冷蔵庫の中はからっぽ（１） みんなのレビュー

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：風鈴　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

山田ユギ氏の初期の頃の作品。
医者にと望む家族に反抗し、マンガ家を目指して
後輩・梅谷（攻め）の安アパートに転がりこんだ主人公・清水（受け）。
只の先輩・後輩のつもりが…。
いつしか自立した生活（でもド貧乏）を送る後輩に
特別な感情を抱くようになり、
また後輩も、先輩の一挙一動に…。

色々なパターンの出尽くした感のあるＢＯＹ’Ｓ系。
でも二人が互いを意識し、惹かれ合うまでが非常に丁寧かつ、
ギャグ満載に描かれているので、
グルメ（？）な私も久しぶりにドキドキしました。
数年後、２巻が発売されてどんなに嬉しかったか。

山田氏の作品は殆ど書評がついているのに
これだけは極少…。
いかん！
そんなワケで書いてみました。
書評が少ない＝面白くないのかな？
なんてノン☆（ジ○ベール風味）

私的には一番好きな作品です。
ぜひ、１・２巻揃えてのご愛読をお勧めします。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ミントティー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

表題作「冷蔵庫の中はからっぽ」医者のあととり息子、偏差値56、漫画家になりたいと言ったため勘当中、そんな清水先輩は後輩の梅谷のボロアパートへ居候中。お礼にお掃除をしたりするが途中で寝てしまったりとまったく役にたたないけれど、梅谷はやさしい…。
「冷蔵庫の中はからっぽ」は山田ユギさんの作品の中で一番好きです。
短編も収録されています、「クライベイビー」「あなたが好きです、大好きです。」この二編は幼馴染のロングラブストーリー、これも好き。それと「妻になってよ。」はジュネコミックス「キビしいのである。」の番外続編です、もちろんこの短編だけでも楽しめますから大丈夫。社会人になった二人をお楽しみください。
山田ユギさんの作品を次にどれを読もうか迷っているあなた、どうぞ読んでみて下さい、オススメします。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：kaede　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

父親が医者で、医者を継ぐことを望まれていた清水は、漫画家になることを反対されて、家を飛び出し、漫画をほめてくれた後輩のボロアパートへと転がり込んだ。
ボサーッとして見えて、優しいところのある後輩が、意外にちゃっかりしたところもあるあたりがおもしろく、一人では何にも出来ないくせに、気持ちだけは先輩として甘えてばかりいるわけにはいかない、と思っている清水も可愛いかった。

あと、リーマンもので、学生時代つきあっていたけれど、女にだらしなくて別れたいわく付きの男と取引先で再会。
あいかわらずちゃらんぽらんそうで、軽く口説かれたりして、今頃…と思うけれど、憎めない相手をやっぱり好きだと再認識してしまう、というお話が、短いのに、憎めない男の「憎めない顔」を見せる部分もしっかり描かれ、再会して、いつも会えば怒りながらも、どこか内心喜んでいるあたりのそぶりや、誤解して擦れ違いそうになる展開もしっかり描かれ、短さを感じずに読めた。

他一編収録。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：Todoslo　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

恵まれた環境を飛び出して、おんぼろアパートに転がり込む清水がユーモラスです。極貧生活のマヨネーズご飯も、梅谷となら美味しいかもしれません。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：はっしー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

昔の作品なので絵がやっぱり違いますね。
ちょいちょいボケツッコミ入ってて楽しいです。
続きもあるみたいなので早速購入しました。