甘くない女性主人公もの
2020/04/18 00:34
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投稿者:高等遊民になりたい - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性主人公だと、変に恋愛要素が盛り込まれがちですがこの作品は一切ないのが彼女の信念の強さや目的しか見えていない異常さが際立つことにも繋がり好感が持てます。
アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子シリーズ1
2019/09/18 14:34
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投稿者:neige - この投稿者のレビュー一覧を見る
暴力を躊躇わず、金で同僚を飼い、悪党と手を結ぶ。上野署組織犯罪対策課の八神瑛子は誰もが認める美貌を持つが、容姿から想像できない苛烈な捜査で数々の犯人を挙げてきた。そんな瑛子が世間を震撼させる女子大生刺殺事件を調べ始める…。真相究明のためなら手段を選ばない、危険な女刑事が躍動する。
面白かった。
悪を追う為に手段を問わず違法捜査もなんのその。
腕っぷしも酒にも強くて、そして美形。
女刑事だけど、お色気を前面に出さないのが心地よい。
うん。カッコ良かった。
八神を追い立てる、過去の事件の真相には後々の作品に出てくるのだろうか?
次作品を読むのが楽しみです。
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
美人で武術も相当な腕のアウトロー刑事、警察関係の人間にカネも貸していて悪党とも手を組みバツグンの成績を収めている。3年前の夫の死が彼女を変貌させ、何か目的があり行動しているようですが詳細はまだ不明。
ちょっと表現がグロテスクな面もありますが、あっという間に読めました。
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一気に読了。
あんまり考えず、エンタメとして読むのがよいかと。
キャラ立ちしているので読みやすいです。
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真相究明のためには手段も選ばず突き進む慧眼でタフな女刑事、その目指すところはどこにあるのか。プロローグとして先が楽しみになる作品でした。
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新宿サメ女性版。ということでしたが、まさにそのたとえに偽りなし! こんなにタフでこんなにダーティーでこんなに美しい女刑事、見たことない!そして潔いまでの腹黒さは純白の敵意と同意だということを知る。 今後、八神瑛子が「女版アウトロー刑事(デカ)」の代名詞となること間違い無し。
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女刑事と言うと 雪平か姫川 圧倒的に前者が好きなのです そして八神瑛子 危険と言うより 危うい感じのまま 最後まで でもこれプロローグでしょ多分 お楽しみはこれからっぽいよ
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「巧い」っていう視点で評価すれば、おそらく屈指のミステリ作家である。しかし、なんつうかな。上滑りしてるんだよねえ。いったん化けたら、とんでもない大器に育つと思うので、その日を楽しみに待ちましょう。
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女性刑事好きなんですよね〜。
でも、女性刑事は真面目な人が多いから、これくらいタフでもいいかも。続きも楽しみ。
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「永遠のゼロ」を読み終わってしまったので、帰りの新幹線で読む本として博多駅で購入。文庫書き下ろしながら、売れ筋ランキングにも入っていたので、昔から知っている本屋さんへわざわざ行って買ったけど、改札のところにも本屋さんが出来てたのには参った…。
最近珍しくもなくなってきた女性刑事ものだけど、そのヒロイン八神瑛子は『暴力を躊躇わず、金で同僚を飼い、悪党と手を結ぶ』『誰もが認める美貌を持つが、真相究明のためなら手段を選ばない』というちょっと捻ったキャラ設定。その苛烈さの背後には、夫の不審死を自殺と断定した警察組織への激しい不信感があるようだけど、そこは黙して語らず、どうやらシリーズ化される次巻以降のお楽しみのよう。
そんな瑛子が世間を震撼させる女子大生刺殺事件を独自に調べ始めて…というお話しで、暴力団、中国マフィア、裏ビデオ、警察官僚との軋轢…、色んな要素を詰め込みながら良くも悪くもTVドラマのようなテンポの良さ(都合の良さ)と猥雑さ。混んだ車中で軽く読むには丁度良いかという感じ。
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主人公の壊れっぷりと実は計算された行動のバランスが良く、次作に期待が持てる作品でした。署長との駆け引きが楽しめました。
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読み物として見た場合
テンポはいいし
構成もいい。
読者を引きつける力のある作品。
足りないのはリアリティか・・・
リアリティを考えたらきりがないのは承知の上・・・
それでもリアリティなど気にも留めない作品はたくさんある・・・
その域まであと一歩
次回作に期待したい。
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癒着、暴力、恐喝、何でもあり。
手段は問わず冷徹に真実を追い求める女刑事ミステリ。
どうやらシリーズになるようです。
暴力団や暗部とのやり取りがスピード感とスリルがあって面白かった!
刑事ミステリとしては新鮮じゃないでしょうか。これから期待です。
作中疑問に思ったのが、最後で川上が瑛子側についた事。
いくら共犯扱いになるとはいえ、不正をとことん嫌う人物のように思っていたので、あっさり庇う発言をしていたのが意外でした。
彼も瑛子信者になっていくのでしょうか…。
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アウトバーン読了。二時間ほどで一気に読み終わる。ストーリーの疾走感がなかなかいい。主人公の表情を出さない、クールさが文章からにじみ出てきて描写的にはgood。ただし、最初の滑り出し、展開に比べて、オチが少々微妙なところ。ただ、主人公のその後を追ってみたい気になる点ではいい終わり方をしていると思う。シリーズで読みたい作品。