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数学アレルギーとしてはタイトルに警戒してしまったが、実際は読みやすくてクスリと笑えた。この人のユーモアは好きだなー
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大学入って初めて受講したセミナーの課題図書。
あの有名な「国家の品格」の著者の方のエッセイですが、数学のこと以外は全然難しくないのですらすら読める感じ。
こんな冒険的な旅行は絶対できないけど、留学してみたいなぁとも思えた一冊。
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藤原正彦は、何かしら数学に関する作品の方が、最近書いているものよりも面白い気がする。あくまでも勘だが。
2007/12/22
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「日本の土地には涙が心情的に滲んでいる」とのくだりがよかった。辛い事を承知で海外に留学してみたい。
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アメリカという土地での様々な体験を巧みに豊かに、活き活きとあるいは生々しく描き出している。どんなときに何を感じ考えたのかが示され、文章と内容ともに非常に練れていて心地よい。
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今とは時代が違うでしょうが、日本人がアメリカに行って感じるあれこれがたいそう興味深く、特に「アメリカには涙がない」のくだりが好きです。
文章の読みやすさは、さすが理系のひとって感じだ(頭の悪い感想ですみません)。
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私の中にあるアメリカのイメージが少し良いほうに変わった。
でもこれは70年代のアメリカなんだよなぁ。
著者の感情がストレートで楽しく読めました。
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作者の人柄の良さがでている。
数学者独特の思考になるところが面白い。
若いって純粋で無謀で野心的でいいな〜と思った。
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評価3.0
藤原アホさ全快! 笑い転げてしまうw この人なんか自分に似ていると感じてしますのは藤原さんに失礼か?
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藤原先生最終講義記念で、購入。
作中のミシガンでの藤原先生inホームシックの描写に衝撃。
それ、ホームシックじゃなくて季節性鬱病ですから!
直後にフロリダに遊びに行って、見事に回復しているし。
フロリダで、10歳くらいの幼女に本気っぽい恋心抱いているのにも二重の衝撃。
いや、わかくないと書けない本ですよね。処女作。
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周りに数学にかかわる人間がいなかったので、ふっと興味を覚えて購入した本。新田次郎氏が父親であるということを知って驚いた。著者の最初の著作だと思うが、今読み返してみるとこの後に出版していく本の中の主張がすでにこの時点で完成しているようだ。最後の章でアメリカ人の寂しさ(アメリカ人大学院生の寂しさ?)について書いているが、さびしいアメリカ人という書物が昔あったなぁ・・。誰の本だったかな・・。
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覚えてる度:★★★★☆
数学者・藤原正彦氏がアメリカの大学に教授として赴任した時の著書。
大学の授業で読まされたけど結構面白かった。
体験談・エピソードは説得力があるし、日本とアメリカの大学の違いなどの考察は納得。
アメリカの大学は、入学は簡単だけど卒業するまでが大変で日本とは逆という話など。
もちろん日本と比べれば簡単ってだけで日本人がアメリカの大学に入学しようと思ったら大変なんだろうなぁと。
1980年代に書かれたことを忘れそうになる一冊。
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2009年5月 読了
自分が物理をやっているせいかもしれないけど、数学者、得に数論をやっている人に対しては尊敬の念を抱く。そういう人たちは、頭の構造が自分とは比べ物にならないくらいに緻密だろうし、そもそもこの人たちが作った定理があるからこそ、僕等の扱う物理が成り立っている。
そういう視点から著者を見ると、とても数学者とは思えないから面白い。すぐカッとなってアメリカ人と張り合う所、ギャンブルであっという間にすってしまう所、自分が抱いていた数学者のイメージが覆って、とても身近に感じてしまった。
ただ、著者が歴とした数学者であり、文章を書く人としても一流なんだろうということは読んでいて分かってくる。証明が間違っているんだと決めつけて何度も見直す所など見習いたい点です。
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優れた洞察力と筆力をもつ愉快な数学者のアメリカ滞在記。
あっという間に読んでしまった〜。面白かった!!
アメリカ人やカナダ人と話すときにいつも不快に感じていた、彼らの主張的&攻撃的な態度の理由がわかった気がした。
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読み出してこれは面白いと引き付けられる。初めての海外旅行、しかも1年間のアメリカミシガン大学での研究生活と、2年間にわたるコロラド大学での助教授生活での日常が語られる。丁度旅行記か何かのように、経験する場面場面を実に普通の人の眼で見、感じ、行動するさまがそこにはある。著者の物を見る眼の確かさ、感性がひしひしと感じられる。