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朱雀十五シリーズ3作目。
出た当時はちょくちょくトクマ・ノベルズ版を読み返していたので、ストーリーをけっこう覚えていたが、今読むとペダンティックな割に文体に重厚さが欠けていてバランスが悪いように思える。
バチカンの方はそこまで気にならないんだけどなぁ。
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文字による視覚情報に頭がくらくらしてきます。
今回特に言えるのは、事件の舞台となる屋敷の作りに対する説明が非常に具体的で詳細なこと。これでもかというくらい怪しげな装飾、家具調度、遺品、そしてあちこちに散らばる意味深な言葉・・・どれも印象的な描写で、再登場した際には「あ、あれだ!」と思い浮かぶのが、ちょっと頭がよくなった気がしてうれしいです。
想像力が追いつかない描写もありましたが、最後まで読み終わるころには屋敷の大体のイメージが頭の中に描けるようになっていました。
そして、事件は終わらず次巻に続く・・・
ちなみに、カバーの後ろにもあるように、彼は十五です。別シリーズではありません。
想像よりも結構素直だなと思いましたが、それは加美視点だったり執事視点だったりしたからでしょうか・・・次巻から本気出しそう。
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長い!旧家で起こる完結してない惨劇、この一冊すべてが長すぎるプロローグだろー!。朱雀十五を華々しく迎えるレッドカーペットだと思えば、ま、いっか。加美探偵は前座って事でww。でも、この頃の十五は、そんなに性格が変じゃないぞ?冷静過ぎるほど冷静で、知性は迸ってるけど。
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皆さんが仰っているように、一冊で長い序章になっています。天主家というものがどういう存在で、どのような歴史を持っていて、内部では各人のいかなる画策がぶつかり合っているのかを知る予備知識的な要素があると思います。建物や調度品等の描写が緻密で、イメージが追いつかないことが多々ありました。人物関係についても家系図にどれだけ助けられたか…。情報量が多いので読み応えがあります。
天主家に纏わる一連の事件は本作では解決しません。物語に登場するような旧家特有の雰囲気が祟りという要素もあいまってより不気味さを増しており、独特の世界観が広がっています。本作ではまだ少年だった朱雀が14年後の現在どのように事件を解決していくのか、次作が楽しみです。
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朱雀十五が少年時代に父とともに訪れた洋館で次々と起こる猟奇殺人
先代当主が建てた絢爛豪華な洋館の装飾には様々な意味が込められ
一族に伝わる御宝の在処も洋館にヒントが隠されている
妾が子供達と犯した罪
天岩戸と魔笛
次期当主と探偵の企み
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うわーこえーー!!!
おどろおどろしいままだった!
息子はやっぱり朱雀十五だったのね
加美さんのキャラがよいけど役に立たなかったね
でも誰の差し金だったのかしら
犯人は死んでいた安道?
それとも祖父?
あーこわい
腐臭は臭い
でも嬉しいのは結局助蔵一家で、光道系なのだなあ