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11/4読了。背表紙が言うような、感動のミステリー、という感想もなく。可もなく不可もなし、あえていえばでぃては細かな描写が丁寧ではあるが、パーツが多すぎて散漫な感も。
まあ、読中は楽しかったので特に否定もしないけど、心に何かが残る、ということもなく。
ちょっと残念。
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19歳の青年が自分の過去を辿る。母と姉、そして祖父と祖母、実の父親が絡んだ事件の真相に迫る。かつて住んでいたはずのアパートの訪ね方が面白い。
強引な終わり方かもしれないが、楽しめた。
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先にあとがきを読んだので、すっかりイメージが固定されてしまった。
脇役のエピソードが入り込むことで大筋が希薄になって、
途中、かなりいらいらする。
それにしても、この設定はナイわ。
37歳と20歳だっけ。
しかもワケありなことを女性はわかってる。
気持ち悪いことこの上ない。
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父を殺したのは母だったのか?
母の死をきっかけに、少年は過去を調べ始める。
秘密を抱えた者たちの
「人生を賭した罪滅ぼし」が最後に明かされる。
ということなんだけど、なんかわかりづらい文章だった。
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19歳の少年が、死んだ母親の残した言葉により自分の知らない過去を探しに、かつて住んでいたアパートへ向かう。そこで徐々に露わになってくる、忘れられた、捨てられた過去とは・・・。過去の自分のルーツを捜し求める少年の姿を連作短編風に追った作品で、とても読みやすくはあったのですが、会話主体、主人公(少年)ではない人の視点も多いので、本筋についてもう少し描写がほしかったように思いました。後半にほとんど思い出した!という流れや独白だけで真実が開けていくのが急すぎてもったいない気がしたのです。
少年と同居していた女性については・・・ちょっとどうなのか、といろいろな面で思うことが多かったですね。真相を知ると余計に・・・その説得力をつける描写がほしかったかなあ・・・。
モトネタについては、やっぱりイメージができてしまうので、言及しないほうがよかった気もしなくはないです。
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読みやすくて悪くない、のだが
あまりに次々ころころ出てくる事実が
勘がよい、だけでは片付けられない都合のよさがあり、
なんだか。
エピローグはなくてもよかったかなあ。
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主人公の少年が、母親が死に際に言い残した「あたしが殺したの」という言葉や祖父母の死など、様々なことに疑問を抱き解明していく話。あちこちで出会う人や物で記憶が鮮明になり、最終的には各々の思い違いや謎が解け各々の道に進んでいった話。 伏線回収の「ああそういえば」的な補填が続き、読んでてまたかまたかと展開には飽きてしまった。結局最後の告白でああそうだったので終わるような火サスのような物語だった。
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新参者を思わせる話の進め方。なかなか面白かったんだけど、最後のすいかを下げて、姉のところにやってくるシーンは、要らなかったのでは。
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母性本能をくすぐるテクを持ち、一を聞いて十を知る聡い少年。
亡き母が黒いネクタイを台所で燃やす光景が忘れられず、
親族の死の謎に迫る――。
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幼い頃に自動車事故で亡くなった父親の死には、隠された秘密があったのか。
同棲相手の反対を押し切り、19歳の青年は昔暮らして居た町を訪れ、過去を探り始める。
過去を探る過程で偶然出会う人々の小さな謎も解決していき、本筋の謎のたくさんの伏線を拾いながら読んでいくのが楽しかったです。
そんな凝った構成なのですが、その反面、全体的にバランスが悪くまとまりを欠いてしまっているようにも思えました。
結論の方が最初にありきで、この結論に持っていくための謎という印象が強く、最後は失速感が否めません。
構成が面白いのに勿体ないと思っちゃいました。
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ミステリーになるのかな。 「私が殺したの」と呟いて死んでいった母の過去を探る少年。調べていくうちに自分の記憶も甦る。真相を知った先に待っているのは納得し難い事かもしれない。でも、前に踏み出す勇気になるならそれでもいいのかも。
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ミステリーなのかな。最初は恋愛物だとおもって読み進めて行くと何故か巧妙に謎が深まるばかり。「あたしが殺したの」という母の一言から物語は加速して行く。結末は読んでのお楽しみです。