キミの人生は買い取った!
2015/08/28 13:18
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
学園の皇子だった帝門ヒカルの幽霊にとりつかれてしまった赤城是光は、ヒカルが思いを残した女性たちに、ヒカルの代わりに約束を果たすことになる。左乙女葵、奏井夕雨と少女たちを闇から救い出し、クラスメイトの式部帆夏には告白され、恐れられる赤髪ヤンキーだった是光の生活もかなり変化してきた。その分、斎賀朝衣や頭条俊吾に絡まれたり、近江ひいなにパパラッチされたり、嫌なことも増えたのだが…。
そして今回、是光が相対するのが若木紫織子、小学四年生だ。ヒカルがバージンを買い取ったという彼女は、アイドル顔負けの美少女なのだが、中身は手のかかる野良猫みたいなもの。雀狩りと称してロリコン親父に美人局を仕掛け、金を巻き上げるということをしている。
小学校のプールの更衣室に連れ込まれ、下半身を露出して小学生女子を襲おうとしている様な捏造写真を押さえられてしまった是光は、犬として紫織子の手伝いをさせられることになる。ある目的のために大金を必要とし、素直に甘えることも出来なくなった紫織子にいらつく是光は、彼女に正面からぶつかっていく。
ヒカルの死の真相はまだ全く明かされないのだが、紫織子の境遇を是光が体験していくことで、ヒカルの家族に起きた出来事を感じ取れる構成となっている。しかし今回は、ガチのロリコン展開なので、かなり犯罪臭がするな。小学生のバージンを買うって、口実としても許されるか微妙。
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導入部はお得意のギャグパートでしたね。前巻の引きが帆夏の告白だったので期待してたんですけど、そこらへんちょっと残念です。
紫織子可愛いですね。とくに最後の引越しあたりの紫織子が好きです。ただ、バージンのくだりはちょっと引きました。
久世宗一郎が父親だった、というところは少しだけオイディプス王の話を思い出しました。
次巻は朧月夜。予告を見る限りではヒカルの死に少し近づくのでは?楽しみです。
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野村美月さんの作品はいつも読みやすく、今回もとてもよかったです。
和むような場面も緊迫した場面も全体的に散りばめられているので、どんどん読み進めていけました。最後もわりとすっきりした終わりでよかった。
ところどころにこれからの作品の伏線のようなものもはってあって、続きも楽しみです。
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新年一冊目です。
前巻でまさかの帆夏の告白があったのだが、結局うやむやにしてしまうあたりがかわいいけど、あの人と同じ路線っぽくてちょっとハラハラ。
今回は全世界待望(?)のロリっ子・紫織子が登場。
もう完全にしーこの為だけの3巻でした。ヒカルの死の謎や葵の上は完全にほったらかしw
とりあえず是光さん相変わらずマジイケメン。
しかしラストで遂に葵の上が動く・・・次巻の「朧月夜」の伏線か、いやそうであって欲しいと思うのはやっぱ帆夏の存在なのか。。。
あとまさかのカピ◯ラさん登場に吹いたw
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小学四年生のシビアな人生観を持つませた美少女、紫織子ちゃんの話。どこぞの見境のない幽霊はおいといて、是光が間違った方向に一切進まなかったことにホッとしました。高校生できちんと叱ることができるのは結構すごいです。今後は紫織子ちゃんと是光のほのぼのとした様子がきっと見えるだろうから楽しみです。葵ちゃんも本編に再登場し、今後も関わりそうなのは嬉しい限り。そして冒頭から盛大なごまかし方をした帆夏ちゃんが今巻も可愛い。敵がこれからもどんどん増えるのは間違いなさそうですが、その暴走交じりの可愛さを生かして負けないで!
