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久しぶりの小市民。
なんだか新キャラ登場で、そっちメインになってないか?と思ったり。
下巻に期待。
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だいすきな小市民シリーズ。
時間の流れがはやいです、とても。
いつもの「僕」目線と今回は小山内さんの彼氏の少年目線の交互で話が進みます。というか少年目線が割りと多く、もうちょっと小鳩くんと小山内さんがみたかったです。
とにかく下巻がたのしみ。
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上巻は微妙な出だしだが、下巻は一気に加速
大好きな作家ですし、好きなシリーズなんですが
一番好きな一冊かもしれません
最後のヒロイン?の一言はある種しびれました、こんなミステリがあっていいのか…
好みもありますが、最高級の出来だと思います
あえて苦言を述べるなら、なぜ上下巻にしたのかと問いたいです
(いやま、商業的な理由でしょうが…)
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2009/03/08〜03/08★読了
待望の「秋期限定〜」です。まだ上巻のみしか読んでませんが、
今回は小鳩くんと小山内さんは互恵関係解消した後なのでまだ絡みがありません。
お互いに新パートナーを得て、今後の展開が楽しみです。
はやく下巻が読みたいです。
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主人公であって主人公では無い主人公?今回、新キャラの登場です。よって、事件担当も小山内さん担当も、その新キャラであって小鳩くんは彼女とデートを満喫。だがしかし、小鳩くんと小山内さんが一緒にいない事に違和感ありまくり。やっぱ、最初から読んでいるファンとしては二人は一緒にいて欲しいよね。そして、終盤にて事件に身を乗り出す小鳩くん。やはり、彼はこうでなければ。続きが気になるので早急に続巻を読まねば。
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夏期限定トロピカルパフェ事件でシリーズ終わったと思っていたので
本屋で見つけたときは本当に嬉しかった゚+(。゚´д`)゚+゚。
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小市民シリーズ第三弾。
以前、作者サイトで予告タイトルを見たときはマロングラッセ事件だったように思う。
読めば栗きんとんとマロングラッセとの相違は明らかであるが、最終的に栗きんとんがタイトルで良かったと思う。
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米澤穂信の秋期限定栗きんとん事件を読みました。小鳩くんと小佐内さんの小市民シリーズ第3弾でした。小鳩くんと小佐内さんは小市民になるためにそれぞれ別の道を行くことにしました。そしてそれぞれ恋人ができて小市民的な生活を送っていたのですが、そこに連続放火事件が勃発するのでした。小佐内さんの恋人の瓜野くんは、小佐内さんを恋人に選んだ事を見てもわかるとおり、人を見抜く目は持っていないのでした。瓜野くんは連続放火事件の犯人をつかまえるために校内新聞に記事を書くのでしたが...小市民シリーズらしく、ほろ苦い結末が待っていますが、それなりに楽しめました。konnok的には仲丸さんの見かけによらない性格がつぼにはまりました。きれいなお姉さんは怖いなあ。
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まだ上巻なので、評価はなしですが…。
小鳩くんにも小佐内さんにも新たな恋人ができたようですね。
ただ相変わらずな二人は愛すべき存在です。
巻を増すごとに小市民から離れてきていると思うのは私だけでしょうか?
ニューカマーの瓜野くんも良い子です。
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“「好き」
「嫌いじゃない、じゃなくて?」
「うん、好き」
「どうしてかな」
「どうして?」
はたとスプーンが止まる。あまりに話がつまらなすぎて、あきれられてしまったのかと思う。しかし小佐内は思いがけず、はっきりと答えた。
「何も殺さずに食べれるから。牛を殺さなくても、ミルクは搾れる。鶏を殺さなくても、卵は採れるの」
その眼差しは、思いがけず冷えきっている。
小佐内は再びスプーンを動かすと、黒いアイスクリームの最後のひとかけらをぺろりと口にする。そして、
「冗談」
と言った。
「甘いから、好きなの。それだけよ」”
小鳩君に、彼女ができました。
小佐内さんに、彼氏ができました。
それでも事件は止まりません。
そして彼らは未だ小市民になれません。
読んでてめっちゃ楽しい。
春期、夏期とは違い、長編話。
彼女のために彼女そっちのけで推理をやっちゃう小鳩君は、ちっちゃな日常の謎を解く。
新聞部部員の瓜野君は小佐内さんにいいところを見せることを第二目標に連続放火魔の謎を解く。
新聞部部長の堂島君はそれでも律儀に小鳩君の電話に出る。
嘘の多い女の子の小佐内さんはひたすら謎だ。彼女が黒幕みたいにみえるよ…。
さてさて放火犯は誰なのか。
小佐内さんは何を企んでいるのか。
新聞部の主導権は誰の手の内にあるのか。
そして、
小鳩君と小佐内さんのよりは戻るのか。
いやはや。
下巻早く読みたし。
“というわけで、ぼくは彼女とつきあうことになった。
ただひとつだけ、問題が。
「じゃ、そういうことでこれからよろしくね、小鳩!」
そう呼びかけられても、ぼくは彼女に答えられないのだ。まずはなんとか、名前を調べるところから始めよう。それには、どうすればいいだろう?
ぼくが思うに、これは下駄箱の名札で片がつく。”
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小市民シリーズ3作目。別離したふたりのその後。落ち着く所に落ち着いたというか。小山内さんの狼っぷりが炸裂してて良い。怪しすぎる。次では過去が語られるのかなぁ?楽しみです。
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「マロングラッセはね、栗を煮て、剝いて、シロップに漬けるの。そうするとね、栗を覆う砂糖の膜ができる」
「ああ、そうやって作るのか」
しかし、小山内はかぶりを振った。
「違う。それは表面だけのことでしょう」
「それだけでいいんじゃないか」
「足りないわ。次に、もう少し濃いシロップに漬けるの。そうすると砂糖の膜の上に、また砂糖の膜ができる。もう少し濃いシロップに漬ける。また砂糖の膜ができる。また、もう少し濃いシロップに。……こうして、何度も何度も繰り返すの」
小山内は、大切な物を守るように、コーヒーカップを両手で包んでいる。目はテーブルの上に向けられ、たぶん何も見ていない。
「甘い衣の上に衣をまとって、何枚も重ね着していって。そうしていくうちにね、栗そのものも、いつかキャンディーみたいに甘くなってしまう。本当はそんなに甘くなかったはずなのに、甘いのは衣だけだったはずなのに。上辺が本性にすり替わる。手段はいつか目的になる。……わたし、マロングラッセって大好き。だって、ほら、なんだかかわいいでしょ?」
うまい言葉が出てこない。そして小山内は、漆塗り風のスプーンをおれに向ける。
「そしてね。あなたがわたしの、シロップなのよ」
いまの話も小山内の迂遠な冗談なのか、それとも別の何かだったのか。
(本文p.169-170)
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面白かった。
この巻で小鳩君が好きになった。
新聞部の彼が報われない。可愛そうだわ。
小佐内さん、相変わらずですね。
回し蹴りの小鳩君が面白かった。なんとなくだけど。
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別れた後も小市民を目指す小鳩君と小山内さん。
その二人の間に連続放火事件というものが出てきた。
小鳩君はどうする?そして、小山内さんは何を考えている?
前作と違い二人が一緒にいることはありませんでしたが二人の間に共通の話題があるせいか、二人が一緒にいるようでした。
事件の結末がどうなるのか、下巻が気になります。
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なんとなく「夏」でこの二人の話は終わりなのかと思っていたので、うれしい驚き。だけど、本作での二人は全くのすれ違い。どうなってんの。