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「サヴォア助人司祭の告白」のあたりで挫折してそのままほったらかしてる。5巻ちゃんと読まんといかんのだよな。でもこれを「小説風」とは言わないと思う。
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子供を育てるとしたらこうすべきだった、ということを、エミールという子供の家庭教師になって本書の中で実現しようとした。
教育は自然人と社会人を育てるためと述べており、これは苫野一徳の自由と自由の相互承認と共通すると言える。今の学習指導要領や経産省の示す未来の学校、ピサ型学力で付けようとする力は、社会人、つまり市民教育に偏っていると感じる。
幼少期は身体的な発達が大事であり、少年期は自然人となるようにすること、思春期青年期は社会人になるよう教育すると述べる。
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「エミール(上)」ルソー著・今野一雄訳、岩波文庫、1962.05.16
405p ¥400 (2021.01.24読了)(2021.01.16拝借)(1973.11.20/19刷)
【目次】
解説 ―ある読者のために― 1962年春、訳者
序
第一編
第二編
第三編
原注
訳注
☆関連図書(既読)
「社会契約論」ルソー著・桑原武夫訳、岩波文庫、1954.12.25
「孤独な散歩者の夢想」ルソー著・今野一雄訳、ワイド版岩波文庫、1991.01.24
「ルソー『エミール』」西研著、NHK出版、2016.06.01
「読書の学校・ルソー『社会契約論』」苫野一徳著、NHK出版、2020.12.30
(「BOOK」データベースより)amazon
「万物をつくる者の手をはなれるときすべてはよいものであるが、人間の手にうつるとすべてが悪くなる」という冒頭の言葉が示すように、ルソー(1712‐78)一流の自然礼讃、人為排斥の哲学を教育論として展開した書。ある教師がエミールという一人の平凡な人間を、誕生から結婚まで、自然という偉大な教師の指示に従って、いかに導いてゆくかを小説の形式で述べてゆく。
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2024年9月29日、TikTokで和田秀樹氏のアカウント発見しフォローした。話題の兵庫県・斎藤元彦 知事についての動画にてコメント欄に、Jean-Jacques Rousseauの「Émileの教育」を挙げてる人がいたので書名「エミールまたは教育について」で検索するも見つからず、こちらの本をブクマしておく。
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現代の感覚からすると差別的だったり、非科学的だったりする主張もありましたが、参考になる考え方も多かったです。
経験の伴っていない観念のみを教えても意味はないという主張には深く共感しました。ただ、観念を先に知っておいて、その後経験した出来事によってその理解を深めるといったシーンも、実際の人生ではありそうです。