クリスタル☆ドラゴン(4) みんなのレビュー

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投稿者：エムチャン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

登場してきて、……もちろん、アリアンロッドもへンルーダも美形ですけどね。あしべゆうほ先生の描かれる人物はどうしてこんなに美しいのか……何より初めてアリアンが、風と火の精を使っての戦い。ワクワクします

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投稿者：弥生丸　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ローマ軍の圧倒的戦力の前にイケニ族は敗れ、アリアンロッドとヘンルーダは奴隷としてローマへ。嘗ての知己アントニウスに保護されて、しばらくは穏やかな日々が続く。一方、バラーに滅ぼされた沈黙の一族の生き残りラズモアは、首尾よくバラーの側近となり命を狙うが、、、

この巻からヴァイキングが登場。ヴァイキングの地ではエリンの妖精の力は及ばず、アリアンロッドを守護していた風の精の王も去ってしまう。

この巻以降、物語が混沌となっていくような。。。

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投稿者：麒麟　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

イケニ族の村にお世話になっていた、アリアンとヘンルーダ。
ローマ軍が攻めてくる中、アリアンは火とかげの王ジーンと、風の精の王パラルダを呼び、反撃を開始する。しかし、アリアンがサークレットの形の変化に気を取られたほんの一瞬に、敵の矢でいられてしまう。
それを、助けにきたイランは、命を投げうってアリアンを守る。
アリアンの名を呼びながら死んでゆくイランを前に、ヘンルーダの額の血の跡は、くっきりと浮かび上がる。

イランの死をきっかけに、どんどん額の血の力に支配されてゆくヘンルーダ。
イランが死んでしまった悲しさと、最後までアリアンと生きることを夢見ていたイランの想いを知ったショックで、心のバランスが崩れていったのでしょう。
みんながアリアンのことばかり見ても、じっと我慢していたヘンルーダ。なのに、一番辛いのは、アリアンがまるでそんなことに無関心だということ。
ヘンルーダのみじめさ、悲しさが、まとわりつくように伝わってきます。

邪眼のバラーはどんどん邪悪さを増してゆきます。アリアンと出あったころのほうが、まだ人間味が残っていたような気がします。
アリアンは、おそろしい敵といずれ戦わなくてはなりません。そのために、もっと力を得なければ……。
いまひとつ、旅の目的がはっきりしないような、焦点がぼけたようなところのあるストーリー展開をしがちですが、行きあたりばったりの、どうなるか予測のつかない旅だからこそ、楽しいのかもしれません。

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投稿者：浅倉南　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　この物語に描かれているローマの衣装は流れるような衣で、とても優雅です。華奢で、ふわふわしていて、とても着心地がよさそう。衣装を見るだけでも一見の価値があります。でも、実際日本人であるわたしが着たら、ただのひきづった布にしかみえないかもしれません。
　それにしても、あしべ先生が描かれる男性キャラはみな美しい。ため息が出ます。線が細いのにたくましくて、その上彫りの深い顔。日本の街中では決してお目にかかれないお顔に見入ってしまいます。