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藤原氏は数学者であるが非常に文章がうまい。
数学自体にはほとんど興味がなかったが、「国家の品格」が評判になっていたので(そっちではなく)この本を読んでみた。
もともとエッセーが好きだったのと、自分が数年米国生活をしたことも手伝って、非常に楽しく読めた。
その後、小川洋子さんが、私の大好きな「博士の愛した数式」を書くにあたって取材をした数学者が藤原氏であることを知り、ますます藤原氏にはまり、そこから山本夏彦氏にもはまっていったという記念すべき(?)一冊。
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『国家の品格』で有名な数学者・藤原正彦のアメリカ体験記。意外にも文章が上手なことに驚いた。■研究者を志している身の上としては、残念なお話がいくつかあって、ちょっと途方に暮れる思いがした。将来、ちゃんと職を得られるのか、本当に心配だ。。
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上司に勧められて読んだ本。はじめは難しい本なのかなと思ったが、随所で思わず笑えて面白かった。他の本も読んでみたい。
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数学が嫌いだからって理由でこの本を避けないでください。光る視点、引き付ける表現。さりげなくすばらしい文学です。
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数学アレルギーとしてはタイトルに警戒してしまったが、実際は読みやすくてクスリと笑えた。この人のユーモアは好きだなー
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大学入って初めて受講したセミナーの課題図書。
あの有名な「国家の品格」の著者の方のエッセイですが、数学のこと以外は全然難しくないのですらすら読める感じ。
こんな冒険的な旅行は絶対できないけど、留学してみたいなぁとも思えた一冊。
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藤原正彦は、何かしら数学に関する作品の方が、最近書いているものよりも面白い気がする。あくまでも勘だが。
2007/12/22
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「日本の土地には涙が心情的に滲んでいる」とのくだりがよかった。辛い事を承知で海外に留学してみたい。
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アメリカという土地での様々な体験を巧みに豊かに、活き活きとあるいは生々しく描き出している。どんなときに何を感じ考えたのかが示され、文章と内容ともに非常に練れていて心地よい。
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今とは時代が違うでしょうが、日本人がアメリカに行って感じるあれこれがたいそう興味深く、特に「アメリカには涙がない」のくだりが好きです。
文章の読みやすさは、さすが理系のひとって感じだ(頭の悪い感想ですみません)。
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私の中にあるアメリカのイメージが少し良いほうに変わった。
でもこれは70年代のアメリカなんだよなぁ。
著者の感情がストレートで楽しく読めました。
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作者の人柄の良さがでている。
数学者独特の思考になるところが面白い。
若いって純粋で無謀で野心的でいいな〜と思った。
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評価3.0
藤原アホさ全快! 笑い転げてしまうw この人なんか自分に似ていると感じてしますのは藤原さんに失礼か?
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藤原先生最終講義記念で、購入。
作中のミシガンでの藤原先生inホームシックの描写に衝撃。
それ、ホームシックじゃなくて季節性鬱病ですから!
直後にフロリダに遊びに行って、見事に回復しているし。
フロリダで、10歳くらいの幼女に本気っぽい恋心抱いているのにも二重の衝撃。
いや、わかくないと書けない本ですよね。処女作。
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周りに数学にかかわる人間がいなかったので、ふっと興味を覚えて購入した本。新田次郎氏が父親であるということを知って驚いた。著者の最初の著作だと思うが、今読み返してみるとこの後に出版していく本の中の主張がすでにこの時点で完成しているようだ。最後の章でアメリカ人の寂しさ(アメリカ人大学院生の寂しさ?)について書いているが、さびしいアメリカ人という書物が昔あったなぁ・・。誰の本だったかな・・。