分析の精度、アウトプットの質がグッと上がる気がした。
自分自信の置かれている業界だからこそ、近視眼的で見えていないものがあるはず。本書を再度読み返して、分析結果の質を底上げしたい。
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経営共創基盤の代表として、カネボウやJALなどの企業再生をリードし、日本のターンアラウンドコンサルティングのトップに位置する富山氏による、実践的な経営分析のノウハウをまとめた一冊。
経営分析というと、所謂3C分析のようなオーソドックスな定性分析を踏まえて、財務指標分析などの定量分析を絡めるやり方と思われがちであるが、重要なのは定性・定量分析の両面において「エコノミクス」という概念を含めるか、という点が本書での重要なテーマと感じた。
ここで扱うべきエコノミクスとは、
・コストサイドに影響する事業に関するエコノミクス
・売上サイドに影響する顧客に関するエコノミクス
の2つに分類される。
前者であれば具体的な概念として、規模/密度/範囲の経済分析、産業全体のインダストリー・バリューチェーン(自社のVCを超えて、最終製品を業界全体で構築するにあたってのVC)分析など、後者ではスイッチングコスト、ネットワーク外部性などが示される。
特に規模/密度/範囲の経済は全てが一緒くたに「規模の経済」というビッグワードで語られがちであるため、それぞれの特徴やその経済性が有効に働く事業モデルなどの具体例は非常に有用に感じる。
本当の経営分析は、「経済学(財務分析等の定量的側面)と社会学(その企業に関与する人の生態分析)の両面が伴って初めて成立する」という言葉は、シンプルながら非常に本質を突いた言葉だと思う。
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数字だけでは見えない。現場に出て、リアルにクライアントのビジネスを捉えることによってしか、分析はできない。