能力開発にも普段の振り返りにも。新入社員にも中堅社員にも。
2020/02/07 19:27
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投稿者:kiiri - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリティカル・シンキングを通したビジネスパーソンの日常業務での考え方改善、能力開発の指南書としてぴったりの一冊。身近な例が取り入れており、理論説明からの応用が理解しやすく、思考停止を防いだり、主体的な行動を考える際にも向いている。新入社員にも、中堅社員にも、それぞれの立場で自己振り返りとして有効活用できる。
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投稿者:ビジネス読書 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビジネスパーソンと話をするうえで基本となる論理的思考力の基本が学べる良書。
「クリティカルシンキング」という言葉に馴染みのない方には若干難しいかもしれませんが、繰り返し読み込みながら、実践の場で活用していくことで、腹落ちすると思われます。
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クリティカル・シンキングを簡単に説明すると「ロジカルに、プライオリティをつけて考えるフレームワークと力」です。
「どういう発想でどういう手順を踏めば良いか」「どうすれば陥りがちな失敗を避けることができるか」という2面からアプローチしていて、各論にケーススタディの演習が付いています。
4CとかPPMといったフレームワークをどうすればきちんと活用するための「ピラミッド・ストラクチャー」の考え方はかなり汎用性がありそうです。
概念的に難しいことはなく、ライトに読むことができました。
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平時に呼んでもあんまし響かない(他ビジネス書にも断片的に通じるので)。
教室でディスカッションする下地を作るためのツールだと思うので
これだけで勉強しよう、だとちょっと物足りないかも。
実際にグロービスに通学し始めて、読んだ単語などが出てくるので、
その場での理解度が違うんだと思う。
実際に通学してみて初めて価値がわかる…という感じかと。
グロービス生用、ですね。
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クリティカルシンキングには4つのステップがある。
1. イシューを特定する
2. 現状を把握する
3. 因果関係を明確にする
4. 仮説・検証を繰り返す
1. イシューを特定する
「今、何を考えれば良いのか?」というイシューを明確にする。目的の定義を明確にし、考え方のフレームワークを使用しながら、目的を果たすためには何を考えれば良いのかを考える。論理の枠組みを構造的に整理し、キーメッセージを抽出する。
2. 現状を把握する
何を分析すれば、キーメッセージを立証できるのか、アウンプットから逆算して、様々な切り口から分析を行う。
3. 因果関係を明確にする
考えられる要因を洗い出し、並べる。それらに対して、「Why?」を繰り返す考えることにより、隠れた前提、見えない問題の因果関係を明らかにして、問題の本質をつかむようにする。
4. 仮説・検証を繰り返す
現状の分析・見えてきた因果関係から、イシューを解決するための仮説を立てる。そして仮説を検証するために必要なデータを集め、仮説が正しいかの検証を行う。更に具体的な仮説を立て、更に検証するというプロセスを繰り返し、イシューの解を探す。
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基本書。ただ、読んだだけでは身につかない。日々実践することが大事。
一回だけではなく、繰り返し読んでモノにして行きたい。
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方法論はこれだけではないだろう。これだけできればいいわけでもないだろう。
ただ、非常に鋭く、犯しがちな過ちの原因を特定しているように感じる。
特に論理構造を理解すること、因果関係を把握することの章が非常に今後役立つことだと感じている。
ことあるごとに読み返したい一冊。
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クリシンは楽しかった!
とにかくイシューずれを意識する。
そして、枠組みで考え、必要なメッセージに必要な要件を考える。
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論理的に考えることは重要。ただし、それだけではない。
論理的正しさより、物事を客観的にどう見ることが妥当かを意識することが重要。
というようなことが書かれていました。
「論理的思考を軸に、より実践で使えるように拡張した思考方法」
といったとこでしょうか?
