ベンチャー的な生き方
2019/10/13 16:06
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る
サイバーエージェント誕生物語です。
小説として読んでも大変面白いです。
この会社は、IT企業の成功者だと思っていましたが、
IT企業の営業のみを専門にやる会社からIT企業へ移行した会社で、
社長の藤田さんはIT関連の専門家ではなく営業畑のみの人で、
それも社会人たった1年で起業し成功した人です。
一番優れている部分は、度胸ハッタリとマネージメント能力で、
それも仕事をガムシャラにすることから学習した能力のようです。
この本は起承転結がハッキリしているので読みやすく、分かりやすいです。
起業にあたって一番必要なことは、右腕となる人材の確保と人脈で、
いくら優れた能力があってもそれを仕事の営業・受注や会社の理念、
将来計画の明確でない経営者はそれなりで終わってしまうのでしょう。
この本は、ベンチャー企業の醍醐味が味わえる作品だと思います。
起業を目指す人にお勧めです。
ビジネスの夢を追う人には必読の書です!
2019/01/06 11:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、著者の企業立ち上げからその後の苦悩や苦労を綴ったノンフィクション小説です。著者は、若い頃、21世紀を代表する企業を立ち上げたいと考え、大人になってからサイバーエージェントを立ち上げ、一応、若かりし頃の夢は実現しました。しかし、その後、我が国を襲ったITバブル崩壊によって、買収の危機に直面し、社内からは厳しく突き上げられ、苦悩の日々を送ります。こうした人生の成功と挫折を赤裸々に語ったビジネス・ノンフィクション小説です。
モチベーション向上に最適の一冊
2017/06/18 00:24
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投稿者:ほーりー - この投稿者のレビュー一覧を見る
藤田社長の名前を耳にすることはあったが、カリスマ的な能力を持つ天才経営者というイメージから、自分とは全く関係ない世界の話だと思っていた。しかしこの本を読んでみて印象がだいぶ変わった。何ていうか意外と普通の人間なんだと感じた。その時その時に最大の結果を残そうとがむしゃらに努力し、時には挫折しながらも周りの人の助けも借りながら粘る。そんな従来のイメージとは正反対の人物像が伝わってきました。もちろん努力したからと言って誰もが彼のようになれるわけではないでしょうが、その生き方は自分の人生をいかに豊かにするか考える上でとても参考になるものでした。自分ももっと頑張らなきゃなと思えました。
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三木谷さん
ベンチャーが叩かれているから、助けないとね
宇野さん
お前の会社なんていらねぇよ
二人とも懐でかすぎる
藤田さんも相当しんどいんだな。
やっぱ表向き華やかにみえても、そこに至るまでにはとんでもない苦労があるんだな。
おれも過労で倒れるくらい自分を強くしたい。
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信念を貫く気持ちは非常に大事。
物事は噂ではなく自分で検証する。
目的のためには人を裏切ることもあることも認識しておく。
投資家は短期的な利益を求める
大きな目標をきめ、ぶれずに進む
株主として拒否権を持てる株は持っておく
まずはやってみる
仕事は与えられるものではない、自ら見つけて作るものだ
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起業での喜怒哀楽の感情の変化など、本の中だが擬似体験をすることができた!
それぞれ出会った人々の懐の大きさもあるがそれを引き寄せる藤田さんの魅力。人脈作りも勉強したくなりました!
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今更読んだけど、面白い。面白過ぎる。
とにかく、ここまで書いて良いのかと思うぐらい
サイバーエージェントの草創期が、赤裸々に綴られている。
果たして、こんなに株価に振り回されながら上場する必要があったのかと感じたが、
『21世紀を代表する企業』になるためには、通らざるを得ない道だったのかと思えた。
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以前読んだが再読。
会社を興し、あそこまで大きくされた著者。今時の若者にはない、ガムシャラ感ははるか年上の私にも勉強になる。
やってるヤツはやっている。やったもん勝ち。
14/02/17-12
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面白かった。
これフィクションだったらありがちだねーで終わってたけど、ノンフィクションだからこその説得力がありました。
自分の会社ともお付き合いのある宇野社長が、こんなにも懐が大きく男前の方だったなんて…!
そうゆうところで、フィクションじゃなくてリアルな世界なんだなと実感出来ました。
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大企業の末端で働くよりもベンチャーで若くしてやりたいことをできるというのは確かに魅力的だし技術的にも人間的にも大きくなれると思う。でも大企業でもその人の仕事の仕方次第で同じ生き方ができるのではないだろうか?
兎にも角にも自分と同じくらいの年齢で起業し幾度もの苦難を乗り越えてきた藤田氏の経営者としての才覚には脱帽するし尊敬もする。仕事のやる気を引き起こさせてくれるそんな一冊。
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サイバーエージェント社長・藤田晋氏の起業ノンフィクション。インターネット広告ベンチャー立ち上げから、東証マザーズ上場、ネットバブル崩壊と目まぐるしい変化。本著の単行本版が出版されたのは2005年ですが、その後10年近くを経て、アメブロ事業等での成長は、著者の経営者としての力量でしょう。
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藤田晋さんの半生が描かれた作品。
自分が転職時期に読み多くの衝撃をもらった。自分は1冊の本を読み終えるのに1週間以上かかる。しかし、この作品は2日で読み終えてしまった。それほど面白く、読みやすい。
よくある成功者の自慢話しではなく、自己嫌悪にやられいながら、自分の夢に向かう愚直さがたまらない。
今更ながら起業家も読んでみたいと思う。
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学生時代から、社会人、会社を起こし、苦難の連続、それからの日々――。
幻冬舎代表の見城徹も「これは文学だ」と評した一冊。
半生とも言っていい日々の濃縮は、確かに文学的な趣がある。特に、学生時代に通いつめていた雀荘で行った麻雀が、ビジネスにおいては流行の流れや勝負の掛け時に大いに役立ったとか、ミュージシャンへの夢の挫折から21世紀を代表する会社を作るとか、そういう繋がりを見ることが出来た。
ネットバブルと呼ばれた時代の、輝かしき晴れ舞台の裏側で起こっていた闘争、焦燥というのは、正に波乱万丈。努力を怠らず仕事を何よりも優先し、その中で、生きるということを見出すのは、ワーカーホリックそのものにも見えるが、仕事に対する気持ちを改めさせてくれる。
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アメブロなどを運営するサイバーエージェントの藤田社長の自伝本。
自分がサイバーエージェントを知ったのは、上場からITバブル崩壊で、サイバーエージェントがさんざん叩かれている頃だったかな。
ニュースに踊らされ、正直、サイバーエージェントにいい印象は無かったし、いつ潰れるんだろうか、くらい。
改めて、自伝本を読むと当時のことがよく分かって興味深いですね。
この本からは、何かを知るというより、マインドを感じとるのが大事ですかね(まあ、自伝本は何でもそうですが)。
藤田社長はIT社長なので、技術者出身かと思ってましたが、いわゆる"起業家"気質。どちらかというとマーケティングの人で、直感力がすごいですね。
図太さ、勢い(スピード感)、とにかくやってみるマインドが、やはり経営者の持っている資質で、売ってから作る、行動してから考える(つじつまを合わせる)ような部分も頷けます。
自分が"行動してから考える"というテクニックを知った時には驚きましたが、今では自分でもやっていることに気づきました。
そして、何より人が大事。優秀な人を採用し、優秀な人に支えられるのが、成功の秘訣かな。
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面白かったです。一気に読んだ。
藤田さんはおっとりしているように見えて、世の中を冷静に見つめて曖昧な感情に惑わされず判断を下す。洞察力と決断力に優れた人だと思う。