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例の如く思春期の過剰な自意識を甘やかすのが巧い。
しかしクドいギャグ路線に走っていない、希少な話。
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一度読んだらおなかいっぱいになれる本。嫌いではないが、再読までに間が空く。若干、感情描写がくどいからだ、悪い意味でなく。
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以来、カフェではなくカフェーと言うようになりました。
野ばらさんが紡ぐ文章の【おいしいところ】が抽出されたような本だと思いました。
それこそ珈琲を淹れるように。
おだやかで少々狂おしく、
やさしいけれど切り裂くような、
愛しさと哀しさが同時に溢れるような。
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喫茶店で糸車を回すように紡がれる、ラブストーリー短編集。
昼間っから珈琲で酔える程の珈琲好き、カフェ好きにはたまらないのはもちろん、現実にそのカフェに行きたくなる。しかし現存するカフェが少ないのは残念。
鎌倉の「ミルクホール」には行ってみたいものです。
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未来に残したいお店ばかりが紹介されてます。
友達と一緒に行くカフェではなく、1人で是非とも行きたいお店ばかりが紹介されてます。
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僕の愛する君たちが皆類型的であるのは、過剰な自意識と自己愛の行き着く果てが結局同じだからなのでありましょう。唯一無二の己を愛するが故に凡庸である君よ。僕は君のつまらなさを愛しく思います。
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文学×飲食店という興味が尽きないので、
どっか行きたいなあ、という趣旨で読み返し。
野ばらちゃんの世界にぴったり寄り添った店たちにはいつか行ってみたい。
いまどき骨董品のような恋物語に、時代に取り残されたカフェーたち。
手始めに井の頭公園の宵待草とか、どうかしら。
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カフェーを舞台に、さまざまな人間模様が交錯する短編集。
どれも個性的で、読み応えのあるお話がそろっています。
この本を片手に、カフェー巡りをしてみたくなりました。
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カフェでなく、カフェー。実在する純喫茶を舞台にした嶽本野ばららしい小編集。
登場するカフェーで知ってるのはフランソアと築地、ソワレくらいやけど嶽本野ばら作品は純喫茶によく合うなぁ。時代から取り残されたような…
ジャンルは全く違うけど、二階堂のCMもそういうとこありますなぁ。
糸きりだんごのお店行ってみたい。
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『僕』と『君』が繰り広げる多彩な恋愛模様の短編集。
出てくる「カフェー」も実在する場所で
きっと雰囲気にあった話なのだろうなと読んでから思いました。
昔なのでまだそのカフェーがあるかんかりませんがまだやってるとしたら
行ってみたい気持ちになりました。
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珍しく直接的な性が無く読みやすく、進めやすい。
カフェーが何件か出てくる。
モンチッチでも勝ち取れる。本物だ。
高田渡さんの珈琲不演唱を口ずさみながら。
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阿佐ヶ谷ヴィオロンは大好きなカフェーです。
ブランデー入りのコーヒー飲みながら静かに本読みたいなぁ。
ニュートンの林檎のモンブラン持ち込みで。
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実際にあるカフェーでの短編集。僕の話がちょっと鼻につきますが…(笑)いくつか、訪れてみたいカフェーもありました。
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【本の内容】
時が停止したような、時流に抗うかのごときカフェーを舞台に描かれた、夢とも現ともつかない恋愛物語の数々。
互いに頑なな誇りを持つが故、すれ違い、翻弄されながらも惹かれ合う「僕」と「君」の、さまざまな心の風景が映しだされる。
あの『ミシン』で鮮烈なデビューを遂げた岳本野ばらが、自ら偏愛するカフェーを廻り、店の誕生から今に至る物語を探ってその空間に身を浸し、丹念に紡ぎあげた、香り高き小品集の文庫化。
『ミシン』以前の短編も収録された貴重な一冊。
[ 目次 ]
[ POP ]
嶽本野ばらさんは「こだわり」の人だ。
ひとつひとつの言葉を丁寧に選び、大切に扱う。それゆえ、嶽本さんの放つ言葉は、ガラス細工のように輝いている。
「こだわり」は、けして言葉だけではない。
「カフェー」もその一つ。
だからこの小品集にはカフェーに対する頑なな思い入れや愛情が溢れている。
実在するカフェーを舞台にし、店の歴史や雰囲気が紹介されながら、もう一つの静かなストーリーは展開される。
現実とフィクションが絡みあう不思議な空気がたまらなく心地好い。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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痛々しいくらいに共感できたものが幾つかありました。
野ばら先生怖いです、、、。
名曲喫茶行ってみたいです。