時間を置いて、もう一度読もうと思っています。
<メモ>
・クリティカルシンキングの4つの姿勢
1)目的は何かを常に意識する。→イシューを押さえる
2)前提条件、置かれた環境に合わせて考える→自分・相手の思考のクセを意識しながら考える。客観的に
3)イシューを踏まえた上で、「考える枠組み」を考える→どんな項目について考えれば、目的達成?
4)問い続ける→Why?So what?True?
・クリティカルシンキングの3つの方法論
1)正しく論理を展開
演繹法・・2つの情報を関連付けて、そこから結論を必然的に導き出す。
帰納法・・観察されるいくつかの事象の共通点に着目し、ルールあるいは無理なく言えそうな結論を導き出す。
(注意点)
・(共通)間違った情報は含まれてないか?
・(演繹法)隠れた前提はないか?
・(演繹法)論理の飛躍はないか?一つ一つの論理展開をWhy?で確認
・(演繹法)ルールを当てはめるべきでない対象に、ルールを当てはめてないか?
・(帰納法)軽率に一般化してないか?理由を説明したときに、たいていの人が納得できるレベルまで事例を観察して一般化
・(帰納法)全体集合を代表するものではないような不適切なサンプリングをしてないか?
2)因果関係を把握
因果関係の条件
・時間的順序が正しいこと 原因→結果
・相関関係が存在すること 一方が変われば他方も変わるか?
・第3因子が存在しないこと 相関関係のない2つの事象の原因となっている因子がないか?
3)構造的にアプローチ
ロジックツリー
○1イシューの特定(何を解決したいのか特定)
○2どこが悪いのかを特定
○3どうして悪いのかを探る
○4どうすればよいのかを考える
(構造化の注意点)
○1目的や課題を明確にする フレームワークありきではダメ
○2感度のいい切り口を考える こう切ればこれが分かるのではないか?という仮説を持つ
○3手を動かしながら考える
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イシューを意識し続けること
意識しなければズレる
正しい方法で正しいレベルまで考える
最後の藁
原因は本当にそれか
自分の思考のクセを把握し、多面的に考える
「なんとなく」は考えてるうちに入らない
基本姿勢
1 目的を意識し続ける
2自他に思考のクセがある
3問い続ける
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逗子図書館にあり
20140620一旦返却
会社員を続けるなら読んだ方がいいかも。
いまの私には、入らないみたい。
次は8ページから
7 問題らしきことを目の前にしたとき、すぐ答えを出そうとするのではなく、じっくりと考えて問題の本質を突き詰めてほしい
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職場の先輩の話に出たので購入。
ビジネスの問題解決を効率良く適切に対応するための思考か。
少し説明すると健全な批判精神をもった客観的な思考であり、事象への疑いをもち、本質を見極めることで、問題解決を効果的に行う思考。
本書にはケーススタディや用語解説、フレームワークが記載されているので、実際に使いやすく理解もしやすい。
まとめたうえで実践していく。オススメ。
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思考系の本としては、かなりよくできている。考え方を教えながら、事例を物語のように紹介できている。演習問題までもその物語の一貫のように書かれていて、ストレスなく読み切ることができた。他の思考系の本が「著者の私はこうやっている」という著者の経験伝授なのに対し、この本は「こうやりましょう」と自信を持って標準スタイルを示しているので、より読みやすい。
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論理的な考え方をわかりやすく整理し、説明しているので理解しやすいと思う。また、事例の多さも特徴であり、学習しやすい内容になっている。
相当練られている感じを受ける。良著。
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・イシューをとらえピラミッド構造にし、仮説を検証する
・5回のwhy
・仮説と検証
・演繹法と帰納法
・言い切れない病。間違うくらいなら結論を出さないほうがいいと思っており、リスクをとらない、大企業のビジネスパーソンに多い
・間違った情報、隠れた前提、論理の飛躍、軽率な一般化
・特異点をさがす
・ファクトを探しすぎない
・精度を求めすぎない
・無理やり肯定結果を出そうとしない