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本書はパニック障害を心の病とはせずに身体の病気として捉えている点が興味深い。パニック障害が起こる一つの原因として自律神経ストームを挙げており、精神という曖昧な点だけで起こるものではないと強く強調している。
パニック障害を持つ人が私の身近にもいるので、どのように付き合っていけば良いのか、どのような治療を勧めていけば良いのかがわかったのはありがたい。
また、薬の依存性について述べ、なるべく薬を使わない治療法について紹介している点も注目すべきであろう。
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パニック障害は単に自律神経を一過的に興奮させて起きる身体の変調。心や脳の病ではない!
薬が依存を招くという知識を基に、薬を上手に用い徐々に減薬していこうという考え。
薬に対する知識を学べる。パニック障害に対するはっきりとした知識が学べるので、自分ではっきりとした対処ができる。
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とてもためになった。
パニック障害についての本は色々読んだが、この本は私の中ではトップクラスの良書。
「どうしよう思考」を「こうしよう思考」にする。そしてそのための方法をたくさん集めておく。少しずつ、実践する。
薬を使わずに不安に対処していく方法がわかりやすく具体的に書いてあり、パニック障害の苦しみから逃げずに正面を向いて「治そう!」と思わせてくれる。たくさんの患者と真剣に向き合ってきた医者の想いがつたわってきた。
パニックとどう向き合えばいいのかわからないという人に強くおすすめしたい。
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☆動悸やめまい、呼吸苦は、自律神経症状だから怖いものではない、と心の中で繰り返しつぶやく。
☆どうしようではなく、こうしよう。