ドラマが始まったので・・・
2012/08/30 06:41
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投稿者:みさきママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマが始まったので原作を読んで見たくて電子書籍で初購入しました。出産シーンとかが多いので男性向きではないかもしれないけど、島の自然とかが目に浮かぶ文章にひきこまれて、いっきに読破しました。最後がちょっとあっけないけど、ハッピーエンドだったので良かったです。
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投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
普通より、マイナスなことが多い人たちだけど、懸命に生きている姿がとても素敵です。島の人たちのあたたかい交流が、ほっこりします。
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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
南の島での心温まる日々がとても素敵だなと思います。ただ、結局夫はなぜ姿を消したのかがわからない部分がもやもやとしてします。
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投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレかなりのめり込んで、リアルに電車の中で涙流した私だけれど、最後の持って行き方に納得できない!ううう。これじゃあ、単なるファンタジーだ。結果、最高にハッピーではあるけれど、なんか筋が通っていない感じがしてとても残念。シングルマザーで島のみんなと子供をのびのびと育てる、じゃあダメだったのかなあ。長老の「困ったら俺が一緒に育ててやる」の言葉が一番心に刺さったなあ。赤の他人なのに。どこからそんな慈悲深く優しい気持ちが湧いてくるんだろう。島特有のものなのかなあ。全て受け入れてくれる島、あるのかな。あったらいいな。
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きずつかない人なんていないし、
不安じゃない人もいない。
みんなそれぞれ、
不安を抱えて生きている。
生と死は対極ではない。
志賀直哉も村上春樹も言ってるよ。
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面白かった!この作品には私の大好きな小川糸さんの空気がめっちゃ詰まってた☆そして、相変わらず、丁寧な描写の食事のシーン。お腹が空いてきます(笑)
あえての小野寺君の失踪理由と戻ってきた理由には触れなかったんだと思いますが、個人的には少し入口だけでもいいから触れて欲しかったです。小野寺君の気持ちで。けど大満足!
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あー、よかった。最後の方めちゃ泣いたわー。もーたまらなかった。
主人公のまりあの苦しみ、みんなの過去、どれも壮絶で、ほんとに凄かったけど、その一つ一つが、島での先生との暮らしで、日々癒されてくのが、ぐーっと伝わってきて、あぁ私にもこんな場所が欲しいなーこんな先生に出会いたいなぁーって思った。
お産は神秘だね。死ぬほど苦しくても、実際無事に生まれてきてくれるのは奇跡だよね、それでも生まれた瞬間、また生みたいってお母さんは思うものだって母が言ってたのを思い出した。
へその緒を母が大事にとってあるのも、わかった気がした。一つの生き物であった証だから。貴女と私は、別々の道を歩むけど、確かに一つの生き物であった証がここにあるのよって、きっと母は思ってるんだろうなぁと。
私、昔は出産シーンとか、すごく苦手だったんだけど、今はTVとかで見ると、もう号泣してしまう。あまりにも素晴らしくて。これが母性なのかなぁ、と思う。旦那クンの赤ちゃんが、早く欲しいなぁと、改めて思ったよ。
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つるかめ先生はやっぱり余貴美子さんの雰囲気だよなあ。
ドラマも楽しみです。
優しい気持ちになれるハート型の島。
沖縄の離島の小浜島を思い出しました。
ハートといえばその近くの黒島だろうけど。
小川糸さんの作品は料理と食事への優しさ、愛で溢れていて、
読み終えた後に柔らかくでもしっかりと元気が出てくるので好きです。
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疲れた心に優しくしみる。
小川糸の本って、ほがらかな優しさに満ちていると思う。
そして料理の描写がいい、とっても美味しそう(笑)
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p152
マリアちゃん、私の事かいかぶりすぎてるって。仮に私がなんでもできるように見えるのは、単純にあなたより長く生きてるからよ。いっぱい失敗した経験があるもの。
それに、そういう風に感じてくれるっていうのは、私が誰かと一緒にいるからなんじゃないかな。人って一人でいるときより、誰かといた方が、いい人になるもん。その人のこと好きだったら、ますます好かれたいって思うから。だからきっとマリアちゃんといるときは、普段の自分よりも底上げしているはず。
p257
大きい木には大きな影ができるし、小さい木には小さい影しか出来ないの。亀子は誰がみても大きくて立派な木よ。でも、あんなに明るく元気だからこそ、その内面に真っ黒い影を包んでるかもしれない。
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人の温かさや優しさに満ちた小川糸さんらしい本。ほっこりしました。
登場人物ではサミー嬢と長老が名脇役的な感じで魅力的でした。あとご飯が美味しそう。。。あんなものが天ぷらになるのか、とびっくりでしたが、食べてみたくなりました。
ただ小川さんの本は登場人物の背景であったり事象の理由を書かれていないことがあったり(あえてなのか?)するので、突っ込みたくなる所もあります。
非現実的な所はありますが、ファンタジーと思って割り切って読めば良い本!
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新しい命を育む女性の強さが柔らかい文章で描かれている。
物語自体がまるで読む人を包み込む母親のお腹の中のような感じでした。
最後の展開は少し無理があるかなぁ…。
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2012.07.03読了。
二ヶ月ぶりの読書は好きな作家、小川糸さんのこれ。
食堂カタツムリや喋々喃々で、食べること、料理をすることの大切さ、楽しさに共感してすっかり気に入ってしまったのだけど、今回は食に加えて命の話。
食に関してはどの作品を読んでも美味しそうな料理がたくさんなので、今回もおなかすかせながら読んでました(笑)
そして命の話。
タイトルが助産院なだけあって、妊娠、出産のシーンが多いんだけど、主人公をはじめ登場人物それぞれの抱える心の闇を通して、私自身も再生していくような...読み終わった後とっても温かく、清々しい気持ちになれる本。
女性として、妊婦を楽しみたくなる、早く体験してみたくなる本。
登場人物もみんなそれぞれナチュラルで魅力的で...♡
特に長老が大好き。
それに加えて、料理、老人、自然、ツリーハウス、島、海、私の好きなものがたくさん詰まっててまさにドストライクな本でした。
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同じ作者の「食堂カタツムリ」を思わす出だし。それよりも更に手には何も持たず、逆に腹の中に子を身籠る一人の女性と、南の島で出会った人々との物語。
“誕生の神秘”に触れて粛然とした気持ちになるところはあれど、まあ、予想通りの話が予想通りに展開し予想通りに決着するといった感じ。
最後に小野寺くんが現れるのが、何これ?っていう気がする。
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ゆるく穏やかな自然体の生き方、生活、人々、すごく素敵で、出産についても色々な形があること、育む人という表現が温かくてよかった。
でもほんと、最後があっけなすぎて「へ!?」という展開。
なんか色々台無しになってしまったような終わりで残念。
せめてもっとアノ人について描写があればよかったのに。