0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:忍者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小鳩くんと小山内さんがなかなか出会わず、「はよ二人くっつけや」なんて思いながら読んでいました。きっと私は作者の術中にちゃんと嵌りながら、本作を読んでいたんだと思います。
素晴らしい本です
2024/08/30 16:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
小山内さんの動向がほとんど出てこず 裏で何をやっているのかと思うとかなりドキドキしながら読んだ上巻でした。
それぞれの高校生活
2015/09/30 14:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
堂島健吾が部長を務める新聞部の一年生の瓜野高彦は、紙面を刷新し、もっとセンセーショナルな記事を載せたいと思っている。だが部長の方針に従う部員ばかりで、自由な記事は書かせてもらえない。そんな瓜野は、部長と話をしに来た女子生徒に一目ぼれをして告白する。彼女の名前は小佐内ゆきと言った。
性懲りもなく小市民を目指し続ける小鳩常悟朗は、ある日、教室に呼び出す手紙を受け取る。差出人はクラスメイトだと判断し、自分の教室に向かった小鳩を待ち受けていたのは、やはりクラスメイトの仲丸十希子だった。彼女から告白された小鳩は、断る理由もなかったので付き合うことにした。
棚から牡丹餅で自由に書けるコラム欄を貰った瓜野だったが、ちょうど良いネタがなく悩んでた。そんな彼に、クラスメイトの氷谷優人は新聞記事の切り抜きを差し出す。それは、連続性の感じられる放火事件の記事だった。
小鳩くんと小佐内さんにそれぞれ彼女彼氏ができて、お互いに普通のお付き合いをしようとするのだけれど、その裏側ではやはり本質を隠すことはできなくて、色々と暗躍してしまう。でも、相手が彼女たちを見くびっているので、その暗躍していることに気づくことはないというのが面白い。読者の方が彼らの本質を知っているのだ。
小佐内のセリフの中で、どうして甘いものが好きかと聞かれて返す返事がゾクッとする。僕の中にあの答えを返す精神性はないな。
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
春季限定、夏季限定は、この秋季限定への序章にすぎなかった。小市民の2人は、それぞれの道へ歩みだす。
投稿元:
レビューを見る
個人的予測では昨年の秋に出すだろうと思っていた米沢穂信のシリーズ最新作が遂に登場!
前作までの主人公だった小鳩くんと小山内さんもちょこちょこ出てくる今作では、新聞部の瓜野くんが主人公。
小山内さんに惹かれてしまった瓜野くんは町で起こっている放火事件の推理を通して気を引こうとするのですが、
そんな彼を見ていると推理する事を純粋に楽しんでしまっていた小鳩くんを思わず思い出してしまいます。
しかし、前二作品とは主人公が変わったことで今作から読み始めた人でもシリーズものだと感じることなく楽しめ
るのではないでしょうか?これをきっかけに前作を読んでみたくなること請け合いです!!
初の上下巻という事で、今から下巻が待ち遠しいです♪
投稿元:
レビューを見る
待ってました!小市民シリーズ第三弾!!
「そしてね。あなたがわたしの、シロップなのよ」
あの夏を境に、お互い違う道を歩み始めた小鳩くんと小佐内さん。
けれど、本当に二人は離れ離れになってしまったのか……?
私は甘くてビターな小市民シリーズの虜です。
表紙が可愛いからって、舐めてかかっちゃ狐に化かさされ、狼に食いちぎられちゃう。
米澤ミステリー恐るべし。
嗚呼、下巻が待ち遠しい!
投稿元:
レビューを見る
小鳩くんがものっそい青春謳歌している…!!
春・夏と行動を共にしていた二人がまさか、秋に来て別々に恋人を作るとは。
瓜野くんは、なんというか、ご愁傷様な匂いが漂っているけれど。
放火との関係……小佐内さんは何を知ってるんだろうか。やらせているのか、やっているのか、傍観者なのか、止めたい側なのか…。
この一巻で健吾が何倍にも好きになった。
投稿元:
レビューを見る
小鳩くんの小憎たらしさ炸裂、を期待していたのに、中心で動いていたのは別の男の子で・・・ちょっと残念。
でも、下巻は小鳩くん炸裂しそうなので楽しみ。
この事件、一体どんな結末を迎えるのだろう・・・とドキドキです。
投稿元:
レビューを見る
待ち焦がれていただけに期待は裏切られなかったのだけれど
上下巻なのですね!
ああ・・蛇の生殺しです。なので★4つ。
投稿元:
レビューを見る
▼こんなところで切らないで一冊にしておくれよと(涙)。これはいわゆる生殺しであった。
▼新聞部の彼は、確実に死亡フラグ立っているけど大丈夫なんですかね? ダメだろうなあ、と苦笑しながら次巻へ。(09/3/5読了)
投稿元:
レビューを見る
うあーやっぱ米澤さんは最高ですなぁー。
さて、狼こと小佐内さん、悪女っぷりにもいよいよ磨きがかかってきたと言うか、まだはっきりと奴がやってると分かったわけではない、と言うか違うんだろうけども、しかしそれにしても彼女の悪質な微笑が目の前に浮かんでくるようです。
ところで小佐内さん、瓜野君の前でも時折本音のようなものも漏らしていますが、瓜野君馬鹿だから全然分かんないのな。って言うか知らないから仕方ないんですけども。むしろアレを聞いて「うああ…」ってなったりニヤついたりするのは読者だからの話で、小佐内さんによる読者サービスとも言えるわけですね。
しかしやはり似た物同士ということか、小鳩君も小佐内さんも恋人を持つ理由が近いですね。まぁ、小鳩君の方は「断る理由が無い」だけだったのかも知れませんが、最初のほうで「偽りとも賢を学べば賢なり」みたいなことを言ってましたからそれもあるんじゃないかと思います(いややっぱりこじ付けかも)。小佐内さんの方は明確に「あなたが私のシロップなの。」って言ってますね。いづれも、普通っぽいことをし続けて、それに慣れれば普通人。最初は物真似でも芯にまで染みればいつかは本物になれるだろう、っていう考え方。相手には別に好意も思い入れもさほど(いや、全く、か)無く、ツールとして見ている。小鳩君は、否定するかも知れないが。
小鳩君、結局望んだレールを走り出したように見えて実際近くの別のレールから見てるだけですねぇ。
投稿元:
レビューを見る
待ちに待った<小市民>の最新刊! 読了後下巻が楽しみで仕方なくなりました。わーん、どうなるんだろう!
投稿元:
レビューを見る
秋期限定やけど、話は秋から春まで進みます。
きっと下巻で秋に戻るのでしょう。
前巻で互恵関係を解消した二人ですが、
離れちゃうと余計お互いが「非」小市民活動をしているように見えてきます。
上巻もいいところで終わってるので、次が楽しみ!!
投稿元:
レビューを見る
下巻の内容までまとめて書きます。読者にはおそらく簡単に犯人や謎が解明できたと思うのだけど、作中の主人公・小鳩くんにとってはそんなことがないわけで。それをキレイに解いていく様は気持ちよかったです。しかし小鳩くんと小山内さん、それぞれ恋人を作っちゃうとは!ビックリでした。
投稿元:
レビューを見る
上巻だから続きが気になる。
小鳩クンが全然動かなかったので、下巻の活躍が楽しみです。
まだ栗きんとんが出てこなかったから、これも下巻の楽しみですね。
小山内さん今回も黒そう・・早く下巻出るといいな。