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確かに私は自由が好きだし、平等よりも自由のほうが大切だと
考えているけど、共産主義や全体主義にもいいところはあるし、
自由主義は完璧な体制でないことも知っている。
(もちろん、人類が今までに試したどのシステムよりも優れている
とは思っているが。)
そのことを勘案すると、筆者はあまりにハイエクを盲目的に
崇拝しているのではないか、全体主義を本当に理解しているのか
というところに疑問が残る。そして、どこまでがハイエクの言ったことで
どこからが自分の解釈なのかがいまいちはっきりしない。
ということで、なんだかなぁ〜・・という気がする。
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ハイエクといえば、自由経済の象徴!みたいなところもあり。
ただ、この人のバックグラウンドからすると、自由や経済の健全な発展を何よりも願ってやまなかったんだろうと推測。
経済だけでなく、世界の形のありたい姿・あるべき姿を考える上で一読の価値有!
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「隷従への道」ハイエク著 1944年(昭和19年)初版をテーマにした
読書会(隔週開催 2時間半/1回 合計32週)をまとめた本
ソ連や中国の転換が起こるずっと前に全てを予言していたということに驚く。
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ハイエクの『隷従への道』の邦訳があまりにも酷かったため、副読本として購入。『隷従への道』と併せて読んだ。
渡部昇一氏による、『隷従への道』の解説本である。ところどころに、渡部節が登場するので、それも楽しめる。
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『隷従への道』の概要を把握するにはよいのだろうが、著者の主観が色濃く出ているので、その辺は割り引いて読む必要はあるだろう。短絡的と思われる部分もあるし。
ハイエクの言っている事は同意出来るところもあるし、できない所もある。ハイエクの最大の問題点は労働市場に対する認識の甘さだろう。労働市場には自生的秩序は生まれない。なんでも自由にすればよいというものではない。
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ハイエクの原著を読んだ方が良いのではないか、というのが一つの印象。まあ、忙しい人はそもそもそれが難しいのかもしれないが。