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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
水晶宮での二人の時間がなんとも素敵。
そんな時間の後にケリーさんが…
ウィリアムの元を訪れるエマ。だが…
エマの生い立ち、そして新しく勤め先へ。
新しいお屋敷の使用人たちの慌ただしい生活など活気のあるシーンは読みごたえがあった。
すれ違いメロドラマ
2017/05/10 23:45
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジョーンズ家は上流階級ではあるけれど貴族ではないというところが逆に足枷になっているのかもしれませんね。
商売をしているので評判は大事だし。
これが貴族で長男でなければ案外許されたのかも。
戦場のようなキッチンでの女性たちの活躍も良かった。
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
イギリスは国の根幹を揺るがすような敗戦や革命を500年以上経験していない。従って社会構造の変化が他の国と比べてゆっくりである。身分違いの恋に対する障害は現在でもある程度残っているのではないか。(王室から出てしまったヘンリー王子夫妻のように)
ましてやエマの時代は大変だったと思う。だからこそ小説になったのだと思うが。
作品は原作にほぼ忠実な展開。相変わらずの丁寧な絵柄が魅力。
エマの子供時代が描かれていました
2016/10/21 21:25
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投稿者:あやめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
エマの子供のころというか、この主人に雇われて、いろいろおそわったり、教育をうけるところが見たかったので、読めてよかったです。
意外とあっさりしかかいてなくて、また主人もなくなってしまい、思っていたより、シンプルでした。
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この巻から本格的に物語が進むのですが、現代的な考えかと思う『好きなら身分なんて関係ないじゃん』という思考はこの時代には存在しないのかなと思いました。そのために現代的な物語ならすぐに終わってしまいそうな物語でも、『そっちにいくか〜?』みたいに進んでいきます。
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水晶宮で想いを通わせたエマとウィリアム。父親に二人の仲を認めてもらおうとするウィリアムだが当然反対される。そんな折、ケリーが……。エマの生い立ちも描かれるこの巻、エマが不幸すぎてもう(泣)。
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この本の何が魅力って、まずは描写の細かいところでしょうか。背景や人物のちょっとした動作などにも配慮してあるのがたまらなく好きです。何度読んでも新たな発見があるし、この本の中の時代について知れば知るほど明らかになること(知らなければその意味に気づかなかったこと)が多くて。長くなるので続きは3巻の方で(苦笑)
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エマと女主人ケリーの別れを静かに、そしていずれ訪れの時は来ると、覚悟していたにも関わらず、いざその瞬間が訪れるとその覚悟も虚しく大きな悲しみを残された人間は味わうこととなる、という描写を1,2巻通して丁寧に描いている。そして、最終巻まで読んだがケリーとの別離の回が一番好きで演出も巧いと思った。映画的な物語演出方法と丁寧に描かれた背景建物風俗文化描写が「オタク向けのメイド漫画」ではなく「19世紀イギリスを生きる人々のドラマを描く漫画」であるというの事を物語っている。
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ウィリアムちょっとしっかりして!(笑)悪い意味でお坊ちゃんなんだなあ。どうにかそこから抜け出して下さい。エマもウィリアムもさほど好きではないわたしは、この作品の雰囲気と話の筋に引っ張られて読んでいたのですが、ここにきてハキムが大好きな自分を発見しました。ハキムいいよハキム。達観しているような、一見何も考えて居なさそうな多くを語らないキャラは好きです。ウィリアムの兄弟はどこかで見たことあるなと思っていたら「ファミリー」のアンダーソン兄弟だった。共通点は外国の兄弟と騒がしいというだけで良く考えなくても全然似てなかった。お前。
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さりげに2005年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞作品。作者のデビュー作です。
登場人物の心情と細かい動作の描写がピカイチ、そしてヴィクトリア期のイギリス風俗の描写も変態的に上質です。ある意味、ひとつの趣味を突き詰めていったところの頂点のような作品ですよね。そんなところに脱帽です。あとがきちゃんちゃらマンガのテンションも素敵です。
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ふたりっきりの夜のクリスタルパレス。大切な人がもういないことを実感する真夜中の家。出会いと別れが行き交う駅。すれ違いはなればなれのふたりの手に、スズラン。
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先生がこんなにあっけなく物語からいなくなってしまうとは・・・
そしてウィリアムくん、決意がひねくれているというか・・・
この巻を読んでいるときは、ミスター・ジョーンズは好きではなかったのだけどね。この後に出てくるエピソードやもろもろを見ていると、立派な父親なんだなぁと感じます。
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全部で8巻ですが、8巻は外伝ってことなので、ひとまず本編だけ。
ヴィクトリア時代のロンドンを舞台に、ジェントリー(貴族ではないけど社交界などに出ているお金持ち)の青年とメイドとの恋物語。
メイドブームの火付け役といわれてます。
アニメでみて、はまったもので大人買いww
で、よかったのはよかったんだけど、アニメのほうがいいや。
つか、こっちはあっさりしすぎていて「うーん、本当にこれでいいの?」って思ってしまう。ま、アニメはアニメで、思い切ることが所詮出来ない二人なのに、クラス(階級)が違うとかなんとかとうじうじやってるんだけどね。
足して2で割るとちょうどいいかもww
にしても、ヴィクトリア時代のこまごまとしたことが、こまごまと描かれていて、ホームズとか好きな人にはたまらんです。
ついでに、女性が結構肉惑的で、素敵です。エマもお尻大きいしね。その辺が地に足がついてる感じでよい。
なかなか、骨太でした。
が、ようするに「教育ってものがどれほどのものか」というケリーの言葉が真のテーマのような気がいたしますが。
ケリーによって、教養も身につけていたからこそ、エマは彼についていこうと、したのだと思うし、そもそもその教養があったから、ウィリアムは彼女にひかれてたんじゃないかな。
女を堕落から救うのは教養、って昔村上龍がいってたけど、これは金言だと思います。はい。
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ウイリアムがエマを誘って一緒にクリスマスパレスに出かけます。
クリスタルパレスは、完成当時、とても画期的で魅力的なパビリオンだったんですね。
今でもあったら私も行きたかったところです。
『小説エマ』を読んでからなので、わかりやすかったですが、逆に、原作コミックは、かなり言葉足らずなんだということに気付きました。
行間を読むことが必要で、エマファンは、確実に話の流れや、人物の心理がつかめる小説版も読むことをお勧めします。
インド藩主の息子、ハキムの存在が、古い因習から解き放つ大きな役割をになっていることにきづかされました。
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購入済み
出版社/著者からの内容紹介
「エマ」の第2巻。 19世紀末、ロンドン。貴族の青年ウィリアムはメイドとして働く使用人エマに恋をした。身分違いの愛を描くラブロマンス(第2巻)
エマが一人ぼっちになっちゃった。
身分違いは男次第なんだけどなぁなどと思いつつ、ケリー先生に思いを馳せる。
お別れは早すぎないか?