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2011 12/29読了。ACADEMIAで購入。
源氏物語をモチーフにしたならば避けては通れないロリコン回。
しょっぱなから言動飛ばし気味の若紫編。
細かいところに源氏物語からのオマージュが入っているのが理解できてしまうのは、教科書でここが取り上げられていたせいで自分がロリなせいではないと思いたい。
それにしても、ヒカルの心残りを解決⇒「花」の皆さんは是光に惚れる、パターンが続くと最終的に是光ハーレムができてしまって式部さんが大変だと思うので、ヒカルはもう少しそのへんを気遣ってあげてもいいと思う。
案の定、巻末で葵さんが動いたし・・・次巻どうするのこれ。
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2012年最初に読んだ本。カピバラがこんなところに! 生意気だけど可愛い小学四年生のしーことの交流。是光は「犬」としてがんばった。いつもながら「ヒカルの花」への対応はすごいなー。今後の可愛らしい「妹」との生活はどうなっていくかしら。式部への気持ちがどう動いていくかも楽しみ。
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時間がとれたので一気に読みました。
しーこの性格が前巻末や表紙のイラストからイメージしていたのと大分違っていたので驚きましたが、だんだん素直になっていくしーこはやっぱり可愛かったです。
しーこのバックグラウンドの設定なんかは野村先生らしく感じましたが、ラストはちょっと意外なものでした。前巻の夕雨ちゃんとの関係がああいった形で収まったから今巻は別れはなし、となった感じなのかなあと思ってみたり。
ヒカルが強く意識してる女性の正体は源氏を合わせて考えるとなんとなくわかるような気もしますが、どんな風に描かれるのか楽しみです。
次巻は朧月夜、発売は晩春予定とのことで、首を長くして待ちたいと思います^^
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とりあえず竹岡様の絵がヤバすぎるというところが本書の7割くらいを占めます。紫織子かわいすぎる。少々心を開くのが簡単だったかなとは思うけれど。是光の家に住むことになったことや、最後の次巻への繋ぎに一番わくわくした。とりあえず、帆夏の恋を応援します。
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平安最強のロリっ子若紫の巻。しーこ可愛い。イラストの素晴らしさが際立つ巻でした。そして是光イケメン。
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今回は捻りもない素直な話だったなぁ。
紫織子の大人の振りから、ラストの子供に戻るところがめっちゃ良かった。
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葵と夕顔同様、若紫も面白い話でした。
しーこの性格がわたしが想像していたのとぜんぜん違ってまずそこに驚きました。
是光の周りに女の子がどんどん増えてきているけれど、最終的に誰を選ぶのか楽しみであると同時に、全く想像できない……。
次の話も楽しみです。
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源氏物語をオマージュしている「ヒカルが地球にいたころ…」シリーズの第三作目です。今回は紫の上が核かな。
源氏物語の設定を現代にアレンジし、かつヒカルの死というミステリー要素も取り入れ、面白く読みすすめられます。
ただ、萌え要素?と呼んでいいのかわからないけど、ラノベにありがちなああいうのは無くても充分だなっと個人的には思いますが…
今後どのように結末へ向かっていくのか楽しみです。
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というわけで4巻(朧月夜)と順序が逆になりましたが
(理由は図書館でたまたま朧月夜を見つけたので;)
3巻・若紫、やっとこさ読みました。
うん、さすが「若紫」だけはある!
「朧月夜」を含めても、今回のヒロイン・しーこは
是光をヒカルに重ねる存在としてではなく見てるんですね。
理由が理由なのが笑いますが。
なので、恋愛の対象かはともかく大きな存在になる可能性は
大いにありそうというか。
大きな存在といえば、勿論ツンデレで現時点での最新刊「朝顔」の
ヒロイン・斎賀さんも怪しい。
彼女も同様に是光を是光として見てますからね。
しかし一番是光を是光として見ている、式部さんを
やっぱり応援したいなぁ。
あまりに本編の肝には関わってない彼女ですが、
ヒロインなのだろうか?(笑)
逆に、直接是光ともヒカルとも深く関わっていないのに、
肝には関わっていそうな近江さんも面白い。
その中間にあたる、1巻のヒロイン・葵ちゃん含めて
まだまだ色々ありそうですね。
今回の話そのものは、ちょっと文学少女の2巻(飢え渇く幽霊)と
被る気がしたので星-1です。
ちょっと文学少女と展開が重なりやすいのがこのシリーズは弱点かなぁ。
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良い話でした。掛け値なしに。
こういう話があったっていいじゃない。
しかしまぁちょっと紫織子のキャラが不安定だった気がしないでもなかったけど、最後の破壊力が天元突破だったので不問にしよう(笑)。
人間関係の変化が気になりますね。