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意味あることを考えて動けないよりも、
意味がなくても動く。
その先に意味がある。
最近考えてばかりで動けずにとどまっていたから、
まずはやってみようと思う。
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乱暴で強引な友人のせいで、期せずして自動車で北海道旅行をするハメになったニート男子3人組プラス途中参加のワケあり謎の少女。
ニート3人組のキャラ分けが、ナカナカ絶妙なのでは。
また、北海道で加わる登場人物もいい味出してます。
終盤までドタバタしつつ、どこに行きつくのかと思わせたストーリーも、最後はキレイにまとまって。
・・・・・しかしまた、何であえてブルーバードワゴンなんだ?
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普通になるのが嫌で、theが付けられるような生き方を否定する。で、そうこうしてるうちに何が何だか分からなくなって方向性がずれてきて、なんでも分かったふうな顔をしてるくせになんもできない「愚図」になる。
大学1,2年の頃はかなりの愚図だったなと思う。
今はあの頃よりは行動力が伴ってきた分マシだと思うけど、どうだろう。と、改めて考えさせられた。
ぶれない生き方じゃなくて、ぶれるけどズレない生き方。そんな風に人と接して同調したり反論したり、旅をしたり音楽を聴いたり本を読んだりしたい。
後、この本を読んで北海道に行きたくなった。チャリ旅がしたい!
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ニートの少年たちが旅をしながら自分を見つめ直して人生の目的を見つける、といった単純明快なロードノベルかと思いながら読んでいたら、以外というか、やはりというか、結構ひねりが効いていた。
i-Podの選曲が面白いアクセントになっているのに、自分は洋楽に詳しくないためタイトル以上の臨場感を感じられなくて少し残念でした。
まあ面白かったからいいか。
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なんでもありというか雑な文章なのだけれどこのはちゃめちゃさが良い。楽しく読めました。なんか自分って小さくまとまってんなぁ、って苦笑。
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ニート三人組が流されるままたどり着いた北海道。仙台で拾った謎の家出少女に翻弄され、ヤバい人達に追われる身になる青春ロードノベル。
人間は智恵がつくようになると、全ての物事に「意味」を持ちたがる。しかし、それを理由に行動しなくなる。行動することが「意味」であることを忘れてしまう。
登場人物たちの現実逃避の旅が行動することで何かが変わっていく。それはレンチがタカシの部屋の扉を壊した瞬間から始まっていたような気がする。
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展開が早くて登場人物も個性が強くて、サクサク読み進められる。
ずっと気になってた月子のことも、後半でだんだんわかってきて、最後の方には登場人物がみんな人間として成長して終わる。
軽い感じの話ではあるけど、私は好きだ。
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大好きな任侠登場。舞台が北海道。止まらないBGM。それだけで楽しいので、このニート3人がこれから先もきっとニートであることや、実は勧善懲悪だったりすることはなんかもうどうでもいいことになった。
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3人のニートと謎の女の子の北海道旅行、となれば、痛快なイメージを浮かべてしまうのですが。。。。
どこか乗り切れないのです。主人公の一人レンチのハチャメチャさが単なる身勝手でしかない所為なのか。そもそも主人公全員のキャラが爽快さが無く、どこか重苦しい。
前半は北海道への逃避行が描かれ、それがある事をきっかけに叔父さんの農場に飛び込むことになる。でも、その後の主人公たちの変身ぶりが一寸納得できないところ。再生の物語を描こうとしているのは判るけど、なんだか説得力もないし、唐突感があるのです
素材は面白いのに十分生かし切れていないような。
ちょっと残念な作品です。
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「北海道行くべ!」--女性がらみのトラブルでチンピラから追われる無職のレンチは、会社を辞めたばかりのタカシと引きこもりのキノブーを強引に連れ出し、東北道を突っ走っていた。しかも「出会い系」でゲットした美女を仙台で拾うはずが、合流したのは中学生にしか見えない謎の女の子。喧嘩しながらもついに北海道に入った一行だったが、徐々に追手の影が迫ってきて……。ニート×3+家出少女の激動波乱の旅が始まった!
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3人の男と女の子の旅。
ずっと小説を読んでないので、挫折しにくそうなものを選ぼうと思い、本屋で買った本。
映画化もしたそうで、先に映画の予告を見てから読みました。それが失敗だったみたい、映画の印象を引きずってしまってなかなか自分で想像しながら読めなかった。
個人的に気に入ったセリフ
「自分が何を知っているのかを教えてくれるのは、よその会社である」
ああ〜、そういうことってあるよね。って共感した。
違う場所に行って初めて「これは自分の力になってるぞ」とか「何か成長したつもりでいたけど、わたし、何も変わってないじゃん!」って思うことがある。
全員ニートという設定ならではの気づきでした。
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ニート3人組+ダサ少女の北海道ロードノベル
女性がらみのトラブルでその筋の人達に追われているヒモでロクデナシのレンチ
大学中退したヒキコモリのキノブー
「なんとなく」で退職したタカシ
中学からの腐れ縁のレンチによる拉致状態で北海道に行くことになった一同
出会い系でコンタクトを取ったという美女を仙台でピックアップするはずが、現れたのはオーバーオールとメガネ姿のダサ少女の月子
そんな月子に巻き込まれながら北海道の観光地を非効率な順番で転々とする理由とは?そして新たなトラブルに見舞われた一行の行き着く先とは?はなお話
月子が非効率な順番で観光地を巡って、景色を楽しむでもなく不可解な行動をする理由
途中で野宿しているときに話した弟の話
ちゃんと伏線が描かれているので、最後まで読むとけっこう心に響く
月子の無愛想なキャラの理由とかも相まって最後のあたりは泣ける
月子はどんな気持ちで3人と行動を共にしていたんだろうね?
タイトルの「ニート・ニート・ニート」の意味
設定からみればNEET3人の意味なんだろうけど
途中で描かれているダムドの曲「Neat Neat Neat」の方の意味も込められているのがわかる
働いてもいないし、勉強もしていないが、しっかりとした素敵な3人
全く個人的な感想だけど、奥田英朗もこんな話を書いてそうなイメージがあるな
音楽にこだわっていて破天荒なキャラが好き勝手する、みたいなお話
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ヤクザに絡まれるのに終始軽い感じだった。
エンタメだから!と割り切ればそこまでだけど…
ラストは月子の旅の目的がわかって、泣ける部分もあり
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一時ハマって大人買いした著者です。
どうしようもないニート3人プラス不機嫌女子1人で向かうことになった北海道。きっかけを作った奴は逃亡者の身なのに要らんことばかりするから、あちこちでぶっ殺されそうな目に遭います。
「ちょっとテンポの悪い木下半太」みたいな印象がなくもないけれど、それはまたしても私が酒を飲みながら読んだせいなのか。いずれにせよ、もっと評価されても良い作家だという思いは変わりません。
序盤は好きになれなかった登場人物たちのこともだんだん愛おしく思えてくる。ダ・カーポの『宗谷岬』が頭の中を巡るよ~。